屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

1円61万株の悲喜劇

2005年12月10日 | 日常
みずほ証券の担当者が誤ってコンピューターの端末に入力した売り注文によって
会社の一年分の利益が一瞬で消えてしまった。
わたしは35年以上も経理を担当してきたが、ミスの経験も山ほどある。(泣)
さいわいにして、情報化社会の最先端の業務と直結していなかったので
誤りを訂正する時間があった。

人間は必ずミスをおかす。
耐震偽造のような悪意は論外であるが、
うっかりと錯覚はいつでも起こりえることを予想しなければならない。
最新のコンピューターシステムであっても単純なうっかりミスを防げなかった、
デジタルはアナログに負けたということか。
途方もない損害を会社に与えた担当者であるが、
そこにアナログ的な人間らしさもある。

久々の細かい雪。
向こうの山々はみえないが、
おぼろ月のような陽射しが時折雲間から顔をのぞかせる。




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