百合が原のチューリップ
”週刊ブックレビュー”をみていたら、
半藤一利著の「幕末史」がお勧めの一冊に紹介された。
”黒船来航から西南戦争までの激動の時代、明治は「維新」だったのか、
幕末の志士たちはなにを目指していたのか・・”
「面白そうだね」 と早速購入。
そういえば、同じ著者の「昭和史」は積読だけで一回も開いていないぞ・・
でも、そんなことはたいしたことない、
手許にあるという自己満足だけでこころが癒されることだってある。
東京勤務の13年間、通勤時間は通算で約6240時間もあったが、
通勤途中はほとんど本を手にしていたから、これだけでもかなりな読書量だったと思う。
それが札幌に戻ってからというもの、読書ペースはがたりと落ちた、
原因はいろいろあってね。
まず、電車のなかという、誰にも邪魔されない絶好の読書環境に恵まれなかったこと、
あのガタゴトという揺れが心地よくて読書に最適なんだよ。
あと、パソコン通信の将棋に熱中し、それからホームページやブログに傾注していったこともある。
そして、いまは俳句・短歌、カメラなどなど浅学の趣味が多くて・・
しかも夢中になると、地味な活字の追いかけっこは刺激がなくてね。
まあ、ここしばらくは遠出できないから、
読書メタボリックにならないように、腰を据えて読書に勤しむのもわるくはない。