屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

海辺のカフカ

2008年07月31日 | 


夕陽の三連荘・・何度みても気持ちが癒されます。

「海辺のカフカ」を読みおえたとき、
甲村記念図書館は実在しているような気がした。
父親の呪いから逃れて、
「世界で最もタフな15歳になる」ことを目指すボクは田村カフカ、
引き寄せられるように高知の甲村記念図書館に棲みつくことになる。

そこには、司書の大島さん(性同一性障害)がいて、
恋人を亡くして以来、自分の影の半分を失った佐伯さん(50歳になっても美しい女性)がいる。
 
そして、ナカタさん、
疎開先の事故で過去の記憶と読み書きの能力をなくし、やはり自分の影の半分を失ってしまった。
ナカタさんの過去と現実は甲村記念図書館でボクと交叉する。

夕陽に映えて、屯田の街並に赤みがかってきた。
あのブックオフで「海辺のカフカ」を購入して、
ふわふわした心地のなかでいつのまにか読んでしまった。
星野さんやさくらさんも、とても魅力的に描かれていたしね。

”メタファー”という言葉が何度も出てくる。
”隠喩、暗喩といって、言語表現における修辞技法”ということはわかったが、
頻繁に会話のなかに登場するので、それはちょっとシラケるね。(笑)

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虹と落日

2008年07月29日 | 日常


きょうは落ち着かない不安定なお天気であった。
でも、夕暮れ近くなって、雨はほんのお湿りぐらいと思うが、
なんと屯田防風林からくっきりした虹があらわれた。
そして、JRタワーの右にも薄い虹がもうひとつ・・



すぐに日が落ちて、西空に極彩色の風景が広がる。
虹と夕焼けを撮るため南北のベランダを行き来したりして、
忙しいひとときであった。

では、肝心の写真はというと、
あたふたと焦ってしまって、お天気と同じ落ち着かない写真になってしまった。

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ブログ通信簿

2008年07月27日 | 日常


北側のベランダに佇んで夕暮れを待つ。
日が沈んで、まわりがほの暗くなると、
それを待っていたかのように残照があざやかに西空を染めはじめた。

ブログ通信簿は、指定されたブログ内の記事を分析して、
性別や年齢、影響度などを推定して「通信簿」として表示するサービス。
ブログのURLを入力して「通信簿を作成」ボタンを押すと、通信簿が画像として表示される。

通信簿では推定性別と年齢のほか、意見や感情などを述べる割合を示す「主張度」、
肯定的な表現の多さを示す「気楽度」、更新頻度による「マメ度」、
ブログ記事の引用数などによる「影響度」の4つの項目を5段階で表示する。


物は試し、とさっそくやってみたが、
性別とマメ度は大正解、
でも、ブログ年齢は29歳?、これはブログの内容は青くさいということなのか・・

「マメなあなたはなにをやっても成功します」

今更、そんなこといわれても・・
わが人生は夕暮れのごとく、もう黄昏時を迎えているからね。


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日の丸

2008年07月26日 | 日常


札幌の夏が久しぶりに甦って、気持ちがいい・・

さあ、柔道の次は星野ジャパンだね。
でも、有力選手は調子を落としているし、果たしてメダルに届くかどうか不安になってきた。

それにしても・・
オリンピックやワールドカップサッカーでは「日の丸」を振って応援しても、
入学式・卒業式になると「君が代」や「日の丸」を拒否してしまう。
なんともおかしな二重構造がまかり通る社会になってしまったね。

青い空からため息のような白い雲が二つ三つ・・

夜になると豊平川の花火大会が始まった。
ベランダからみると花火はちょうどJRタワーの真うしろに揚がる。
三脚を車に置いてきたから写真はあきらめた。

手前の森は屯田防風林・・


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北京オリンピックまで二週間

2008年07月25日 | 日常


 向日葵のずつしりとして愁いなし

北京オリンピックまであと二週間・・
誰もが日本選手の活躍を応援することになると思うが、
まず、女子柔道の谷亮子、
はたして五輪三連覇なるかどうか・・
不透明な代表選考会を経て出場するわけだから、相当のプレッシャーはあるだろうね。
もちろん頑張ってほしいが、
ほんとうはアテネの金でおわりにしてほしかった。
北京で負ければ選考会まで遡って批判されるかもしれないし、
それは彼女にとって辛いことである。

それに比べて、女子フィギュアの荒川静香(↑の広告のモデル)、
金メダルを獲って、颯爽とプロに転向してしまった。
今後の活動を考えるとき、ベストな選択であったと思う。

はっきりしないお天気、
外は雨、口直しにガラス越しのシクラメンはいかが。


Canon EOS40D(DC18-200mm F3.5-6.3 IS)
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オオウバユリ

2008年07月24日 | 札幌の風景


屯田防風林の東端まで歩いてみた。
およそ2キロ位にわたり、オオウバユリがあちこちに点在していたが、
東端に近くまでくると、
札幌中のオオウバユリをすべてかき集めてきたような群れに驚かされる。



でも、今夏はここへくるのがちょっと遅かった・・
オオウバユリは待ちくたびれて、いささかお疲れ気味のようであった。


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花釣舟草

2008年07月23日 | 札幌の風景


オオウバユリをみたいと思って、
しばらくぶりに屯田防風林を歩いてきた。
林のなかはようやく濃い緑におおわれて、かすかに草いきれがただよっている。

北海道の一年の半分は冬、残りの半分を春・夏・秋で等分しているので、
夏がはじまったばかりと思ったら、短い夏はあと一月しかない。



花釣舟草が艶やか・・
ここでは黄釣舟草はほとんど見かけない。


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山本モナ不倫騒動

2008年07月22日 | 日常


傷ついた鳩を執拗に襲うカラスを見たことあるが、
今度は二羽のカラスがタッグを組んで、やせ衰えたキタキツネを狙っていた。
思わず石を投げてカラスを追い払おうとしたが・・
その前にキツネは藪のなかへ消えていった。

カラスがたむろして近寄っても逃げようとしない。
発情期のせいか、頭上を掠めるように飛んでいくから不気味である。

山本モナと二岡智宏の不倫騒ぎ・・
芸能人と野球選手がどうしたからといって、民放の凄まじい過熱報道に呆れるばかり。
しかもコメンテーターの振りかざす道徳論に辟易、
これも白々しくて鳥肌が立つぐらいである。

人気者がどこかでミスすると、マスコミとそれに煽られた視聴者が異口同音にターゲットを糾弾・・
その有様は傷ついた鳩やキツネを襲うカラスとなんら変わらない。



二岡選手は頭を丸めて一軍復帰したようだが、山本モナは無期限謹慎とか・・
それもバランスの欠いた扱いである。

”モナ”という名の百合を見かけたから、
「こんど遊ぶときは、もっと骨のある奴がいいよ・・」
といってあげた。


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アルゼンチンタンゴ

2008年07月21日 | 百合が原


演奏はエル・ブエンテ・・

曲目は”ラ・クンパルシーター、カミニート、リベルタンゴ”などアルゼンチンタンゴの名曲が多い。
コンチネンタルタンゴは”ジェラシー、夜のタンゴ”など・・
”碧空”は演奏されなかったが、
力強く哀愁ただようアルゼンチンタンゴのリズムを存分に堪能できてよかった。

そして、アンコール曲は”エルチョクロ”で幕。



百合が原コンサートは二部構成になっており、
幕間?は、ハーブティとクッキーで休憩・・
お腹が空いていたから、いつもの三倍位クッキーを頂いてしまった。

ミモザの樹の下、百合の香りただよう素敵な演奏会であった。

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リリートレインの百合

2008年07月20日 | 百合が原


小学生の図画の授業なのかなあ、みんな楽しそうに絵を描いている。

このような光景は見ていてホノボノするのだが・・



あれっ、リリートレインの百合を独り占めして、
上半身裸のおじさんが気持ちよさそうに昼寝していた。
これはどうかと思うが、そんなこと気にする人はいないようなので・・
あまりうるさく詮索しないでおこう。


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