屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

「二十四の瞳」 なぜ幼い命を奪う・・

2005年12月03日 | 映画
小豆島の岬分校。
赴任まもなく大石先生は子供たちのイタズラで足を怪我をして学校に来られなくなる。
一年生十二人の子供達は大石先生に逢いたくて、
四里の道を先生の家まで歩きだす。
途中、お腹が空いて泣く子、しまいには皆泣いてしまう。
やっと、先生に会えて嬉しい!
キツネうどんをいっぱい食べてから、
大石先生と十二人の子供達は海辺で記念写真を撮る。
「海辺の写真」はこれからの子供達の生きる希望となる。
そして満州事変から太平洋戦争、子供達はみな大きくなり、
それぞれの人生は戦争と貧しさに翻弄されていく。

あれから十八年、
ふたたび岬分校で教鞭をとる大石先生の歓迎会に集まったのは、
十二人の子供達のうち女子が五人(一人病死、一人欠席)、
男子が二人(三人戦死)。
戦争で盲目になった磯吉は見えない目で、あの「海辺の写真」を指でさすりながら、
一人一人の友の名前を呼ぶ。


「二十四の瞳」で大石先生の豊かな愛情を受け、
貧しいけど精一杯生きてきた子供たちのことを考えたとき・・・

広島の女の子、栃木の女の子は、
なぜ幼くして生命を奪われなければならなかったのか、
あまりの無慈悲で卑劣な悪業に言葉もない。


大通七丁目付近のイルミネーション
交通事故紛争処理センターの帰り道。。
コメント (12)