銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

まるで樽の様

2011-04-14 08:22:16 | 日記
シビアな基礎練を開始した。mojo hand の常連であるKo-さんが、ステージの醜態を見かねて教則本を貸してくれたのだ。
本については後述するとして、メトロノームを四分音符=40に設定、これに合わせて開放弦を鳴らす。時計が刻むのは四分音符=60だから、あれより遅いわけ。ピッキングするときの音の大きさにも気を配ろう、朝起きたらまずこれ
鉄弦ギターに触るようになって彼此4年。この頃、左手の指がヴィオラを弾いてた頃に比べ、明らかに太くなってるのに気が付いた。酒からくる「むくみ」というご意見もあろうが
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三月は深き紅の淵を

2011-04-13 21:59:11 | 日記
 三月は深き紅の淵を   恩田陸(1997)   講談社文庫

案外、こんなとこにあるもんだ。さる二次小説のプロローグ、2人の少女の会話を通してこの小説の魅力が語られているのを読んで以来、もう読みたくて読みたくて。市内の大手書店を探し回ったがお目に掛かれず、そしたら土曜日、たまたま行った上水戸ドンキ二階で発見、ただいまさっき読了しました。全四章のうち本日は後ろ二章を通読(その間うちの2号機S.Yairiをずっと眺めてたんだけど、ほんと美しいシェイプのギターだよねー)、まさに奇妙な小説と言ってよいでしょう、本好きなら読むべし。というか、もう皆さん、読まれてる?奥付によれば2001.7月1刷、2010.3月23刷。読まれてるわぁ

書かれた当時、入れ子構造の小説(劇中劇とか話中話の類)が横行してて、それでその形式をさらに捻って変則的に取り入れているようですが、そんな入れ子構造小説のひとつと目されるのは、ダン・シモンズ「ハイペリオン」だと思います。こっちはSFで、1990年代の代表的作品

JAZZネタですが、四章で自身の作風としてノスタルジア(郷愁)という要素を「解説する」箇所がありまして、実はファッツ・ナバロというビ・バップ期のトランペッターが、同じタイトルの曲を残しております。これは out of nowhere という曲のコード進行にナバロがメロをつけたものナンですが、小説と現実を隔てる時空の壁を取っ払うことを意図するとも思える同小説のバックボーンに、最適な選曲なのではないかと思ったりするのでした

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とりあえず、これでも読んでてけろ

2011-04-12 08:21:10 | 日記
先日のピッチの話(2011.4.9)を受け、さっそく調律師Aな方からお返事を頂いています。左下ブックマーク「紫の時代」から入って、4.11「Aの福音」をご覧くださいませ。

師に興味が湧いた、という奇特な方がいらっしゃった場合、同ブログ左の Categories から「ねずみの恩返し」や「広すぎる部屋」などリリカルなページに行かれるのをお勧めします。なにかもうひとつ、とおっしゃるなら「東海道誤十三次」辺りが適当かと思いますが、そこから先はひとつ自己責任ということで、ハイ
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西脇さんのこと

2011-04-11 08:17:51 | 日記
前々回の記事、週末土曜日の西脇さん退職記念ライブの項では、mojo hand で行われたその模様をちゃんと書いてないので、改めて。
西脇さんは還暦一歩手前のフィンガースタイル・ギタープレイヤーで、ライブラリとは1994年(平成6年)の頃からの付き合い。最後期のJAZZ喫茶@水戸末広町「ダウンホーム」のお仲間である。ウラノという、いまはイタリアでスパゲッティこさえてる、はねっかえりのネーチャンと3人で、当時同喫茶店のハウスバンドだった「スタッツ・オールスターズ」の私設応援団を立ち上げ、ウィークデーと言わず週末と言わず、会えば大騒ぎをしていた。なにしろ2人いればボトルは最低でも1本は、毎回空いてしまうのだ。氏の銘柄はジャック・ダニエルというバーボンで、ライブラリはその強烈な味で何度か辛酸を舐めている。定番のサントリーホワイトなんぞは内容量が少なく、我々のテキではなかったな。
しかし西脇氏は単なるのんべえという訳ではなく、JAZZの知識も豊富に持ち合わせていた。最大の功績は、キース・ジャレットの正体を暴いたことで、ジャレットにアイディアを提供した先輩格のジョン・コーツJrのレコードを掛けた時は、さしものマスターも黙ってうなずくしかなかったのだった。
そんな西脇氏が実はギターのフィンガーピッカーであるのが判明したのは、同店が店を閉めることになった1999年10月のこと。(ホントは少し前から披露してたんだったかもしんない)バンドのライブの休憩時、大音量の狭間でそっと弾いて見せたのだ。カントリーブルーズのスタイルで弾かれるそれらの曲は、バンドのメンバーを始め茨城大学JAZZ研究会の子女をも唸らせるちょっとしたもんだったが、おふざけでバンドのテーマ曲(‘おはやし’と我々は呼んでいた)までやってしまうにつけ、全員がぶっ跳んだものである。
以後、氏は某ハウスメーカーでマジメに仕事を続ける傍ら、ギターのレパートリを広げるのに専念、いまや人前で延々一時間半ぶっ続けで20曲+アンコール2曲を披露する凄腕のギタリストになってしまった。そもそも mojo hand にライブラリを連れてって店に紹介したのも、西脇さんの功績なのだ。なんてこと、してくれる!ライブラリが、おれもギター弾いて女の子にもてちゃおうかな、なんて浮気の道に走ったのだってもとはと言えば西脇さんのせいなのだ。もう一度言うべ、なんてこと、してくれる!
(ライブの模様がどこにも出てきませんが、ワタクシ的にはヲーター・イズ・ワイドとか星降る街角とかがよかったような。客が皆、喰い入るように聴いてたっけ。ステージではエレアコ改造したエアーズを弾かれてましたが、生音をマイクで拾う方式でも十分聞こえると思うので、それは今後の参考にさせて頂きます)
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捨て置くカミあれば

2011-04-10 19:22:49 | 日記
ま、捨て置かれたわけではないけれども。ほんじつ日曜日は手許の音源から9枚見繕って、対F田氏用に2号機 S.Yairi を車に積んで、いざ「かしゃま文化会館」に向け、出発。出会いしなの車掌から、ゴトシの打ち合わせがあって急遽駅長が出向いてくる旨、告げられる。程なくやって来た駅長、いい機会とばかり S.Yairi を見せると、これがいたく気に入ったらしく、ダッコしたまま離さないでアルペジオやら何やら色々試している。打ち合わせも無事終わったとの事、こちらも売り物のクラシックギターを持ち出してきて、早速セッション。あちらは百戦錬磨の古ツワモノ(失礼)だがこちらは守備範囲に著しい制限があるので、自然とこちらのレパに合わせる形で進行する。「カントリーロード/耳をすませばバージョン」から入って荒井由美のナンバー、「瞳を閉じて」そして「ひこうき雲」。偉そうにギターにおける分数コードの押さえ方なんどを百年先輩に講義するあほライブラリであるが、こちらの先輩がまたスゴくて、説明と相手の左手を見ながらだけで弾いたことのない(だろう)コードをスラスラとその場で覚えてしまわれる!それなら、ってんで仕上げにシュガー・ベイブ「ダウンタウン」を試みたが、これがほぼ一発で合ってしまうという物凄さ、2,3回通してほぼ出来上がってしまった。むむ、こんな体験はいままでにしたことがないぞ。ユニット作るか、「サンシャイン」とか付けて(当然、週末限定ユニットである、イヒヒ)
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西脇さん退職記念ライブ@mojo hand 、無事終わりました

2011-04-10 08:32:09 | 日記
小林信彦さんの「大統領」シリーズは大変面白いエンタテイメント、ここに旦那刑事という脇役が登場する(鮎川哲也のミステリのパロディらしい)この彼が料理を作るシーンがあって、カレーを作ろうとすると何故かシチューになってしまう。諦めて今度はシチューにしようとすると、これがカレーになってしまう。
閑話休題、通信簿の音楽の項、①音楽の楽しさを知っている、②音楽の楽しさを表現できる、の両方に○がついており、③ひととおり楽器を弾ける、にもまあまあの点がついてて、ただそれは自分の思ってる楽器じゃなくて、片手間に弾いた楽器に対する評価なのだった。さて、あなたな~らどうする~♪

それにしても面白い状況、しばらく様子見
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きのうはチューニングで、きょうはピッチの話(どっちも実生活には、あまり関係ありませんが)

2011-04-09 16:24:31 | 日記
きょうはブログをつけ始めてから442番目の記事なんだそうだ。ご自分で楽器をおやリになる方には、ピッチという問題がある。音の高さの基準とでも言えばよいのか。まずクラシック・チーム。この人たちはラ(ドイツ音名や英音名ではA)を442hz(ヘルツ→1分間に何回振動するか)に合わせるのが、今日のスタンダードである。このラは結構高い。カラヤン=ベルリン・フィルがその黄金時代に、華麗な音で演奏したいってんでこの高いピッチを採用したのが始まり、と聞く。ポピュラーの分野では、それ以前のピッチ、A=440がいまでも標準。一般に売られてる二股スタイルの音叉(おんさ)はこれです。ブルーズやトラディショナルのレコードを聴いているとこの辺がまったくテキトーで、ピッチは440hzよりも一音、もしくはそれ以上低いことが多く、ここではプレイヤーが自分勝手にセットする関係上、決まりごとのようなものはない。さてクラシカル方面の先鋭的分派、古楽の人々はこれまた変わっていて、欧州の各地、さらに作曲された時代で(中世?ルネッサンス?バロック前期?バロック後期?古典派?初期ロマン派?)ピッチをいちいち変える。オーセンティックと言って、往時演奏された様をできるだけ忠実に再演するという見上げたポリシーに応えてるわけであるが、城塞都市ごとに独自のピッチが使われていたとかいう話を聞くと、ロマンを掻き立てられますね。とわ言えその代表格をあげるとするならA=415hzで、これは440hzに対して概ね半音くらい低い
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なぜか鍵盤楽器による曲のはなし

2011-04-08 08:31:59 | 日記
平均律クラヴィーア曲集というJ.S.Bachの大作がございます。クラヴィーアっちゃ現在のピアノのようなもの、なんでも第一巻と第二巻があるのかな?知らんわ、そんなの、とどうか仰らずに。その1曲目、ハ長調前奏曲(プレリュードって言うと、かっこいい)は映画「バグダッド・カフェ」の中で少年がこれを弾くシーンがあって、じーんと来るものがあります、是非ご覧あれ。ところで枕についてるこの‘平均律’っていうのが曲者で、ここに大衆のアクセスを遠ざけてしまう響きがあると睨んでるのですが、さにあらず、これは‘うまーく調律された’位の意味らしいですな。ワシのギターのチューニングももちろん、これ。まあこっちは‘適当に合わせた’位の意味だけど。知り合いに二人いる調律師は、これをきいたら黙っちゃいないだろうけどねー
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桜、咲きました

2011-04-07 08:48:03 | 日記
いつから咲いてたのだろう?気にしてないと判らないもんだな、通勤途中の桜並木のうち10本に一本くらいの割合で咲いております。きょうから小学生の登校が始まり、交差点にはおまわりさんと地域パトロールの方がズラリ。安全運転を心掛けねば
安全運転と言えば、広い交差点ほど事故が多いように思う。車が曲がり易いよう角に大きくRをつけた関係で、交差点自体の面積が広くなり、全体を見渡すのが難しくなってるせいなのでは?車主導で道路等の整備するのは如何なものかと
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懲りないひと

2011-04-06 18:32:57 | 日記
すこーしお酒、復活してます。バーボンをグラスに二杯くらい?すこーしカップラーメン、復活してます。一応、ミニサイズのやつ?夜の散歩?やめちゃったあ、いつのことだっけ?今日会社では、健康診断の検診日の回覧が廻ってきてたけど、忘れてました!私の持病って痛風だけじゃないんだよ。またあの体内に生えるキノコみたいやつの対策もしないと・・・
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在りし日の茨城鉄道

2011-04-05 08:13:47 | 日記
ひょんなことから往年の鉄道写真をネット上に公開されている方のホームページに行き当たった。軽便鉄道の項など興味深く拝見していたが、今後の公開リストと目される中に我が「茨城交通」の名も見える。早速、記事お願いします!的メールを送ってしまったが、先方はこれを快諾してくださり、昨日めでたく公開となった。
たまにブログにもその思い出を書いているが、一体どんな鉄道だったの?と思われてる方は是非、足をお運びあれ。特に3番目の写真にご注目。左後方に貨車を牽くディーゼル機関車が写りこんでいるのがお判りになるだろうか。現在はスーパーになってしまった上水戸駅の裏手には製材所への引込線が延びており、そこで入れ替え作業に勤しむ件の車両をよく眺めたもんだ。この引込線の写真はあまり公開されたことがないので、貴重な資料と言える。ところで、いつぞやブログでひたちなか海浜鉄道の那珂湊駅ホームに留置されていた機関車についての項(2009.12.19 さようなら)があったが、あれはこの機関車のこと。
また、走行中の横揺れに合わせて車内の吊革が一斉に振り子運動をする様について書いたのは(2010.1.27 ローカル線に乗って)、記事中盤に出てくるケハ401というディーゼルカーでの体験である、どうぞご覧ください。

 ※ ブログ左下のブックマーク「はーさんの鉄道・旅・よしなし草」をクリック、40年前の鉄道風景 ⇒ 茨城交通(茨城線・大洗線)で入れます。

はーさんにはこの場で改めてお礼を述べさせていただきます、どうもありがとうございました。
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弦の張り替え、などなど

2011-04-04 08:18:30 | 日記
日曜日は前日の反動を受けてこもりぎみの休日となったが、午後、子供のショッピングに同行、京成デパートはだいぶ賑わいを取り戻していた。しかし震災の影響でエスカレーターが全線ストップ、5階まで階段で昇るのに息の切れる事と言ったら!よせばいいのに、その後8階の本屋まで足を延ばす。ロリロリなハードSF本があって、買おうかどうか本気で悩む。雪風の3巻も文庫化されたんですね。帰路、息子が酒を買おうなどと急に言いだし、馬の背台地(水戸の市街地は東西に延びた台地上にあって、こう呼ばれる場合もある)の下にあるご用達の玉川酒店へ。震災の被害からは立ち直って、やたら乾いた感じの床。しかし酒の陳列はまだ全体の半分程度で、もう少し掛かりそう。赤丸シールのついてる酒は20%引きだそうだが、2万6千円もするバーボンにひっついててもねえ。帰宅後、息子を愛犬の散歩に派遣、その間に2号機S.Yairiを引っ張り出してきて3号機Takamineと交換、昨日のF田氏の助言に従って弦をダダリオのフォスファー・カスタムライトからマーチンのブロンズ・ライトに張り替え。ちなみにタバコの銘柄ではありません。最近、息子がえらくハマっているというナショナル・ヘルスの2枚目、オブ・キューズ&キュアーズを掛けながら、家内飲み会。なんか、単なる日記になってる気がしないでもない・・・
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東へ、西へ

2011-04-03 11:28:29 | 日記
4/2(土)まずは医者だっ!その昔、茨城鉄道茨城線が走ってた道路沿いにある蔵Nクリニックへ。痛風は腫れも収まり、ようやく並みの生活には戻れたと思ってるが、ときどき痛むのでとりあえず鎮痛剤は手許に置いておきたい。フロントでそれだけくれればいいですから、と告げるも、ドクター何か私に言うことがあるらしい、結局診察を受けることになって番号札渡されてロビー。ヴォネガット「ジェイルバード」を持参したので、前回読み終えたところから続きを読む。どうも病院のロビーでしか読書ができない習慣になっている。話は中盤を迎えて盛り上がる、涙、涙のおはなし。前回採血の結果を教えてくれるが、尿酸値=5とのこと、これが8を超えると発作に見舞われたりするのは痛風者の共通認識なのだが、この値が安全域にあっても発作が出るケースもある、とのこと。手持ちの薬が切れた段階でもう一度診てみましょう、となった

午後はCDを慌しく掻き集め、かしゃま文化会館へ。気温が20度にも達するという暖かい日だから、常連さんは皆、家になんか居られないだろう。到着してみるとF田氏が愛器VG-01をテント下で弾いている。早速、弾かせてもらったが、これがすんごく鳴る。屋外で弾いてるのに貨車の奥までよく聞こえるのだ。メロディが弾きやすい様にボディの一部を欠き取った cut away というスタイル、指板にポジションマークが入ってないのも却っておしゃれかも。ご本人も大層この楽器が気に入ってると判る。使用している弦やチューニングの仕方等をあれこれ尋ね、中川イサトの名曲などたくさん披露してもらった。弾いてみた感想だが、このギターは演奏者から弾きたい内容を引っ張り出してくれるよな力がある、そんな勇気が沸いてくる楽器だった。俺もあん時、VG-00、手にいれときゃよかったなー、と S.Yairi に聞こえない様に激しく後悔しました。( VG-00 と S.Yairi SYD-120 は同じギターだって!)そんなこんなで車内放送のほうを放ったらかしにしてしまったが、プレイリストは例によって「かしゃま文化会館」BBSをどうぞ。今回の音源は多数の支持を得たような?

帰宅途中、バーボン買って(ダメでしょ)久しぶりに家で飲んじゃおうかな~と思ったが、酒屋の前まで来て気が変わり、ズルを決め込む筈だった MOJO HAND のアコースティック・ナイトに顔を出すことにした。今晩も演奏は上手く行きそうになかったが、F田氏のVGが恵んでくれた勇気をムダにするのは勿体ないと思ったので。夕食(これがなんと、タコ焼き)後、MOJO に着いたのは21時前、居るわ居るわの大盛況で、都に島流しされたすどぅちゃんの姿も見える。折りしもステージでは震災の被害を被った湊在住のM渕氏が、どん底から立ち戻った喜びをヴォーカルとギターを通してオーディエンスに伝えていた。すぐにライブラリにもお鉢が廻ってきて、初めてお披露目の3号機タカミネもってステージへ。アルマン(ヤンシュ)⇒マイ・ディア・ボーイ(レンボーン)⇒マリゴールド(ハケット)の英国路線。相変わらず椅子の相性が悪くてミスタッチ続出のひどい出来、聴衆の反応もいまーいちだったが、これはこれでよいにしよう、自己採点40点でもきょうは許す。来週は震災で延期になってたN脇氏の退職記念リサイタルで、本人だいぶ気合が入っており、わがタカミネを使ってステージでは縦横無尽のギター・パフォーマンスを展開してくれました。こちらとしては3号機の生音をたくさん聞くことができ(22時を廻るとアンプは自粛なのである)、大変感謝である。例によってお昼すぎまでワイワイ騒いで今回もお開き。ライブラリ的には、マイディア~はもう少し弾きこめばステージでも弾ける気がするのであるが、あまり聴き映えがしないんだろうこれらの曲はここらで一旦全部お蔵入りさせて、しばらく米トラディショナル(こっちも聴き映えがするんだか、しないんだか)路線でいくという当初の計画通り、今後は運んでいこうと思う。なんにしても有意義といえる、春のスタートだったか・・・
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