銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

ひばりの音楽

2010-05-08 17:01:27 | 日記
ボブ・ディラン来日記念で盛り上がるウィークエンド・サンシャインに続いて、世界快適音楽セレクションの本日のお題は「ひばり」。こりゃ、来るな、と思っていると、来た来た。まずはヴォーン・ウィリアムズの独奏ヴァイオリンと管弦楽のための「揚げひばり」。かつて新婚旅行で盛岡の宮沢賢治研究家、板谷先生宅を訪ねた際に、弟子の演奏なんだよーと見せてくれたビデオ録画で初めてこの曲を知った(先生は優れたヴァイオリン教師でもある)。木管の奏でるハーモニーは、まるで水彩画のようにくすんでいて、詩情あふれるヴァイオリンを見事に引き立てている。お次は、アメリカの作曲家、ホーギー・カーマイケルのペンによる「スカイラーク」。こちらはよろしき演奏ながら、この曲独特のメロディやらコード進行やらがすこーし分かりにくくてちょっと残念であった。むかしJAZZピアノをちょこっとたしなんでいた頃、ずいぶんお世話になった記憶があるでございます。なつかしー
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モーダルDチューニングについて

2010-05-08 13:42:23 | 日記
昨日はネタにありつけなかった。ちょっと悔しい。今日は無難なネタで
steppenwolf は中世風の美しい曲だが、その雰囲気はモーダルDと呼ばれる変則チューニングに負う処が大きい。ギターは低い方から順にミラレソシミと調弦するが、これの一番下および上二本をそれぞれ全音下げてレラレソラレと調弦する。同じ音が多いため、共鳴が起こり易い。またソとラという隣あった音にそれぞれ一弦が割り当てられており、メロディにこれを折り込むと普通では得られない味が出る。中近東風のメロディや英国トラディショナルの表現には欠かせない調弦法として世界に浸透してきた。
アルファベット音名ではDADGADと並ぶので、「ダドガド」の名で親しまれているが、ライブラリはガド・チューと呼ぶ。栃木は大平山麓に住む調律師、栃チュー氏に引っ掛けているのは言うまでもない
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GW 終了

2010-05-06 12:37:54 | 日記
今年の特記事項として、5/3(月)の晩餐がある。ウチ(第2皇子を除く4名)+両親+妹&姪(ダンナは仕事で不参加)の計8名で鰻を食したのであるが、第1皇子が此度の就職記念ということで、お代を全部支払った。次々とオレに出来ないことをやってのける息子だ、ホントに感心するぜ。

情けない父親は相変わらず机に向かい、ギターでコピに精を出していたが、バーボンだけは欠かせないらしく、連休最終日の夜8時過ぎにわざわざヤ●ヤまで買出しに出掛けた。ホンット、いい加減にしろよ。とりあえず翌朝までかかって、steppenwolf ひとまず終了。
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お休みは有意義に

2010-05-05 17:56:44 | 日記
今年のGWのうち仕事に費やしたのは2日半、潜在的ワーカホリックの自分には丁度良い?残りは是非、有効に使いたいと、犬の散歩とレコード漁り以外は部屋にこもってコピしていた。いつもは一曲集中で行くのだが、少し高い視点からやったらいいんじゃないの?とばかり、例のコンピCDから先日触れた曲も含め、いっぺんに3曲アプローチしてみた。二人のジョン(レンボーンとジェイムス)によるちょっと楽しいデュオ guitar jump と、デイヴ・エヴァンスのロマンティックな steppenwolf である。前者は予想通り二声の聞き分けに苦戦しているが、好みのタイプの曲なのでじっくりいきましょう。後者はレンボーンの「レディ&ユニコーン」の延長上にあるよな曲だが、モーダルDの変則チューニングを用いてるあたりはヤンシュ風でもある。ライブラリが短調の曲に手を出すというのは大変珍しいことであるが、それだけホレたみたい。しかしいちいちギターのチューニングを替えるのは面倒なので、コピは早いとこ願います
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報告が遅くなりました

2010-05-04 17:05:21 | 日記
the art of fingerstyle guitar SHANACHIE 98009/10

先月27日にお茶の水でゲットしたCD。この日もゲイリー・デイヴィスのフォークウェイズ盤やらマンス・リプスカムのアーフーリー盤やら見つけてしまい、大変後ろ髪を引かれたのだが、購入は一枚!と決めていたので思い切ってそれらを捨て、ブリティッシュ・フォークの棚で見つけたのがこれ、という次第。デイヴィ・グレアム、ヤンシュ、レンボーンの御三家に続き、デイヴ・エヴァンス、ピーター・フィンガー、ジョン・ジェイムスら総勢7人の演奏家による全25曲。早速、聴いてみるとジョン・ジェイムスがレンボーンと「レディ・ナッシングズ・トイ・パフ」をデュエットしたバージョンが収録されており、狂喜。欲しかったですよ、これ。それと、あとになってジワジワ効いてきたのがデイヴ・エヴァンス。彼の「淋しいブタの踊り」というレコはどうもなかなか入手がムツカシイらしいのだが、そこから7曲が収録されている模様。最近、嗜好がアメリカ寄りだったので路線修正にも丁度よかったか?さてさて、どれから始めよう
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