ひらがなの崩るる午後の目借時 あいざわ静子
午後からの講座など、講師の声もふっと遠ざかって、心地よい眠りに襲われる。眠ることが許されない時間、襲ってくる睡魔と戦いながらの文字は、つい崩れがち。崩れている「ひらがな」は、眠気と懸命に闘っている作者の姿にも似ている。「滝」5月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
午後からの講座など、講師の声もふっと遠ざかって、心地よい眠りに襲われる。眠ることが許されない時間、襲ってくる睡魔と戦いながらの文字は、つい崩れがち。崩れている「ひらがな」は、眠気と懸命に闘っている作者の姿にも似ている。「滝」5月号〈滝集〉より抄出。(Midori)
危うく駅を乗り過ぎるところでした。
ユニークな表現ですね。