自転車の灯りの内も外も雪 山口優夢
自転車のライトに照らし出された箇所が「内」、それ以外は、すべて「外」。
この「内」と「外」の境界線は、いつもあやふやで、「内」になったり、
「外」になったり。自転車のハンドルを持つ両手が微妙だからだ。
「内も外も雪」とは言っても、灯りの「内と外」では、雪の質感は随分違う。
「俳句」12月号、角川俳句賞受賞第一作21句より抄出。(Midori)
自転車のライトに照らし出された箇所が「内」、それ以外は、すべて「外」。
この「内」と「外」の境界線は、いつもあやふやで、「内」になったり、
「外」になったり。自転車のハンドルを持つ両手が微妙だからだ。
「内も外も雪」とは言っても、灯りの「内と外」では、雪の質感は随分違う。
「俳句」12月号、角川俳句賞受賞第一作21句より抄出。(Midori)
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