また少し蔵書手放し風邪ごこち 高橋満子
「蔵書手放し」という自分の意志でありながら、寂寥感を伴う措辞に、「また少し」である。その空虚感を「風邪ごこち」という季語に託されて見事である。「日常が詩となる」ということを改めて感じられた作品である。例会でも、一番に頂いた一句。(Midori)
「蔵書手放し」という自分の意志でありながら、寂寥感を伴う措辞に、「また少し」である。その空虚感を「風邪ごこち」という季語に託されて見事である。「日常が詩となる」ということを改めて感じられた作品である。例会でも、一番に頂いた一句。(Midori)
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