かく深く妻を愛して白牡丹 岩岡中正
「阿蘇」6月号 〈近詠〉
先日、知人の結婚披露宴で読み上げられた新婦の手紙を思い出す。
それは、「お父さんは、いつもお母さんのことを『愛しているよ』っていつも
言っていましたね。私もそんな家庭をつくりたい」というような内容だった。
新婦の母は、車椅子の夫にずっと付き添っていらっしゃった。掲句は、
赤星水竹居が、妻のために八代市に建立した観音堂で詠まれた「阿蘇」
主宰の一句だ。白牡丹に、自己投影された情愛が感じられる。(Midori)
「阿蘇」6月号 〈近詠〉
先日、知人の結婚披露宴で読み上げられた新婦の手紙を思い出す。
それは、「お父さんは、いつもお母さんのことを『愛しているよ』っていつも
言っていましたね。私もそんな家庭をつくりたい」というような内容だった。
新婦の母は、車椅子の夫にずっと付き添っていらっしゃった。掲句は、
赤星水竹居が、妻のために八代市に建立した観音堂で詠まれた「阿蘇」
主宰の一句だ。白牡丹に、自己投影された情愛が感じられる。(Midori)
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