十七音のアンソロジー★。・.:・゜'☆,。.:・゜'★

虚と実のあはひに遊ぶ  Since 2008 by Midori♡ H

梅擬

2011-09-20 | Weblog
思うたびに佳くなる昔うめもどき   池田澄子

思い出したくない記憶は、記憶中枢の中で淘汰されて、
美しい昔の記憶だけが、残ってゆくのだろうか。
たとえ辛かった昔も、今では懐かしい記憶となったりして。
「うめもどき」の諧謔のある季語の付け方が楽しい。
2011年版「俳句年鑑」より抄出。(Midori)

4 コメント

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梅もどき (今村征一)
2011-09-20 21:38:59
そろそろ梅擬の実の生る頃ですね。小鳥が実を食べにやってきます。やがて古希の私ですが作者と同じ思いで過ごしています。
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佳くなる (みどり)
2011-09-20 21:45:59
古稀は、昔は稀でも今では普通。
今からたくさんの昔となる事を、
作り出してくださいね♪
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梅もどき (ケイ)
2011-09-25 16:23:55
梅もどき
蔓梅もどき はたしか蔓もどきと同じでしたか。

池田さんの 上五中七 とても共感しています。
何だか自分にあてはまり・・・
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佳くなる (みどり)
2011-09-25 21:11:27
ケイちゃん、蔓もどきは、花の歳時記には
別に掲載されていますが、よく似ていますね。
昔より今を楽しんでいるケイちゃんでしょ
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