十七音のアンソロジー★。・.:・゜'☆,。.:・゜'★

虚と実のあはひに遊ぶ  Since 2008 by Midori♡ H

流星

2013-08-17 | Weblog
「客観写生と言えども、それは主観である」というような虚子の言葉をどこかで読んだことがあります。確かに、客観的に捉えた写生であっても、どこを写生するかとなると主観が働きます。今日、「阿蘇」の例会で、主宰が話されたことは、この虚子の言葉でした。先人が見て来たことを辿るのではなく、自分の目が捉えたものを詠まなければならないと、俳句の難しさを感じながらも、俳句の可能性に心弾む思いでした。(Midori)

手鏡の中の刹那や星流る    みどり


*俳誌「阿蘇」土曜例会、岩岡中正主宰選

4 コメント

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刹那 (歩九里)
2013-08-18 04:03:37
1日=6,480,000刹那 ・ 1刹那=75分の1秒とか
刹那の積み重なりが一生と思えば、今現在の1分1秒が何やら「切なく」おもわれる。
小野小町は「花の色はうつりにけりな・・・・」と詠みました。
小野小町は秋田県湯沢市小野の生まれ、と言われておりますが、わが家内はその末裔(嘘ですが)と思えば・・・思えないか。
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1刹那 (みどり)
2013-08-18 06:02:40
刹那を時間の単位として、数量化できるとは思ってもいませんでした。歩九里さん、ありがとうございます。小町とて時とともにうつりゆく美しさを実感していたのですね。でも俳人は皆さん、10歳は若く見えますよ☆
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星流る (今村征一)
2013-08-18 16:54:04
良い一日を過ごされましたね。
まさにみどり俳句。
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ありがとうございます☆ (みどり)
2013-08-18 17:52:40
中正主宰の句は大胆で、選の幅も広い選となっていました。もっと思いっきり詠んで、自分の世界を広げたいと反省させられました。
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