油照草木虫魚みな必死 井芹眞一郎
今年の猛暑は、命の危険さえ感じる程だったが、それは人間だけでなく、あらゆる生きものとて同じだった。「必死」という言葉の緊迫感がまさしく、「油照」のさまを物語る。平易な漢字と、「みな」という平仮名だけの作品は、どこか心経のようである。「阿蘇」10月号より抄出。(Midori)
今年の猛暑は、命の危険さえ感じる程だったが、それは人間だけでなく、あらゆる生きものとて同じだった。「必死」という言葉の緊迫感がまさしく、「油照」のさまを物語る。平易な漢字と、「みな」という平仮名だけの作品は、どこか心経のようである。「阿蘇」10月号より抄出。(Midori)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます