「何の星だかわかりますか?」との案内に従って九州最大と言われる望遠鏡を覗いた。南阿蘇のルナ天文台だ。真ん丸に横棒がある小さな星が見える。これまで頭に描いていたイメージとは程遠いものだったが土星に違いなかった。「真横から見える土星はとても珍しいのですよ」と仰ったが、何の変哲もないまるで工具の先の断面図のようだったが、やはり感動した。次は、太陽と同じ恒星、アルクトウールスという星を見せて頂いた。「36年前の光を見ているのです」の説明に、「わたしまだ生れてなぁーい」という声がどこかで聞こえてきた。宇宙の広さを実感したことだった。(Midori)
大阿蘇の銀河の端に腰かけて 平川みどり
大阿蘇の銀河の端に腰かけて 平川みどり
水栽培の句を鑑賞して頂き有り難うございます。ヒヤシンスですが、ふくらみ初めて蝸牛の角のような根が日に日にのびる頃が一番楽しみです。秋風が少し冷たくなる頃いつもこのことを考えます。