十七音のアンソロジー★。・.:・゜'☆,。.:・゜'★

虚と実のあはひに遊ぶ  Since 2008 by Midori♡ H

冬瓜

2012-01-11 | Weblog
荒れ畑の自生の冬瓜ごろんごろん    高本伊都子

淡白で癖のない味わいが特徴の冬瓜。
実際に、冬瓜が生っているところを見たことはないが、
冬瓜の存在感が充分に伝わってきて納得してしまう。
飾らないストレートな表現が魅力の一句。
「阿蘇」1月号〈雑詠〉より抄出。(Midori)

4 コメント

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自生 (今村征一)
2012-01-11 21:57:51
冬瓜はどうも糸瓜の一種らしい。となれば大体味はわかる。水分が多いので二三ケ月は持つようだ。ダイエット食だとか女性にはもつてこいの野菜だと思う。
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何と行っても、 (博子)
2012-01-11 22:43:01
「ごろんごろん」のリアルがいいね。私は、なかなかこういう目の効いた作品が書けないのです。
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冬瓜 (みどり)
2012-01-12 07:35:06
冬瓜は秋の季語なのですね。
98%は水分らしいですが、
お料理次第ということでしょうか。
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ごろんごろん (みどり)
2012-01-12 07:37:13
こういうのは、やっぱり見てないと詠めないね。
でもどこかで見たという既視感があって共感しますよね。
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