血の気うつすら昭和の余花として生きむ 山上樹実雄
昭和6年生まれの作者だ。「昭和の余花」と言っても、
まだまだ艶やかなうす紅色を誇っているようだ。
同時発表句に、「残花余花昨夜湯に入りし肌の色」がある。
「血の気うつすら」に、抑制された生気が感じられた。
「南風」代表。「俳句」6月号より抄出。(Midori)
昭和6年生まれの作者だ。「昭和の余花」と言っても、
まだまだ艶やかなうす紅色を誇っているようだ。
同時発表句に、「残花余花昨夜湯に入りし肌の色」がある。
「血の気うつすら」に、抑制された生気が感じられた。
「南風」代表。「俳句」6月号より抄出。(Midori)
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