帰省子に言へば遺言めきて来る 松村葉子
日頃顔を合わせない子が帰省すると、つい、あれもこれもと言って置きたい事ばかり。「遺言めきて来る」という作者であるが、老後ならばいざ知らず、死後のことまで気にかかるのは、誰も同じだ。「遺言」という言葉は、シリアスではあるが、どこかユーモアも感じられる作品である。「阿蘇」11月号より抄出。(Midori)
日頃顔を合わせない子が帰省すると、つい、あれもこれもと言って置きたい事ばかり。「遺言めきて来る」という作者であるが、老後ならばいざ知らず、死後のことまで気にかかるのは、誰も同じだ。「遺言」という言葉は、シリアスではあるが、どこかユーモアも感じられる作品である。「阿蘇」11月号より抄出。(Midori)
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