風花を帰りて足袋の仄じめり 菅原緋沙子
「滝」3月号 <滝集>
青空に舞う雪片を花に喩えて言う「風花」は、とても美しい季語だ。晴れた空から
舞い降りてくる風花は神秘的で、そして感動的ですらある。さて掲句、「風花を帰り
て」の多くを語らない省略の効いた表現に、生活感を感じさせないリアルな実景が
見えてきた。風花は足元を濡らすほどでもなかったのだろう。緋沙子さんの和服で
のお出かけは、きっと心弾むものだったに違いない。(Midori)
「滝」のホームページhttp://sky.geocitiesjp/himatu2008/index.html. 更新
「滝」3月号 <滝集>
青空に舞う雪片を花に喩えて言う「風花」は、とても美しい季語だ。晴れた空から
舞い降りてくる風花は神秘的で、そして感動的ですらある。さて掲句、「風花を帰り
て」の多くを語らない省略の効いた表現に、生活感を感じさせないリアルな実景が
見えてきた。風花は足元を濡らすほどでもなかったのだろう。緋沙子さんの和服で
のお出かけは、きっと心弾むものだったに違いない。(Midori)
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