志功画の女人たずねて走梅雨 相馬カツオ
棟方志功は青森県出身の板画家で、日本が誇る世界的巨匠の一人だ。彼の作品は、女人を描いたものが特徴的だが、女性の中に仏を見出し、女性は仏であるとする志功の女性観によるものだとされる。作者もまた、志功画の女人の中の仏さまに会いに行ったものだろうか。志功画の女人に焦点が絞られ、「走梅雨」という現実の気象現象がうまく調和して、高揚感のある作品となっている。「滝」7月号〈渓流集〉より抄出。(Midori)
棟方志功は青森県出身の板画家で、日本が誇る世界的巨匠の一人だ。彼の作品は、女人を描いたものが特徴的だが、女性の中に仏を見出し、女性は仏であるとする志功の女性観によるものだとされる。作者もまた、志功画の女人の中の仏さまに会いに行ったものだろうか。志功画の女人に焦点が絞られ、「走梅雨」という現実の気象現象がうまく調和して、高揚感のある作品となっている。「滝」7月号〈渓流集〉より抄出。(Midori)
そうですね。
「女人たずねて」が、この句のポイントだと思いました。