十七音のアンソロジー★。・.:・゜'☆,。.:・゜'★

虚と実のあはひに遊ぶ  Since 2008 by Midori♡ H

稲の花

2008-10-16 | Weblog
地震あとを過ぎたる列車稲の花   鈴木幸子
                               「滝」10月号<滝集>
岩手県南部を震源とするM7級の大地震、「岩手宮城内陸地震」が起こったのは、
今年6月14日朝のことだった。そして今、稲の花が香る季節。
幸いにも鉄道に被害はなかったのか、それともやっと復旧したのか・・・
日々の生活の中の見慣れた風景に、いつもとは違う安堵感を覚えている作者なのだ。
日本の稲作文化を支えてきたのは、自然の恵みでありながら、
同時に、大地を揺るがす地震の国でもあるのだ。(Midori)   

2 コメント

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地震 (翡翠)
2008-10-17 15:39:30
地震あとを過ぎたる列車稲の花   鈴木幸子
日本は核断層網を避けることは出来ない、大小にかかわらず
何処かでいつも地震がある僕はときどき日本の国が存在するのを不思議に思うときがある。滋賀は地震の少ない所でもあるが予報ではマグニチュウド8クラスがいつ起こっても不思議ではないといわれている、豊の秋も一抹の不安とともにある
僕は地震、水害、空襲で何度も引越しを繰り返している。
いつも朝仏間での祈りは、先ずは天災でもある。
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地球 (みどり)
2008-10-17 18:07:48
考えてみれば、世界はかつて一つの大陸だったんですね。
マントル対流などの地殻変動で、日本ができたことを思えば、今を生きていることの偶然を感じます。ここ九州もいつか南北の島に分裂するとか・・・私が住む玉名は海の底?なんてことにも~
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