立ち止まる度深みゆく秋思かな 上村孝子
ふっと感じる寂しさや侘びしさは、一体どこから来るのか、秋は誰もがもの思う季節である。さて、立ち止まることなく、まっすぐに進めば、秋思など消えてしまいそうだが、つい立ち止まってしまう作者である。行くほどに深まる秋の景色に、作者の秋思もまた深まっていったのだろうか。「立ち止まる」という日常の何気ない行為が、「秋思」という季語によく活かされた作品である。「阿蘇」11月号より抄出。(Midori)
ふっと感じる寂しさや侘びしさは、一体どこから来るのか、秋は誰もがもの思う季節である。さて、立ち止まることなく、まっすぐに進めば、秋思など消えてしまいそうだが、つい立ち止まってしまう作者である。行くほどに深まる秋の景色に、作者の秋思もまた深まっていったのだろうか。「立ち止まる」という日常の何気ない行為が、「秋思」という季語によく活かされた作品である。「阿蘇」11月号より抄出。(Midori)
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