大木魚ぽくぽく虚子の忌なりけり 利光釈郎
ここ熊本、春光寺においても虚子忌に先んじて法要が営まれたが、
大虚子に相応しい木魚の巨大さとその音が、いまだ印象に残っている。
しかし「ぽくぽく」とは、何と飾らない思い切ったオノマトペだろうか?
虚子の句が、「花鳥諷詠の思想」だと言われる一方で、
朴訥、飾りっ気のない、愚直などと評されることもあるようだ。
「ぽくぽく」には、そんな虚子らしいヒューマンな個性が感じられてよかった。
「阿蘇」7月号より抄出。(Midori)
ここ熊本、春光寺においても虚子忌に先んじて法要が営まれたが、
大虚子に相応しい木魚の巨大さとその音が、いまだ印象に残っている。
しかし「ぽくぽく」とは、何と飾らない思い切ったオノマトペだろうか?
虚子の句が、「花鳥諷詠の思想」だと言われる一方で、
朴訥、飾りっ気のない、愚直などと評されることもあるようだ。
「ぽくぽく」には、そんな虚子らしいヒューマンな個性が感じられてよかった。
「阿蘇」7月号より抄出。(Midori)
朴訥で飾らない句が圧倒的に多いようですね。
そこが虚子の魅力なのでしょうか?
もし、虚子がこの日の木魚を聞いていたら、
虚子もきっと、「ぽくぽく」と詠んだと思います(笑)
虚子の偉大さを詠んだ句だと思った