ことごとくさざなみとなる秋の風 井芹眞一郎
「さざなみ」は、水面に小さな風が吹いた時に生じる現象。それが、「ことごとく」というのだから、水を頂くもの全てが、「さざなみとなる」ということである。「秋の風」らしい寂寥感がじんわりと伝わって来るのは、「ことごとく」と置かれた上五の断定に尽きると思われる。「阿蘇」11月号より抄出。(Midori)
「さざなみ」は、水面に小さな風が吹いた時に生じる現象。それが、「ことごとく」というのだから、水を頂くもの全てが、「さざなみとなる」ということである。「秋の風」らしい寂寥感がじんわりと伝わって来るのは、「ことごとく」と置かれた上五の断定に尽きると思われる。「阿蘇」11月号より抄出。(Midori)
「ことごとく夫の遺筆や種子袋 しづの女」があります。
井芹先生のこの句は見飽きない静けさがある様に思います。
検索すると、20句以上ありますね!
さらなる新しい一句詠んでみたいですね♪