十七音のアンソロジー★。・.:・゜'☆,。.:・゜'★

虚と実のあはひに遊ぶ  Since 2008 by Midori♡ H

冬耕

2012-01-30 | Weblog
火の山のふところ深く冬耕す   井芹眞一郎

世界でも有数のカルデラと雄大な外輪山を持ち、
熊本県のシンボル的な存在として親しまれている火の山、
阿蘇。その火の山を眼前にして、冬耕する作者の喜びが、
「ふところ深く」に、込められていて、大きな感動が伝わってきた。
「阿蘇」2月号〈雑詠〉より抄出。(Midori)

4 コメント

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ふところ深く (今村征一)
2012-01-31 07:55:49
昨年の阿蘇の吟行バスの中から見た景色が浮かんできた。
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火の山 (浩子)
2012-01-31 09:40:07
外輪山に囲まれた阿蘇谷は、まさに大地のふところですね。
太古の姿そのままのその大自然の中で、人々は火の山への畏敬と畏怖の念をもって耕に励むのでしょう。
阿蘇はすばらしい!
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ふところ深く (みどり)
2012-01-31 19:57:35
9月の阿蘇は、本当にきれいでしたね☆
やがてボランティアの皆さんによる野焼きが始まります。
阿蘇の自然が、こうやって守られています。
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火の山 (みどり)
2012-01-31 20:04:52
>火の山への畏敬と畏怖の念をもって耕に励むのでしょう。

私の住むところからは阿蘇は見えませんが、
阿蘇へ行くたびに、そんな思いを深くします。
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