セーターの気儘な旅でありにけり
をちこちに鴨が陣解く日和かな
火の礫吐きたる山も眠りをり
十二月父のごとくに遠嶺星
*「阿蘇」3月号、岩岡中正選
平明で、一読で感動が伝わる句、そんな句を詠みたいと思うようになったのも、主宰の選や選評のお蔭である。自然のありのままの姿は、見るものを深く感動させるが、それを言葉にするのは難しい。じっくりと自然と向き合っていきたいもの。掲句、「セーター」の句は、最近の生活信条としての一句である。(Midori)
をちこちに鴨が陣解く日和かな
火の礫吐きたる山も眠りをり
十二月父のごとくに遠嶺星
*「阿蘇」3月号、岩岡中正選
平明で、一読で感動が伝わる句、そんな句を詠みたいと思うようになったのも、主宰の選や選評のお蔭である。自然のありのままの姿は、見るものを深く感動させるが、それを言葉にするのは難しい。じっくりと自然と向き合っていきたいもの。掲句、「セーター」の句は、最近の生活信条としての一句である。(Midori)