風鈴の風に古りたる句短冊 山本由布子
「風鈴の風に古りたる」という詩的表現に惹かれるが、古くなったのが自分の作品である「詩短冊」とは、何とも切ない。時代にとり残されたような寂寥感は、「風鈴」という昔ながらの風物詩の「風」だからだろうか。「阿蘇」11月号より抄出。(Midori)
「風鈴の風に古りたる」という詩的表現に惹かれるが、古くなったのが自分の作品である「詩短冊」とは、何とも切ない。時代にとり残されたような寂寥感は、「風鈴」という昔ながらの風物詩の「風」だからだろうか。「阿蘇」11月号より抄出。(Midori)