逆光の中より声や冬ざるる 井越芳子
逆光に浮かび上がるシルエット、
誰とはわからなくても、その声はだんだん近づいてくる。
逆光に閉ざされた世界は、白くて冥い。
「冬ざるる」に荒涼とした疎外感が感じられた。
「青山」所属。2012年版「俳句年鑑」より抄出。(Midori)
逆光に浮かび上がるシルエット、
誰とはわからなくても、その声はだんだん近づいてくる。
逆光に閉ざされた世界は、白くて冥い。
「冬ざるる」に荒涼とした疎外感が感じられた。
「青山」所属。2012年版「俳句年鑑」より抄出。(Midori)