ローマの中心、ヴェネツィア広場から出発し、
アッピア街道をめぐるアルケオバス(Archeobus)という周遊バスがあります。
わたしたちはコロッセオ前からこのバスに乗り、アッピア街道沿いのカタコンベや教会を訪れることにしました。
バスは周遊バスによくあるオープンルーフタイプで、8ヶ国語のイヤホンガイドがついています。
乗車時に代金を払うとチケットと使い捨てイヤホンを受け取ります。
ただ座席によってはイヤホンジャックが壊れている場合もあります。
まあイタリアのことですから大目にみてやってください。
ローマ市街の喧騒とさよならするための第一関門がここ、もともとは水道橋だったドゥルーゾのアーチ
(Arco di Druso)です。この付近は道幅がせまく、いつも渋滞しています。
そして、サン・セバスティアーノ門。
改修や修復もされているのだろうと思いますが、とても5世紀の建築物には見えないほどしっかりとしたつくりです。
街道沿いには、いわゆるマイルストーンが1マイルおきに建てられています。
もともとはこんな風に壁があったわけではないと思いますが…。
バスは専用のバス停であれば何回でも乗り降り自由です。
ただし往路と復路では若干ルートが異なるので注意が必要です。
街道沿いにはいくつもの遺跡が残っています。これはマクセンティウス帝の競技場跡だったような…。
こちらはサン・ニコラ教会の遺構です。あっという間に通り過ぎてしまいましたが…。
それでは、いくつかの見どころをめぐってみましょう。