JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

あのお方は枕を高くして休まれておるでしょうか?

2016年06月09日 | s-u

最近のニュースは桝添に始まり桝添に終わるみたいな・・・北海道の大和君が一部消し去った様子もありましたけど、ファンキー加藤も小林麻央さんの進行性癌もこのニュースをかき消すには力不足なんでしょうかねぇ?
正直、私なんざぁ、あの下らない言い訳とも言い難いお話しを拝聴する事に、いや、そもそも拝顔する事じたい嫌気が差しているのですが、都民のみなさんはなおさらなんじゃないでしょうかねぇ

「S君、わりぃけどさぁ、○月△日、オレと一緒だった事にしてくんねぇか」
的、我々庶民のアリバイ作りとは桁も背景も違いますからねぇ、嫁にばれて頭を下げたファンキー加藤を一部見習って、全て認める潔さが今彼に一番求められている事なんでしょうね。

まぁまぁ、いずれにせよ、桝添(オイオイ、呼び捨てかい)だけでなく多くの先生方が同様のアリバイ作りを一生懸命今もなさっておるでしょうし、桁や背景の大きさは違えど、やってる事は我々庶民のそれと同等、いやそれ以下に幼稚だったりするてぇ事が、今回良く分かった気がします。
「そこの大先生、週刊誌にすっぱ抜かれる前に、頭下げといた方がエエんじゃね。なんたってア~~タ、嫁の感のごとく記者の鼻は利くんだから、くわばらくわばら」

話はコロッと変わりまして
「どうも起きたときに首の辺りが痛いんだよなぁ・・・」
ふと思うに、これは枕のせいじゃないかと。

半年ほど前に、長年愛用していた枕が、ついにオヤジ臭に絶えかねて崩壊するという事件がございまして、いくつか合いそうな枕も探してはみたのですが、どうにもピンとこない、結局は家にあったごく普通のふかふか枕で寝る事に

「そういえば、あれからだよなぁ、どうも朝頭が重いのは」

それが先週、
「○○、700円でこんな枕売ってたから、買ってきてみたけど」
それは、今じゃ場末の安宿屋にも有るか無いかてぇ、そば殻の小さめの枕でした。
「オレの高級な頭が、700円の枕って・・・・」

ところが、
あの何とも気持ち悪い(あくまで私感ですよ)沈み込みが無く、頭をあてても高さを保ってくれる、実際、枕をこの安物に変えてから、朝の目覚めがすこぶるよろしいんであります。
「う~~ん、アンタの頭は安物だったんだね。」
って、うるさいよ。
「この安物の枕を、オヤジ臭で崩壊するまで使いつくしてやる!」
悲しいかな、シルク地の羽根枕でも無い700円の安物枕を、私は経費で落とせないんですけどね。(桝添を引っ張るな!笑)

枕と言えば・・・(長くなるよぉ)

「かわるがわるいろんな顔をお目にかけまして、さぞ、お力落としでもございましょう」
八代目雷門助六のように、こんな挨拶から即本題の噺に入るてぇお人もおりますが、マクラという小咄や、世間話から本題に入るというのが一般的であります。
昔は「この噺にはこのマクラ」というのがほぼ決まっていて、違うマクラをもってくると師匠あたりに怒られたそうです。まっ今はそんな事も無いようですけど

昔の髪結床の入り口には海老の絵と床の字が書いてあったそうで、これを「えびどこ」と読ませたそうでありますが
「みろよ、この海老の絵はうまいもんだねぇ、まるで生きてるようじゃねぇかぁ」
「なぁにいってやぁんでぇ、どうみたって死んでるよぉこいつぁ」
「よっしゃ、ならご隠居にきいてみようじゃねぇか」
てんで、ご隠居を連れ出して。
「いやね、この髪結いの海老の絵なんすがね、この海老は生きているか死んでいるか、ご隠居に決めてもらおうてんで・・・どっちっすかねぇ?」
「う~~ん、この海老は、生きてもいない、死んでもいないな、患っておる」
「どうして分かるんです?」
「よく見てごらん、この海老は床についている」

大好きな『枕噺』でした。

「うん、それはイイけど、アンタのマクラは噺にもなってないし、ともかく長すぎるね。素直に認めて止めた方がいいよ。」
「仰せごもっとも、しからば知り合いの第三者に厳しい目で判断していただき、反省はいたしますが、続ける方向でまいりたいと存じます。」
「だめだこりゃ」

さて、今日の一枚は、レニー・トリスターノです。

またしてもお詫びですが、このアルバムも所有はしておりません。れいのMD音源です。また、何処でどう録音したのかも覚えておりません。

評論家児山紀芳や菊池雅章らがトリスターノに嘆願して、『East Wind』という日本のレーベルから発売になった一枚です。
「日本人の好奇心は、レコード会社嫌いのトリスターノでさえ動かす」みたいな(笑)
本人抜粋のソロとトリオ演奏セレクト・アルバムなんですが、鬼才とうたわれしトリスターノらしいと言えばらしい一枚で、一種マニア向けの要素は高いと思います。

こういうのって、好きな人は好きなんだろうなぁ・・・・・でも、何で録音したんだっけ?

DESCENT INTO THE MAELSTROM / LENNIE TRISTANO
1952~66年録音
LENNIE TRISTANO(p) SONNY DALLAS(b) NICK STABULAS Nick(ds)

1.DESCENT INTO THE MAELSTROM
2.DREAM : 1965
3.IMAGE : 1965
4.REHEARSAL FROM RECORDING DATE Take1
5.REHEARSAL FROM RECORDING DATE Take2
6.REHEARSAL FROM RECORDING DATE Take3
7.STRETCH
8.PASTIME
9.JU-JU
10.CON CON



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