JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

シカゴ、カンザスシティーに飛ぶ前に

2017年02月03日 | v-x

しばらく更新をサボっておりましたが、まぁいくつになっても人間は悩む出来事に事欠かぬもので、中年のオッサンは、期待していた事が足下から崩れ落ちたりすると若いときよりも立ち直りが遅かったりします。そんなとこですかね。
さらには『弱り目に祟り目』ってヤツですか?立ち直りかけたら今度は腹をやられましてね、へぇへぇほぼ三日間毎日おかゆ一杯で過ごすという・・・
驚異と言いましょうか何と言いましょうか、この私が酒の一滴すら飲む気も起きない
「奇跡だ!」
酒を飲まずとも寝られる事に改めて気付かされたと、てなわけですわ。(笑)
えっ?仕事?さすがに身体の水分が全て一カ所から出て行くという状態の時にはお休みいたしましたけど、熱も無かったので後は気合いで乗りきりましたよ。そのへんは若者と違い神経も鈍感になった分大丈夫なのかもしれませんね。

そんなこんなで、今朝はフィニアス・ニューボーンJr.の「HARLEM BLUES」で気合いを入れ直し、今は腹下し前のお悩みも「それ以下は無い、後は上昇のみ」とおみくじの大凶を引いた気分で青空を見上げております。(ウソつくな!PC見てるだろ!)

これだけ更新をサボっておりますとお話ししたいことは山ほどあるはずなんですが・・・・それを忘れるのも歳のせいでありますね。
そうそうオヒョイさんがお亡くなりになりましたねぇ、大好きなお方でしたのでとても残念です、まずはご冥福を。

腹下しのピークの日、床につきながら録画して置いた『SONGSスペシャル 福山雅治 SONGLINE(3)ニューオーリンズジャズ』を見ました。

そういえば、何週間か前にとあるヤツが
「バブ、ジャズの発祥はやっぱりニューオリンズかい?」
てな事を訊いてきたことがありましてね、
「そうとは言い切れないけど・・・んなもん本でも読め!」
そんな話にはじつにタイムリーかと見てみたわけです。

私はジャズ評論家でもジャズ史の研究者でもありませんので、「何処でどうジャズが生まれたか」てなことはじつはどうでもイイんですが、仮にジャズの発祥が1800年代後半だとすればその歴史は140年ほど、さらに「JAZZが好き」なんて言っている私が聴いているのは、1950年前後から1970年代、つまりたかだか2,30年という「好き」と言うにはあまりに短い期間なのであります。

番組の内容がどうであったかは別として、ふと、「我が家にある古いジャズの音源を聴いてみよう」なんてことを、トイレの中で思い立ったのでありました。

まずは、誰が演奏しているのかもまったく分からない、ニューオリンズに遊びに行った友人のお土産テープ(もちろんCDに落としていますよ)をば
「フムフム」
録音は新しい(おそらく1980年代だと思います。)もののバリバリのニューオリンズ・ジャズ(「デキシーとの違いは黒人か白人かだ」と言っておられた方がおりましたっけ)
そういえば、この土産をもらって初めて聴いたとき、
「ちと踊ってみる?」
と、愚妻を誘ったことがありました。
その後、スイングの名曲でも誘ったんですが、いずれも無視をされましたっけねぇ。(笑)
って、んなこたぁどうでもイイ(笑)
ともかく、不思議と身体が動きます。

JAZZという名をレコードジャケットに初めて記したのは、ご存じ(?)O.D.J.B.(オリジナル・デキシー・ジャズ・バンド)でありますね。
1917年2月26日(まさに100年前)当事ニューヨークのレストランに出演していた白人バンドでありますが、これをJAZZの初レコーディングと言うと怒る方もおりますんで、あらかじめ
「TIGER RAG」と「ROYAL GARDEN BLUES」を聴いてみました。

「んん~~~」
特に「ROYAL GARDEN BLUES」を聴くと演奏が上手いという感じはしないんですよねぇ・・・歌もなんか笑っちゃうしね。

「王道王道、ジョー・キング・オリバー行ってみよう!」
「BLACK SNAKE BLUES」「SNAKE RAG」「DIPPERMOUTH BLUES」「RIVERSIDE BLUES」
「BLACK SNAKE BLUES」が私は好きですね。

 

「お次は、ジェリー・ロール・モートン」
「SHREVEPORT STOMP」「GRANDPA'S SPELLS」

「え~~~、シドニー・ベシェね」
「EGYPTIAN FANTASY」は、エエですねぇ好きですよこういうの

ここまで来るとそろそろサッチモが出てきそう・・・・

イカン、いくら更新をサボっていたとはいえこれ以上語ったらあまりにも長文過ぎます。
次回、「シカゴ、カンザスシティーにジャズは飛ぶ」をお楽しみに
って、誰も楽しみにはしてないか(笑)
『料理当番、本日の一品』も二週分残っとりますし・・・直ぐに更新します。

さて、今日の一枚は、フィル・ウッズです。
ウッズとジーン・クイルの双頭バンドは、以前「PHIL TALKS WITH QUILL」を紹介しましたが、あれはジャケでイケメンの二人を見ることは出来ませんので、それを堪能していただこうと・・・・
まっそれは冗談としても「PHIL TALKS WITH QUILL」よりはっきりとバードを意識したウッズがこのアルバムには出ているように感じます?
ん?まてよ、ひょっとして古い音源聴きの最後がバードだったからそう聞こえる?

とはいえ、これだけのイケメン、やはり泥臭さは似合わないんでしょうね、「PHIL TALKS WITH QUILL」どうようバトルでは無くアンサンブルといった雰囲気。
それでもそこはかとなく熱さを感じるのは、「バードよ師よ」との二人の思いが伝わってくるからでしょうか。

PHIL & QUILL WITH PRESTIGE / PHIL WOODS
1957年3月29日録音
PHIL WOODS, GENE QUILL(as) GEORGE SYRAN(p) TEDDY KOTICK(b) NICK STABULAS(ds)

1.CREME DE FUNK
2.LAZY-LIKE
3.NOTHING BUT SOUL
4.A NIGHT AT St.NICK'S
5.BLACK CHERRY FRITTERS
6.ALTOLOGY

追伸、
今日は節分、明日は立春
季節の変わり目は、私ばかりで無く体調を崩しがちです。ご自愛召され



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