朝晩の涼しさと虫の声に秋をほんのりと感じていますが「昼間はやっぱ暑いよ」(今日は違いますよ。笑)
さても、夏休み終盤に入ってまたも気分の悪い事件が大阪で起こってしまいましたねぇ。
何らかの事情があるのかもしれませんが、そのやり口というか・・・・
なんなんでしょうねぇ、私みたいな人種には、昨今のこういった事件がどうにも理解不能なのですけど・・・いや、そもそも犯罪てぇもんは理解を超越した次元にあるのかもしれない・・・それでも「何か違う、やるせない」と感じてしまうのは、歳のせいだけとは言い切れないと思うのですよ。
それと同時に
「中坊が夜中にほっつき歩いてんじゃねぇ!」
みたいな、気持ちもあったりしますけどね。
そうそう、そう言いながらですが、昨晩10時過ぎに帰宅するさい、高校生くらいですかねぇ、自転車に二人乗りと一人乗り、計三人の男の子(暗くて性別までは・・)が、楽しそうではありましたが夜道を走っておりましてね。
その子らに対して
「こんな時間にほっつき歩いてないで、早く家に帰れよ」
の一言が出ない。
情けないもんですわ。
その情けなさに大人の責任不足がこういった事件を起こす一因なのだと、実感するのです・・・・
「オレってダメだねぇ」
「バブさん、『進撃の巨人』観ました?」
唐突でありますがSAちゃんです。
「はぁ?オレが映画館にいつ行く?」
まぁまぁ
このお盆休みの間にSAちゃんは、今話題の実写版『進撃の巨人』を観てきたんだそうで
「バブさん、それがね・・・・・」
SAちゃん曰く、三分の二はスクリーンを観ずに終わってしまったというのです。
「バブさん、そもそも私が歯科衛生士をあきらめた理由を知っています?」
って、歯科衛生士を目指していたことも知らん。
「ほら、歯科でも手術ってあるじゃないですか。メスで切って膿を抜いたり、そうするとね傷口がパカって開いちゃうからそこを押さえなくちゃいけないですよ。」
「まぁそうだわな」
「私、その傷口を見るだけで怖くなっちゃって・・」
つまり、彼女は、それほど肉が切れたり、血が出たりといったことが嫌いだというわけです。
「それが、『進撃の巨人』ですよ。リアルはいいけど、ああいうのにリアルっていります?」
私は観ていないので何とも言えませんが、スクリーン上に繰り広げられる巨人と人間との戦いがリアルで、彼女からすると視覚に耐えられなかったと
「絶対、あれはホラーです。超ホラーです。あんなホラーとか、手術中のお腹の中バッチリとか、ああいうのを見せるから、猫を殺して切り刻んでみるなんて子供が増えるんですよ。そんでもってわけわかんない殺しとか起こるんです。(キッパリ!)」
「ふむふむ、SAちゃんの言うことにも一理ある」
そういえば、「コンプライアンス何とか」で、テレビの「おっぱいポロリ」や、「自転車の二人乗り」や、「ノーヘルでのバイク運転」「温泉での頭へのタオル乗せ、アンド湯船で一杯」てなシーンは無くなりましたが、逆に手術での開腹シーンなんかは、ドキュメントだけで無くドラマでさえ増えてきている気がしますしね。
でも、それを観て医療を目指す子供もいるかも知れない・・・
いやいや、私もあれを観るのは得意じゃありませんねぇ
映画は一応『R指定』という涌くがあるのかもしれないけど、テレビはねぇ・・
いや、ネットを使えばどんな画像だって・・・
かといって規制を強めることが良いのかというと、そうとも思えないし。
「難しい問題だけど、内臓バッチリよりおっぱいポロリの方が、オレもイイなぁ」
「そういう話じゃありません!」
さて、今日の一枚は、オリバー・ネルソンです。
どうにもこうにもネルソンというと、後にも先にも『ブルースの真実』と、こうなってしまうのはある意味しかたないと、私なんざぁ思うのでありますが、
過去にも何度か言ったことですけど、ネルソンの個性は「アレンジャーとして活きる」これは間違いないと思っています。
それじゃあサックス奏者としてどうか?
下手な奏者じゃもちろんありませんし、聴くに堪えないなんてまったく感じない、
バラード演奏なんざぁ心地よささえ感じます。
でもね、そこから先がググッと来ないんですねぇ(完全な個人的感想です。)
このアルバムなんぞを聴くと「まさに!」なんて思ったりします。
おそらく、飲み屋でも、一人でも、何をしていても、邪魔にならず、途中ふと耳を傾けてもそれなりに心地よく聴けるんですね、私は。(笑)
NOCTURNE / OLIVER NELSON
1960年8月23日録音
OLIVER NELSON(as,ts) LEM WINCHESTER(vib) RICHARD WYANDS(p) GEORGE DUVIVIER(b) ROY HAYNES(ds)
1.NOCTURNE
2.BOB'S BLUES
3.MAN WITH A HORN
4.4 EARLY MORNING
5.IN A SENTIMENTAL MOOD
6.AZUR'TE
7.TIME AFTER TIME