JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

ヤダ四連発

2015年03月17日 | a-c

なんだか突然暖かくなりまして、全国で20度越え続出という、まぁこのあたりはそこまでは上がっておりませんが、青空に春と花粉を感じております。

そんなバカ陽気の今日、私事ではございますが、私バブは、また一つ老人へと近づきまして、へえへえ、つまりは誕生日なんであります。
「おめでとう!!」パンパン!
誰も祝ってくれませんので、おちゃらけてみました・・・・・

っていうか、この歳になってしまうと
「一つ歳を取ることに何の意味がある?」
という負け惜しみ?近づく赤いちゃんちゃんこをなるだけ遠目に見たい?
つまるところ、誕生日がそれほどめでたい日じゃなくなるという(それ自体が寂しい、笑)
いずれにしても、黙っていても取る歳は、逃れられない老人への坂道なのであります。


♪ そうおね、誕生石ならエメラルド?

「いやぁ、なんだか今日は腰が痛い」
「えっ?!またギックリ腰手前病再発ですか?」
「ギックリ腰手前病ってアンタ」
「バブさん、無理しない方がいいですよ・・・」
「何だよ、その・・・は、歳なんだからってか?」
こんなふうに卑屈になるとこからして年寄りっぽいってぇ事ですけどね。


♪ そうおね、誕生花ならレンギョウよ??

「さっき来たお客さん、なかなか可愛い女(こ)だったねぇ」
「え~~~なんかヤダ、ヤダなぁそういうの、ヤダヤダ」
「ヤダ四連発って何よ?」
「だってぇ、バブさんが若い女の子に・・・可愛いって・・・ねぇ、なんかヤダ」

Sちゃんが言うには、私が若い女性を見て「可愛い」と称すると、とても嫌らしさを感じるってぇんですよ。
「バブさんには、そういうおじさんにはなってほしくない。(キッパリ!)」
「・・・オイオイ、それじゃ若い女性を褒めようとしたら、オレはどう表現すりゃエエんじゃい、ってぇか、50過ぎのオバサンに「可愛い」って言う方がもっとキモイだろうが」
「ン~~~~たしかにそうかもしんないけど・・・でもやっぱりヤダ」

ここでご説明させていただきます。
Sちゃんのお父さんは、ほぼ私と同い年でありまして、つまり彼女はオヤジと私を同一視している感があります。
「そりゃまぁ、オヤジが、芸能人でも見てならまだしも、普通の若い子に「可愛い」って言ったらいい気分はしない、というかそれ以上考えたくないという心境も分からなくもない・・・・・しかしだ!私は「可愛い」を「可愛い」と表現する自由を、チミに侵害されたくわない!」(なんのこっちゃ)

まぁまぁ話はそんなとこなんですがね。
本音をチョックラ言いますと、その若い女性を「可愛い子」ではなく「可愛い女(こ)」という気持ちで見たことも事実で・・・・やっぱ、オヤジはキモイよね。(笑)
ならば
「え~~~なんか年寄りになったみたいでヤダ、ヤダなぁそういうの、ほんと誕生日ってヤダヤダ」
オヤジのヤダ四連発でした。

そんなこんなで、『料理当番、本日の一品』です。

いつものスーパーで小鰺を見つけたので、こんなんを作りました。

 

それに、タコ入り煮物です。私はネギ蛸で一杯ね。

お弁当は、ワカメご飯弁当でした。

さて、今日の一枚は、ジョージ・ブライスです。
嫌いだぁ嫌いだぁと言いながら、またまた彼の出番とあいなったわけで、
何度も言いますが、私はマルチ・リード・プレーヤーが嫌いってぇわけじゃないんですよ。だって、エリック・ドルフィーを心から愛しているわけですし(笑)
ただね、ローランド・カークやこのブライスみたいに「いっぺんに吹くこたぁねぇだろう」ってね。
そんでもって、ピアノじゃ無くオルガンてぇのもねぇ・・・・・なんでこいつにグラント・グリーンが引っ付いているんだか・・・・

「それじゃあ、アンタにとって良いとこ無しジャン」
まぁまぁまぁまぁまぁ、そこはそれ、「嫌い嫌いも好きのうち」てな事もあるしね。(なんじゃいな)
じつはね、夕べ、バスかなんかのクラクションのようなあの音を不覚にも目を閉じながら聴き入ってしまったのでありますよ。
チックショー!(笑)

TWO SOULS IN ONE / GEORGE BRAITH
1963年9月4日録音
GEORGE BRAITH(ts,ss,stritch) GRANT GREEN(g) BILLY GARDNER(org) DONALD BAILEY(ds)

1.MARY ANN
2.HOME STREET
3.POINNICIANA
4.MARY HAD A LITTLE LAMB
5.BRAITH-A-WAY