松もとれて、このあたりの小中学校では新学期も始まりました。
そんな中、新年の誓いも目標も立てず、初夢は泥沼に落ちていくという最悪のものを見てしまい、なんだかここに来てまた地震が増えてきたようにも・・・・と思ったら、今日は震度4、唯一期待をかもしだしたあの『小吉』も積極的に行く相手の影すら現れない・・・・・・
すでにこの一年を棒に振るんじゃないかといった雰囲気ではありますが、「あたしゃ、挫けません。」(笑)
今日は「たまにはジャズの話でもしようか」なんて思ったりして、「いったいこのブログは何ブログじゃい」てな事ではありますが
先日、とある方から
「DeAGOSTINIの『ブルー・ノート・ジャズコレクション』の定期購読を申し込んだんだけど、どうだろうねぇ」
なんてぇ事を言われまして、そりゃ私もそこそこジャズは聴いてはおりますけど、評論家でもなんでもありません、ましてその『ブルー・ノート・ジャズコレクション』なるものがどんな内容なのかも知らんわけで
「いやぁ・・・それはそれで良いんじゃないですか」
と、じつに無責任なお答えをしてしまいました。
そこで、お詫びというわけではないんですけど、そのOさんへ、創刊号『マイルス・デイヴィス』の収録曲を見て一言。
さてと、収録曲を見ると、1952年5月録音のテイクが3曲、1953年4月が1曲、1954年3月が1曲、それにキャノンボールの「SOMETHIN' ELSE」(実質マイルスがリーダーですから問題ないんでしょうね)から1曲、計6曲構成ですかね。
ブルーノートのマイルスといえば、どん底からポコッと生まれ変わる(マイルス・ファンには怒られそうな表現ですよね)までの時代の記録(もちろん、プレスティッジにも同様の記録はありますが)ということになるわけですが、となれば、「1954年のテイク「THE LEAP」あたり、もう1曲ぐらい入っている方がイイかなぁ」なんても思いますし、とっぱじめに「SOMETHIN' ELSE」の「AUTUMN LEAVES」ってぇのは、「編集的にどうなんかなぁ」なんても思います。
ボロボロ時代のマイルスの演奏で、「ブルーノートに残るものは、アルフレッド・ライオンが手がけただけあって質が高い」との評価もありますし、収録曲「DEAR OLD STOCKHOLM」あたりは、たしかに「さもあろう」とうなずけるところもあります。
もちろん私もマイルス・メタボロ時代のブルーノートでの演奏が嫌いじゃありません。いや好きです。
でも、もっとも重要なのは「ポコッと生まれ変わった」その様子なのかもしれない・・・・・・なんて思ったりもするんですねぇアタシは。(笑)
そもそも、ブルーノートでの三年、三回の演奏は、それぞれの演奏を10インチLP三枚で発売したわけで、年別に聴くのが正統かもしれません。
どなただったでしょうか、ご自身のブログ内で「1502「MILES DAVIS Vo.2」の1954年録音分を10インチLP「MILES DAVIS Vol.3」の曲順に聴いてみるのも一興」と以前紹介されていたように記憶しています。PCでブルーノート1501,1502を10インチ盤3枚に合わせて編集し直し聴いてみるというのは、悪くありません。
ともあれ、マガジンにはそのあたりの背景がきめ細かく書かれているんでしょうから良しとして、Oさんがこれを手にして「ブルーノートでのマイルスを全部聴いてみたい」とか、「同時期のプレスティッジも・・・」てなことになってくれれば、私の話し相手が一人増えるってぇことですから、エエことじゃないっすかね。
ここで、またまた更新をサボっておりましたので、日曜日の『料理当番、本日の一品』です。
先週、S君に呼び出されて事務所までちょっとした手伝いに行ったのですが、けっきょくそのまま飲みに出掛けてしまいまして、
「昨夜さぁ、鶏鍋喰ったんだけど、身体が暖まって旨かったぁ」
なんて、余計なことを翌日言っちゃったんですねぇ
「そりぁ、旨いものをおもてで喰える人は幸せだわねぇ」
鶏団子鍋を作りました。私的には鶏鍋を食べたばかりだったんで他のものにしたかったんですけどね。
こちらは、お節の余りで作ったかき揚げです。
さて、今日の一枚ですが、もう紹介済みかと思ったら「Vol.1だけだったかもしれない」てんで、今日話題に出たマイルスのこのアルバムにしました。
詳しい説明はいいでしょう。聴き所はやはりクリーンになったマイルスが自信を持って吹き上げるワンホーンセッションだと、私は思います。
MILES DAVIS Vol.2 / MILES DAVIS
1952年5月9日, 1953年4月20日, 1954年3月6日録音
MILES DAVIS(tp) JACKIE McLEAN(as) J.J. JOHNSON(tb) JIMMY HEATH(ts) GIL COGGINS(p) HORACE SILVER(p) OSCAR PETTIFORD(b) PERCY HEATH(b) KENNY CLARKE(ds) ART BLAKEY(ds)
1.TAKE-OFF
2.WEIRDO
3.WOULD'N YOU
4.I WAITED FOR YOU
5.RAY'S IDEA
6.DONNA
7.WELL YOU NEEDN'T
8.THE LEAP
9.LAZY SUSAN
10.TEMPUS FUGIT
11.IT NEVER ENTERED MY MIND