ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

ビートルズ半世紀!

2012年10月07日 | テレビマスコミ
昨日、あのビートルズが母国イギリスで最初のレコードデビューを飾った日から満50年が経って、FM765のエフエムCOCOROでは、ずっとビートルズ特集をしていて、車のラジオから懐かしくてポピュラーなビートルズのナンバーの数々が流れていて、なんだか数十年前にタイムトリップした如きここちで聞き入ってしまった。

 日本では1966年にビートルズが来日し、一気に人気というか一時は社会問題化したと言っても過言ではないくらいに、ファンのみならず日本中がフィーバーはし、マスコミは特に大騒ぎしたが、大人たちの多くは当時は眉を歪めたのであった。

 言うまでもないが、当時のビートルズのマッシュルームカットは、男性が髪の毛を伸ばすということだけで変人扱いされる時代で、ビートルズの武道館での公演に行きたいなどと言ったら、不良少年、少女扱いされたという感じで、現在のポピュラーミュージックの全盛期の入口という感じのブームが日本で渦巻き、間違いなく西洋音楽の王者として君臨するグループだったのである。

 ビートルズの登場、台頭は決して音楽シーンだけではなく、若者文化の全てに多大な影響を及ぼしたが、今思い出してみると、私自身も高校卒業後、つまり1966年のビートルズの来日に影響されたのか、それとも学生運動の嵐が吹き荒れたことが原因だったのかは定かではないが、いつのまにか長髪となっていたのであった。

 ビートルズの影響、特に私が大好きだったのはジョン・レノンだが、彼の風貌、歌声、ファッション、そしてモノの考え方と共に、オノヨーコという日本女性と結婚後の、彼の人生観、宗教観、生活観など見聞きする全てのシーンや思想が刺激的であり、直接的ではないが多様に私の思春期の行動や考え方に影響を及ぼしたと言えよう。

 それなのに、何故か1980年代以降はレコードからCDへと音源が変化すると共に、あまり自分自身でビートルズをわざわざ聴こうということも少なくなって、時折テレビやラジオから流れてくるビートルズの曲を耳にして、懐かしさを覚えたりして、特に「レットイットビー」「カムトゥゲザー」「イエスタディ」「ゲットバック」などの名曲に接すると、当時のいろんなシーンを思い出して、いまだ青春だという気分になるのであった。

 数々の名曲があり、それなりの社会的背景や人生、恋、テーマが歌われているはずなのだが、あまり英語の意味や歌の内容にまでは想いをめぐらせることもなく、良い曲だなと聞き続けて現在に至っていて、ビートルズを深く考察したり考えたりすることもなく、半世紀が過ぎているという感じである。

 いつかはジョン・レノンの英語の詩を理解しようと、日本語訳と英語の対訳本まで買った記憶もあるが、ちっとも勉強したり深く学んだりすることもなく、ただ単にビートルズが好きというささやかなファンの一人として現在まで生きてきたのである。

 しかし、半世紀が経ったと告げられた今、大半のレコードは残念ながら古レコードとして売却してしまったので、手元に残った音源としてはその後に出された2枚組みのベスト版CDが2組あるだけなので、もう一度じっくりとビートルズを聴く機会を作りたいと思っているのである。

 やはり洋楽音楽の原点はビートルズから始まっていることは間違いなく、1970年代から1980年に音楽業界で仕事したのも、ビートルズとの出会いがなければありえなかったと思うのだが、もう一人の洋楽体験で大きかったミュージシャンはボブ・ディランであることも付け加えておきたいと思うのである。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「あんじょうして!」 | トップ | 日本人の栄誉! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

テレビマスコミ」カテゴリの最新記事