ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

リセットできないか?

2012年10月01日 | テレビマスコミ
昨日の日曜日に私たち団塊の世代の小学校時代の同期生の学年同窓会をやろうと決意して、来春の開催に向けての第1回の準備会をスタートさせたのである。

 私の母校は、大阪市立長池小学校なのだが、なにせ今から50数年前の1954年入学、1960年昭和35年卒業ということなのだが、とにかく戦後の第一次ベビーブームと言われた落とし子たちなので、一学年といえども約500名はいちと思われる同期生たちに、今回の企画をどう伝えて、どれくらいの人数が参集してくれるものやら全く未知数の状態での準備をはじめるに当たって、まずは10人に声をかけたのであった。

 卒業年度の8クラスの内、6クラスに在籍していた私も含む9名がまずは出席し、母校がある大阪阿倍野に近い天王寺で昼食を共にしながら、いろいろと相談を始めたのだが、久しぶりの友人もいれば、お名前しか知らない同期生もいたのだが、やはり同窓生ということで簡単な自己紹介から打ち解けて、約3時間の間歓談し、懐かしい友人たちや恩師の消息も含めて、楽しい会合となったのである。

 全員が間違いなく同い年であることはわかっていても、同じ学校でた学んだり遊んでいた頃から、半世紀以上も経過した現在を語りながら、脳裏に浮かぶのは幼い頃の少年、少女だった時代の面影や面立ちであり、不思議な空間にタイムトリップした様な気分にも時折なったのであった。

 食事と歓談と打ち合わせもお開きになる頃に、私は昨日の夜9時から放送されるテレビドラマで、あの一世を風靡した「東京ラブストーリー」で一躍トレンディドラマのヒロインとして名を馳せた女優である「鈴木保奈美」が主人公を演ずる「リセット」というドラマを思い出したので、同い年の同期生である8人に問うてみたのであった。

 もし、ドラマのテーマとなっているらしい、「17歳に戻れたら」という夢の様な想定だが、可ては能なら戻ってみたいかどうかと尋ねたのであった。

 一人の男性を除いて、私も含めて後の全員が今がいいと答えて、17歳でなくとも昔に戻りたいとは思わないと返答したのだったが、K君は笑いながら戻れるのなら、その時大好きだった女の子に告白してみたいと言うのであった。

 夜のドラマでは、鈴木保奈美さんが演ずる主婦と同窓の同い年の女性二人の三人が、ドラマの中の想定では45歳であり、28年前の高校時代に戻ってみ手るというストーリーが展開したのだが、結末は夢の様な昔の高校時代の姿と容姿、といっても別の若い女優さんたちが演じているのだが、自分の昔に戻ってはみたものの、現在までの人生を経験している3人にとっては、不可思議な世界であり、夢は夢として楽しいのだが、再び現在に戻ることを決めて戻ってくるのだが、現代を生きる時間としては約3時間のプチ家出といった感じで元の姿と生活に戻り、以前と違った想いで、家族たちとも接っして幸せな生活を取り戻すという物語となっていた。

 確かに、若さは魅力的だし憧れたりもするかもしれないが、現在に至る長い人生経験はなく、物事に対する感謝や対応の仕方に関しても未熟だろうし、深みが感じられない部分も感じられて、やっばり今が一番と感じる人が多いのではないだろうかと思いつつ、今が一番と思える幸せを改めて感じ、家族や知人、友人たちとの出会いや支えに、ありがとうと言いたい気持ちに再びなっていたのであった。

 確かに「カンチ!」と笑顔で読んでいた「赤名リカ」を演じていた鈴木保奈美は、今は石橋貴明の妻で3人のお嬢さんのママなのだから、それなりの年齢を感じさせる女優となっているし、簡単に28年や50数年をリセットなんか出来ない現実を生きる人生を楽しんだり、悩んだりしていい年の取り方をして生きたいものだと自分自身に自問自答したのであった。

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