ガリバー通信

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日本人の栄誉!

2012年10月08日 | テレビマスコミ
つい先ほど、祝日だつた体育の日の夕刻のニュースで、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授にノーベル医学・生理学賞が授与されることが決まったことが報じられた。

 ここ数年、この季節になると必ず日本人のノーベル賞受賞候補者が報じられていて、文学賞での村上春樹氏と共に医学・生理学賞では山中教授の名は必ず出でいたのだが、世界中の偉大な研究者や各種の功労者がたくさんいる中で、どのように最終的に決定がなされるのかは定かではないのだが、50歳の若さで受賞者に選ばれたということは、現在に至る日本人受賞者19人(南部教授も含む)の中で一番若い受賞者となるであろう。

 山中伸弥教授の功績は、私ごときが語ることは出来ないのだが、多くの人間の病気や健康を害している多種多様な症状に対して、新たな新しい細胞として、内臓臓器はもとより各種の病原菌や毒素に犯されていない新たな細胞を作れるという画期的な技術とでもいうべき研究成果としてiPS細胞という発見をされた方で、今後世界中の難病や健康維持への新薬の製造などに大変な貢献をすることは間違いないとされているというのである。

 科学技術の進歩や医学の発達は、人類の将来の世の中をより一層は、豊かで幸せなものに出来るだろうと確信しているが、今までにその恩恵を受けることなく、この世を去った先祖や先達たちを思うと、出来るだけ早く、現在多種多様な難病や健康維持が著しく困難な人々への救いの手のひとつとしての新薬もしくは施術のすべが実現することを祈るのみなのだが、現実的には試作段階、臨床段階などを経て、本当に全ての人に役立つ形で、このips細胞が役立つ日はいつになるのか、それが一番気がかりである。

 話は全然変わるが、もう一人の日本人の栄誉は、弱冠22歳のプロテニス選手、錦織圭、世界のKEIの快挙である。

 楽天ジャパンオープンで、世界の競合を相手に持ち前の若さと正確な技術、そして奇跡的なミラクルショットを交えて、何と決勝戦でも奇跡的なショットを連発して、日本人初の世界ツアーでの2勝目の優勝を果たしたのである。

 18歳で鮮烈なデビューをしてから、多くのツアーで活躍をして、一躍日本の男子テニス界のヒーローとはなったが、連戦の疲れや怪我も重なって、もう一歩というところで勝利からは見放されることも多かったのだが、今回のジャパンオープンではホームゲームという利点もあったとはいえ、絶好調のショットの連続で、師匠とされているあの松岡選手も驚くようなミラクル打を相手コートの隅に決めて、ガッツポーズをするニシゴリを観てると、なんとも新しい日本人の姿として、誇れる想いすら感じる感動の試合であった。

 世界中に日本人としての誇りと自信を再び取り戻すきっかけとして、二人の日本人がここに新たな栄誉を授けられたり、勝ち取ったりしたことで、直接は関連性のない出来事ではあるが、尖閣や竹島の領有権問題、北方領土や北朝鮮による拉致問題など、近隣諸国との軋轢というべき不安と不穏な外交や政治状況のニッポンに、じっくりと穏やかに紳士的に話し合いと交渉を進めて行く国としての姿勢を明確にし、精神的なバックボーンをより強くさせる程の快挙ではないかと、嬉しく感じているのである。

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