ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

明るい総選挙!

2012年06月07日 | イベント
 私如きがとやかく言うべきテーマではないかもしれないが、ともかくここ数年のAKBを中心とする女の子たちの明るくて元気なタレントと言うべきか、歌手、女優などテレビだけではないが、芸能活動を目指す若い女の子たちの大きな登竜門となっている感のある、秋元康氏がプロデュースしている、大所帯のタレント芸能活動が盛り上がっている。

 テレビの報道番組からお茶の間のワイドショーまで、ここ一週間だけでも例の元オーム真理教のサリン事件に関与したとされる容疑者の一人である女性が逮捕されたことがむきっかけで俄かにもう一人の特別指名手配中の同じく元オームの信者であった高橋克哉容疑者の逃亡の実態に迫る情報や、前述の菊地直子容疑者と共に、事件後から17年に及ぶ逃亡期間の足取りやら、人相の変化も含めて詳細に取材されているらしく、そこまでの情報は要らないとも思うのだが、マスコミは寄ってたかって大騒ぎだし、髭の殿下の死去のニュースやともかく暗いニュースが多い中で、明るい総選挙?は多くの話題で楽しませてくれた様である。

 私自身は特にAKBファンではないのだが、そんな私でも今回トップを取った大島優子さんや前回のトップで卒業を宣言した前田敦子さんは知っているし、今回のトップテンの中でも指原莉乃、篠田麻里子、高橋みな、板野友美さんのことは時々名前は忘れることはあるが、顔と名前が判るのだから、やっぱりAKBメンバーはテレビを中心とする出演やCMが頻繁なので面白い。

 しかし、今回の総選挙とは第4回目だそうで、ともかく彼女たちの発売されたCDを買わなければ一票を投じることができないというルールで、なんと今回も138万票を越す応募というか投票があったそうで、一人で何十枚も買ってお気に入りの女の子が少しでも上位に当選することを願って投票したファンもいるので、ともかく高額の投資までして応援するという少し異常な面も見受けられるそうである。

 今回も総得票数が上位16位以内に入ると、シングル曲を歌う選抜メンバーに入れるそうで、秋元康というプロデューサー兼作詞家はともかく商売がうまいというべきか、ファン心理をうまく操って多額な利益を生むビジネスを展開しているわけだが、決して詐欺でもインチキでもなく、芸能界というものはそもそもそう言った消費者に支えられている商売なのだと改めて感心しているのである。

 秋葉原を中心に始まったから、秋葉の頭文字をAKBと称してスタートしたこのユニットらしいのだが、今やAKB48を筆頭に名古屋、大阪、博多などにも同類の女の子たちのユニットグループが誕生していて、今回はそうしたグループの女の子たちも、総選挙で選ばれる可能性のある計237名もが立候補したらしく、当選は64位までというから、かなり厳しい当選確率であったといえる総選挙であった。

 実際の国会議員の人たちの衆議院議員選挙は任期満了までなら来年8月以降に総選挙がされるルールだが、解散と言う切り札、つまり解散権を首相が行使する機会があれば、いつでも総選挙には突入するのだが、現在は衆議院の定数是正が司法である裁判所の判断で違憲状態だというので、その最低限の改善なくしては総選挙すら難しいという実態だそうである。

 ともかく、野田首相をトップとする民主党を中心とする現内閣の第二次内閣としての大臣交代劇が行われて、自民党、公明党などとの消費税を含む「税と社会保障の一体改革」と称する多数の法律案が、今国会の現在の会期中である6月21日までに可決、成立するか否かは未だはっきりしない状態で、小沢グループの消費税反対という党内対立もあって、国会延長も含む政局がらみの、とても明るくない政治、国会の現状を憂いてばかりはいられないのだが、もう少しすっきりとした総選挙までの政治を行っていただきたいものである。

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする