ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

先祖の神事で大垣へ。

2010年05月16日 | ファミリーイベント
 今日は、いつもより早く起きて、我が愛用の軽自動車で妻とふたりで、妻の実家のご先祖様の墓地での追悼の儀式に参列するため、早朝より車を走らせて、岐阜県大垣市まで約280キロを往復した。

 お昼からの神事だったのだが、京滋バイパス、名神高速道路の混み具合が検討がつかなかったので、相当早く自宅を出たために約2時間ほどで目的地のある大垣インターまで走ってしまった。

 あまり早かったので、大垣インターの手前の養老サービスエリアで約20分はトイレ休憩とコーヒータイムをとって、漸く大垣市に入ったのは、まだ10時前であった。

 妻の母親が大阪で92歳で健在なのだが、やはり老齢なため今回は参加をしなかったので、せめてもと母の写真をと思ったが、いつもの写真帳を妻が持って来なかったので、どこかでデジカメのプリントをと探そうと、まずは大垣駅周辺へと車を走らせた。

 JR大垣駅周辺で、今回の会場である長松町という場所を交番で尋ねた後、駅ビルに入ってカメラ屋さんかデジカメプリントの出来る店を探したがないとのことで、改めて車を南下させて国道へと向かったところで漸く10時になってカメラ店を見つけて焼き増しプリントのデータを確認する機械に向かった。

 所謂神事とは言え、一般的には「法事」に当たる集いで、東京近郊からと大阪、京都からおじいさん、おばあさんの故人の世代からすると子供、孫、ひ孫の世代に至るまでの何と30人が集うというので、ご年配の方には見ずらかろうと、せめてはがき大にとプリントしたスナップ写真を5枚、それぞれビニールシートに入れて見易い状態に仕上げて持参することとした。

 第一世代と称する我が妻のいとこ頭が音頭を取って、今回の約20年ぶりの集まりになったのだが、最高齢が83歳の従兄弟頭のお嫁さんで、第二世代、第三世代が集って、一番若いのが中学一年生の女の子という30人の集団となった。

 集合場所の地元の町内会の公民館をお借りして、12時過ぎに全員が集まったところで、従兄弟頭から挨拶があって、近くのご先祖様の由緒ある昔の住まいや場所を見学した後、先祖の墓所に向かって、神主さんの祝詞と共に全員が神棚に神事の葉を奉納し、儀式が行われた。

 その後迎えのバスに便乗した親戚、従兄弟全員が市内のホテルの宴会場での会食となり、初めてお目にかかる人も多かったが、各々がマイクを持って自己紹介と共に挨拶をして、親睦を深めて、明治時代からの古きご先祖様や、妻の親父さんたちのセピア色の写真などを見ながら歓談の時が過ぎた。

 私の実家の母も93歳の高齢だが、幸い健やかに元気で健在なので、私たち兄弟も従兄弟たちや親戚を呼んで、こうした集いが出来ればとイメージしてはみたが、なかなか全ての親戚や従兄弟たちの連絡先すらままならないことに気づいて、もっと母が出歩ける時代に、呼びかけて集えたら良かったのにと、少し後悔の念が残る感じで、大垣を後に急いで京都へと車を走らせて帰ったのであった。
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