ガリバー通信

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盛り上がらないWカップ!

2010年05月10日 | プロスポーツ
 いよいよ2010年サッカー、ワールドカップ南アフリカ大会の開幕まで一ヶ月となり、今日午後、日本代表チームの選抜選手23名が、岡田監督から発表された。

 一番のサプライズとして上げられたのが、34歳になるゴールキーパー川口能活選手の4連続大会出場という選出であり、チームのまとめ役として、その過去の経験と選手たちの信頼を軸に日本代表チームの要としての選出がされたことであった。

 ここに至って、ワールドカップ日本代表への期待感は大幅に薄れていて、今春の国際試合で、韓国に1-3で完敗し、続くセルビア戦でも0-3といいところなしで敗退したことから、岡田監督率いる日本チームの実力やW杯でのベスト4を目指すという目標も色あせて、監督交代もささやかれるほどであった。

 日本サッカー協会では、全く監督交代などは考えておらず、現状の岡田監督以外に、日本代表チームをまとめていける人材はないとの見解で、本日の選考選手の発表となった模様であった。

 一ヵ月後の南アフリカ大会の開幕まで再び韓国、イングランド、コートジボアールとは国際親善試合として戦う予定だとされているが、果たして選出された23名の選手たちの戦いぶりは如何となるか見ものである。

 ワールドカップ予選リーグの相手は、カメルーン、オランダ、デンマークと決まっているので、この三戦で二国には勝たなければ、決勝トーナメントへの参加ができなくなるのだが、ベスト4を目指す岡田ジャパンの戦いは厳しそうである。

 岡田ジャパンの23人の侍が決定した午後から夕方にかけての街頭インタビューでは、一般のサッカーファンや国民の方はシビアで、約70%以上が予選リーグでの敗退を予測し、三戦全敗すると思うと答えた人も、約3割近くに達していて、日本代表の活躍ぶりに期待しつつも、現実は厳しいと予測する人が多かった。

 日本サッカー協会の幹部首脳たちは、昨日和歌山県勝浦町の熊野那智大社など熊野三山で、日本代表チームの必勝祈願祭を行ったらしく、副会長や専務理事が参拝し祈願されたそうだが、やはり専門家や評論かも、日本の予選リーグの戦い予想は厳しく、たとえ奇跡的に決勝トーナメントに出場できたとしても、ベスト4になる実力は現状では乏しいと言わざるを得ない。

 お馴染みのDFの中澤、闘莉王、MFの中村俊輔、遠藤、稲本、本田らとFWの岡崎、玉田、大久保、森本らに期待したいところは山々だが、世界のサッカー強豪国がひしめき合うワールドカップでは、日本は一勝を挙げることすら厳しいといった現実が正しい予想だと言わざるを得ないのは、少し寂しいことだが、盛り上がらない理由は、やはり日本チームの弱さと実績のなさが物語っているから悔しい限りである。

 6月11日に開幕する南アフリカでのワールドカップが無事開催されることを祈って、テレビの中継や録画で応援したいと思う。
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