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「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

猛暑の京都へ(2)・祇園祭

2018年07月19日 | 日記

 

八坂神社の献茶式の後は、ホテルで着替えて、
祇園祭の宵山に出かけました。

日が暮れると、提灯に火が入り、
嫌でも祭りの気分を盛り上げてくれます。
そぞろ歩きをしながら、その雰囲気に浸りました。
途中で二回鉾の上に上るチャンスがあったので、
入場券代わりのクッズや、お菓子を買って上がってみました。
こんな体験ができるとは思っていませんでした。

ちょっと見づらいかもしれませんが、
屋根にからくりのカマキリが載っている「蟷螂山」です。

今年は長刀鉾に続いてトップで巡行しました。

このようにして、宵山でいろいろと見たり聞いたりした後でしたから、
翌日の巡行も、とても興味深く見物できました。

さて山鉾巡行当日の朝は、近くのイノダコーヒー本店で、
ちょっと豪華なモーニングを取りました。

ここを訪れるのは30年ぶりくらいでしょうか。
少し若いころの旅を思い出して、懐かしさがこみ上げてきました。

その後は祭りの見所を追いかけて、あちらこちらと移動です。

まずは祭りの始まりの合図「注連縄切り」を見たいとその場所へ。
正面が見える場所はすでに人で埋まっていましたので、真横からです。

毎年「くじとらず」で先頭を行く「長刀鉾」
それにに乗る「生稚児」が、刀で注連縄を切ることで始まりということで、
見つめる見物人の期待が一心に集まります。
無事に注連飾りが切れて、拍手が沸いた時は、感動しました。
祭りの持つ、言うに言われぬ高揚感がたまりませんでした。

ホテルでもらった招待券で、椅子席は確保したものの、
あまりの暑さに、身の危険を感じて、
涼しいお菓子屋さんに避難して、少し涼んで、気分を直しました。
あのままあと5分もいたら、もしかしたら救急車だったかもしれません。
おかげてお菓子のお土産が一種類増えましたが。
命がけの祇園祭見物を無事終えて・・
これです!

この日は私の誕生日。
自分で、リッツカールトンのアフタヌーンティーを予約して、
無理やり(?)同行者に誕生会をしてもらいました。
誕生日に祇園祭を見るという長年の夢に、
ぴったりのプランを提供してくれて、
更に誕生祝にまでお付き合いしていもらった茶友に感謝です。

危険を感じたら、絶対無理をしないと言い聞かせての、
猛暑の中の京都の旅、無事に終えることができました。

 

 




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