「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

七種の蓋置き・一閑人の場合

2015年02月05日 | お茶三昧

 



雪の予報の寒い一日。
午前中のお稽古は、濃茶は逆勝手で、
薄茶はお茶会バージョンの替茶碗で。
四つ巴で寒さも吹き飛びました。

吉野棚で、蓋置は七種のうちの一閑人を使いました。
井戸を覗く長閑な人( 閑な人?)とは。
水指などにもありますが、何故か癒されますね。

お茶の道具は顔がついていたら、向かい合わせになるのが正面ですね。
建水の中に入れるとき、棚に飾るときは顔と向かい合うのが正面です。

扱い方ですが、
建水から取り出す時は柄杓は構えずに、左手で少し持ち上げて、
建水の中の蓋置を右手で取り出し、
柄杓は下ろしてまた建水に掛けておきます。
取り出した蓋置は左手に乗せて、
人形の頭が火の方に来るように右手で倒して、定座に出します。

 

客側から見たところ



ですから炉は左に倒し、風炉は右に倒します。
こうしないと、人形の頭が邪魔ですものね。

台子や長板で使うときは、倒すタイミングは穂屋香炉と同じです。

横になった人形がまたユーモラスですね。
お茶はこういう遊びが楽しいです。

午後は一息入れて、、夜の方を待ちますが、
雪の様子によってはお休みですね。
もう一人連絡が入りましたし。

今日は早めの帰宅が安心でしょう。







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