
今年も盆栽の梅が咲きました。
我が家に来てから三度目の春です。
こうやって時期が来て花が開くと、その花にまつわる出来事が、
毎年よみがえって来ます。
この梅は、私には夢のような貴重な体験を思い出させるのですが。
「梅は咲いたか、桜はまだかいな…」こんな歌がありますね。
といっても古い人間しか知らないでしょうが。
人はその花の開く時期を知っていて、心待ちにしているのですが、
最近はその時期が、異常気象のお陰で、早くなったり遅くなったり。
時にはまったく狂わされたりと。
茶の湯とは切っても切れない自然の移り変わりですが、
季節の取り合わせなどの今まで常識も、
考え直さなくてはならないこともたくさん出てきましたね。
先日お雛様を見てある方が、
「うちはもう娘が嫁に行かないから、出さなくていいわ」と。
お嬢さんははるかに適齢期を過ぎているということ。
最近は結婚も、昔ながらの適齢期など、あまり関係なくなりましたが、
親にしてみれば、応援する時期はもう過ぎたと思うようです。
皆さん、今いろいろな適齢期を迎えています。
介護適齢期を迎えている方も。私はもう終えましたが。
子供の受験に気をもむ時期。
年金を受け取って高齢者の仲間入り。
もちろん結婚適齢期も。
こうやって考えると、人は何時でも、
何らかの適齢期を抱えていきているのだなと思います。
オリンピックも終わりますね。
スポーツの適齢期もずいぶん幅が広がったと思いました。
私は涙もろくなる適齢期のようで、
真央ちゃんの演技を見るたびに、よくまあ飽きもせず涙しています。
いつも見てくださってありがとうございます。
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