A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【えいたそモダニズム】Episode 16『神のお守り』ビーチ・ボーイズ/テンプターズ/ピストルズ/KISS/ゆら帝/ハナエ/偶ドロ/ハイライズetc.

2018年03月10日 01時33分03秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


えいたそ生誕記念-2ショットチェキ会-
2018年2月25日(日)ヴィレッジヴァンガード渋谷本店Bイベントスペース
1部 13:00 2部 14:30
イベント内容 2ショットチェキ会



えいたそ☆成瀬瑛美さん生誕の2月16日には『えいカラ2018』で歌い踊るえいたそを間近で体験。その9日後の日曜日の朝7時に家を出て向かった先は渋谷ヴィレッジヴァンガード(以下VV)。この日発売の「幸福になれる!☆えいたそのハッピー御守り」(¥3000税込)+「缶バッジ」(¥500税込)のセット購入者に先着でイベント参加券が配られて、午後開催される2ショットチェキ会に参加できるのだ。階段の列に並んで待つこと2時間、無事にイベント券をゲット。朝食兼昼食を食べて13時からのチェキ会に参加。VVイベント用ステージ上で衆人環視の中でのチェキ会は普通なら恥ずかしくて萎縮するところだが、瑛美本人の元気なパワーに巻き込まれて気分アゲアゲでチェキに臨む。前回『えいカラ2018』での「のど」のお題をクリアしたことを伝えると「まとめを読むのが楽しみ」と一言。ハハァ瑛美さん、なにげに催促しているなと察したが、コチラも実は去年の誕生日に渡そうと『えいたそ野性時代』のまとめファイルを完成させたのだが、付録CDの編集が遅々として進まず滞ったまま1年が過ぎてしまったという負い目もあり、悟られないよう注意しつつ次のお題を求めた。「えーと、”声”、じゃ前と同じだね」とタメを効かせて「神!」と言い放った。女神の口から神という言葉が出るとは畏怖の念を禁じ得ないがグッと堪えて「ゴッドだね、お任せあれ」と虚栄を張って剥がされた。心臓はドキドキしだが失神するほどではない。知らないうちに太陽の女神の眩しさに耐えられる精神力を身につけていたようだ。



【えいたそモダニズム】Episode 16『神のお守り』

神:1 God 2 女神 – goddess 3 神の、神々しい、神がかった – divine 4 天界 – heaven。「神様仏様」とか「神イベ」とか「でんぱの神神」とか普段軽々しく口に出すが、実際はその名の下に戦争や集団殺戮が行われたり、逆に和解や平和を誓ったりされる万能の言葉である。瑛美はこの日発売された『御守り』に引っ掛けたに違いないが、知り合って5年目に突入しても自分を神と崇める俺の気持ちを憎からず思っているに違いない。その仄かな恋心に応える為にも今回の「神」のお題は、コレまで以上に崇敬を籠めて妄想するベキであろう。

●ビーチ・ボーイズ『神のみぞ知る(God Only Knows)』

稀代の天才ブライアン・ウィルソンが、持てる才気のすべてを1枚に結集したビーチ・ボーイズの代表作にして“ロックの一つの到達点”と謳われる永遠のマスターピース『ペット・サウンズ(Pet Sounds)』(1966)。「素敵じゃないか」「神のみぞ知る」他、全曲があまりに美しい。

「神」と聞いて真っ先に思い出した「神」ナンバー。中3で初めて聴いたときは牧歌的なコーラスが好きだった。それにしてもインストパートのアレンジはロックやポップの範疇を超えている。ブライアン・ウィルソンに神が宿ったのかもしれない。

The Beach Boys - God Only Knows



●ザ・テンプターズ『神様お願い』

人気GSテンプターズの最大のヒット曲。オリジナルは68年6月リリースで、初々しいヴォーカルとペナペナな演奏が,いかにもあの時代の雰囲気らしい。それにショーケンはあの頃から芸が立っていたことを伝えてくれる。

星よ花よ空よと女子の心をくすぐる歌と踊りで社会現象となった昭和の徒花グループサウンズの中でもワイルドなサウンドで魅了するテンプス。神頼みから始まっても献身と努力で天下を取れる英霊が嬉しい。

ザ・テンプターズThe Tempters/神様お願いKamisama Onegai (1968年)



●ハナエ『神様はじめました』

ハナエの3rdシングルは、TVアニメ「神様はじめました」のオープニングテーマとエンディングテーマを収録した両A面シングル! アニメのオープニングテーマ「神様はじめました」の作詞・作曲、編曲を手がけているのは、進行方向別通行区分などの活動で知られる、真部脩一。アニメのエンディングテーマ「神様お願い」は、ザ・テンプターズのカヴァーで、この曲のサウンド・プロデュースも真部脩一が手がけている。

そのテンプターズのカヴァーも入っている女子SSWハナエの柔らかいウィスパーヴォイスは仮性アイドルヲタだった頃の俺の心をときめかせた。ゆるふわ美貌の持ち主は女神願望があるみたい。

ハナエ『神様はじめました』



●ザ・ファッグス『スラム街の女神(Slum Goddess)』

1960年年代ニューヨーク・アンダーグランド草創期の雄、伝説のビート詩人たちのバンド「ザ・ファッグス」の66年のデビュー作『The Fugs First Album』に収録。

大都市には憑き物のスラム街にも女神は降臨する、そのささやかな喜びを歌に託して詩人はバカ騒ぎ。小粋な60年代を象徴するローテクフォークロックは今でも時代の革命歌として通用する。

Fugs-Slum Goddess (1965) HD




●キッス『雷神(God of Thunder)』

1976年発表、KISSの最高傑作との評価の高い通算4枚目のアルバム『地獄の軍団(Destroyer)』に収録。プロデューサーにボブ・エズリンを迎え、名曲「デトロイト・ロック・シティ」「べス」等を収録、全米11位。

ハードロックやメタル界隈ではやたらと神やゴッドが多用される傾向にあるが、オレが中坊の時初めて聴いたメタルゴッドは間違いなくキッスだった。雷神(God of Thunder)でジーン・シモンズが口から血を吐く演出は今観るとグロいだけだが、当時はカッコいいと思っていたようだ。

KISS - God Of Thunder [ Largo 12/20/77 ]



●セックス・ピストルズ『ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン』

イギリスのパンク・ロック・バンド、セックス・ピストルズが1977年5月27日に発表した楽曲。バンドにとって2作目のシングルで、グレン・マトロック脱退後としては初のリリースとなった。また、後にリリースされたアルバム『勝手にしやがれ!!』にも収録された。

イントロのカッコ良さはピストルズの中でも筆者の最も好きなサウンド。エンディングの「ノー・フューチャー」のリピートは、マイクを拳で握って全力で歌うべし。当然座って歌うと失格。パンクの神は気難しいのである。

Sex Pistols - God Save The Queen



●スープ・ドラゴンズ『ディヴァイン・シング(Divine Thing)』

グラスゴー出身のギターロックバンド、スープ・ドラゴンズの92年のサード・アルバム『Hot Wired』からのシングルカット。

UKロックとブリットポップの狭間に咲いたアシッドダンス・ロックの花。プライマル・スクリームの対抗馬のように捉えられたスープ・ドラゴンズは不遇のバンドと言える。「Divine Thing(神の仕業)」をグラムロック風ブギに乗せて歌うスタイルは単純にカッコいい。

Soup Dragons - Divine Thing



●リンゴ・デススター『ゴッズ・ドリーム(God's Dream)』

日本のシューゲイザー・ファンも魅了するアメリカの男女3ピース・バンド、リンゴ・デススターの日本先行独自企画のミニ・アルバム。海外では2014年リリース予定のEPに未発表曲を追加収録した一枚。

ネオゲイザーの中でも曲のキャッチーさと女子ベース=アレックス・ゲーリングの美貌にメロメロの筆者の推しバンド。God's Dream=神の夢ツアーで観た翌年にブクガ/Maison book girlと対バンツアーをした奇跡にヲタクになって良かったと心の底から歓喜した。

Ringo Deathstarr "God's Dream"



●ハイライズ『Cycle Goddess』

84年にPSFレコード第一弾としてデビューしたサイケデリック・トリオHIGH RISEの86年の2ndアルバム『HIGH RISE II』のA面1曲目。

ワウファズギター、ラウドなベース、スピードフリークのドラム。50秒程度のスピードナンバーに、彼らのオリジナリティがすべて集約されている。東京フラッシュバックの女神は気が短いようである。

Cycle Goddess



●ゆらゆら帝国『奴隷と神様』

坂本慎太郎率いるサイケデリック・ロック・バンド、ゆらゆら帝国のインディーズ2ndアルバム『ゆらゆら帝国II』に収録。当時のメンバーは坂本(vo.g)、亀川千代(b)、沢田守秀(ds)。

下積時代のゆら帝がサイケガレージロックで歌っていた水木しげるやつげ義春の世界では神様は神様でも貧乏神に他ならない。運を下げる神様と奴隷の対決、どちらが勝つかはその後のゆら帝の活躍を見れば明らか。

ゆらゆら帝国 - 奴隷と神様



●JAPAN-狂撃-SPECIAL『カミカゼロード』

バリバリの80'Sツッパリのルックスとオリジナルな暴走パンクで既に熱狂ファンとサブカル著名人から凄まじい人気を誇った「JAPAN-狂撃-SPECIAL」の2008年11月リリースのメジャーデビュー曲。「カミカゼロード」はこんな時代に自分も個性も無くしている全ての人を、全力で自分のスタイルを貫き真っ直ぐ生きる道を進んで行くぞと牽引していく曲である。

神風特攻隊や暴走族が多用したため「カミカゼ」には右翼的なイメージがつきまとうが、全力で走る青春だって神風と同じ。元々元寇で負けていた日本軍が、台風直撃で元の船隊が壊滅したため奇跡的に勝利を収めた逸話に基づく。この曲を復活させた爆裂女子にも神の風が吹くに違いない。

カミカゼロード/JAPAN-狂撃-SPECIAL



●偶想Drop『偶神』

“世界で一番激しいIDOL!”をスローガンに各地のライヴハウスで熱狂の黒煙を上げてきた偶想Drop。2016年11月リリースのミニアルバム表題曲のタイトルは、偶想Dropのファンの総称「偶神」。共にフロアーをブチ上がらせてきたいわば盟友とも言える存在の「偶神」をテーマにした一大シンガロング曲!

現行アイドルの神曲としては最高作だと思う。この曲がリリースされた時点では筆者は偶ドロに興味はなかったが、4ヶ月後後にどハマりして、現在爆裂女子ヲタとしてヲタ活する偶然に感謝するばかり。神(偶神)にはなれなかったが、団員(爆団)になれた。

偶想Drop『偶神』PV


御守りを
愛でる毎日
ハッピーに

●サン・ラ『神は愛よりも尊し(God Is More Than Love Can Ever Be)』

ジャズ界の巨匠サン・ラがピアノ・トリオ編成で79年に自主レーベルEl Saturn Recordsからリリースしたアルバム『幸福の日々(Days of Happiness)』収録曲。

えいたその血のつながらない祖父として何度も登場してきたサン・ラ(Sun Ra)=太陽神。神が神曲を演奏する反則技には畏敬の念を禁じ得ない。物憂いアンニュイな曲調は一見瑛美のバビュったイメージとは結び付かないが、「ニュイたそ」というもうひとつの顔を知れば、アナザーサイドオブ瑛美であることはすぐ分かるハズ。太陽の裏側には影がある。

Sun Ra - Days of Happiness (1979)

01. Days of Happiness 0:00
02. Magic City Blue 7:28
03. Tenderness 12:16
04. Blithe Spirit Dance 20:49
05. God Is More Than Love Can Ever Be 31:18
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【Disc Review】橋本孝之+内田静男/UH Takayuki Hashimoto + Shizuo Uchida

2018年03月07日 03時09分07秒 | 素晴らしき変態音楽


UH Takayuki Hashimoto + Shizuo Uchida
CD ltd to 250 Free Wind Mood series
Label : An’archives Réf : [An’13]
7 inch silkscreened jacket with obi (drak blue or grey), insert and postcard Printed by Alan Sherry
Liner notes by Michel Henritzi
release date : March 3, 2018

消失する残響の往方(ゆくえ)を求めて

ブッ壊れサイケデリックアシッドブルースバンド「kito-mizukumi rouber」のメンバーでもある橋本孝之(sax,hca)と内田静男(b)のデュオユニット「UH」の1stアルバムが、フランスのAn’archivesレーベルからリリースされた。10インチLP情趣演歌シリーズをはじめ、日本の地下音楽の作品を多数リリースするこのレーベルらしく、帯付美麗シルクスクリーン7インチジャケットの中にポストカードとライナーノーツ紙片が挿入された瀟洒な作りは、鄙びた観光地の土産物屋に並ぶ手作りの工芸品の香りがする。ドーナツ盤やコンパクトEPではなく、黒封筒に入った銀色のコンパクトディスクなのが21世紀的ではある。


工藤冬里/à qui avec Gabriel/Reiko.A@大久保ひかりのうま 2015.4.11(sat)
【ビビッと☆演歌ジャックなう!】JOJO広重/白石民夫/À Qui Avec Gabriel/工藤冬里/灰野敬二
Michel Henritzi + à qui/Junko+Sachiko/Mickey Guitar@Yellow Vision 2014.5.27(tue)

内田は90年代にPSFの『Tokyo Flashback』や海外のコンピに参加したユニット「おんなこども」や、灰野敬二の「滲有無」のメンバーとして活動、21世紀以降はあぶらだこの長谷川ヒロトモとの「長谷川静男」やアシッドフォークユニット「Le Son De L'os」、またソロやセッションで活動、「猫猫商会」名義でグラフィックデザイナーとしても活動している。その歩みは東京地下音楽の裏街道と言ってもいい。橋本とは2013年にPSFから.esが『Void』をリリースした頃からの付き合いで、橋本が東京に移ってからはしばしば共演を重ねている。世代的にもよほど気が合うのかもしれない。

二人の頭文字をとって「UH」と名乗り始めたのがいつ頃かは分からないが、名前を付けることで一過性のセッションではなく、永続性を求めるひとつのユニットとして成長・進化してきた。筆者がUHを初めて観たのは2017年3月20日大久保ひかりのうまだった。ハーモニカを舐め回す妖艶な橋本とストイックな内田の対比が面白かった。内田の参加する長谷川静男に通じる音響(〜系ではなく文字通り「音」の「響き」)を主眼とする演奏形態ではあるが、否応無しに「歌心」を想起させる長谷川に対して、橋本のアンチヴォーカリズム/無人格性/物音主義/植物味が加味されたUTにおいて、「響く音」は演奏の場に出現し時間と共に通過する風景・情景に他ならない。それは列車の窓から眺める風景ではなく、演奏者と聴取者が共に存在する今この瞬間であり、外から眺められるものではなく、我々を内包する空間全体として律動する「SCENE」である。それが現出するのはライヴ空間だけではなく記録された録音媒体に於いても同様である。そこに演奏者の肉体は必要としない。なぜなら演奏者自身も情景のひとつとして消失し非在となるからである。このCDを再生すると一瞬にして巻き込まれる深い残響、そこには演者も聴者も編者も存在しない情景描写としての「音」だけが響き合う。その有様を外から眺める者がいたならば「FREAK SCENE」と名付けるかもしれない。


工藤冬里/Reiko.A/UH(内田静男+橋本孝之)@大久保ひかりのうま 2017.3.20 (mon)
フローリアン・ヴァルター/橋本孝之/内田静男/川島誠/増渕顕史/SNH@高円寺Fourth Floor 2017.12.2(sat)

ライナーノーツでミッシェル・アンリッツィはランボーの詩の一節「ある日の夜、私は膝の上に美を乗せて座った。彼女は苦痛になった。私は彼女をののしった」 を引用して、美が消失し魂が燃え尽きたあとの沈黙がこのレコードの本質だと語っている。そして筆者は沈黙の先の往方知れずの徒然に思いを馳せながら眠りの中に消えて逝くばかりである。

響き合う
管と弦の
摩擦熱

The Freak Scene Psychedelic Psoul
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【推しごと週報 2月28日-3月5日】爆裂女子/ネクロ魔/ヤナミュー/・・・・・・・・・/でんぱ組/えいたそ/Sola Sound/ベボガ

2018年03月06日 02時10分27秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


2月28日(水) 渋谷クロスFM

ラジオ番組『爆裂女子の爆裂トーーーーク!!!!』
時間:17:00~17:50
場所:渋谷クロスFM(渋谷シダックス1Fサテライトスタジオより生放送!)
🔥観覧無料・チェキ物販あり!
・重大発表あり
・一足先にレコーディング後の曲を流します
・私服での出演です

●爆裂女子



2月28日(水) 渋谷クラブクアトロ

Beat Happening!渋谷MAX PANIC!
OPEN18:00/START18:30
前売¥3,300/当日¥3,800+1D
《出演》寺嶋由芙/mezcolanza/みるきーうぇい/NECRONOMIDOL/おやすみホログラム/ヤなことそっとミュート

●NECRONOMIDOL(瑳里)



●ヤなことそっとミュート(なでしこ)



3月3日(土) 大塚Hearts+

・・・・・・・・・・第10回定期公演
■1部:Tokyo in Underground

ST 12:30
adv/door 2500/3000(+1D)
w/Satellite Young、RUINS alone

●・・・・・・・・・(DotsTokyo)



3月3日(土) 渋谷Milkyway

爆裂女子×狂い咲けセンターロード2マンライブ
開場16:00 開演16:30
料金 無料※2D別
タイムテーブル
16:20-16:25トーク・順番決め企画
16:30-17:00①
17:00-17:30②
物販17:30-18:30

●爆裂女子


爆裂女子‐BURST GIRL‐ 2018/3/3「爆裂女子×狂い咲けセンターロード2マンライブ」in 渋谷milkyway



3月4日(日) 新宿FATE

新宿FATE×SPARK SPEAKER presents
Liberty Park-Day&Night「Liberty Park-Day 4man-」

開場12:30 開演13:00
前売り2000円 当日2500円 ドリンク代600円
出演:爆裂女子-BURST GIRL-/SPARK SPEAKER/969/Sola Sound

●爆裂女子


爆裂女子 2018.03.04



3月4日(日) EXシアター六本木

でんぱ組.inc Road To 愛踊祭2018
〜全世界IDOL応援PROJECT〜

16:30開場/17:30開演
前売り ¥5,500(税込)+ 1 Drink/当日券 ¥6,000(税込)+ 1 Drink
でんぱ組.inc / 虹のコンキスタドール / ベボガ! / アップアップガールズ(2) / BANZAI JAPAN
【Special Act from 愛踊祭 2017】SPL∞ASH / Chuning Candy / テーマパークガール

●でんぱ組.inc(えいたそ☆成瀬瑛美)



3月5日(月) 秋葉原ディアステージ
 
成瀬瑛美生誕祭2018☆
〜ギラメタスえい誕スターズ!☆〜

【2階フロア】1回目 17:30~19:00
2階(座席)¥3,500×25席

●えいたそ☆成瀬瑛美



推し増しは
時間と金に
響きあり

<推し増し候補>
●NODOKA@Sola Sound



●葉月梨花(ベボガ!)


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【3月24日(土)開催】踊れないDJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.11 feat. Special Live Act : 透過性分子

2018年03月05日 00時28分43秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 vol.11
Le Sacre du Équinoxe


2018.3.24(sat)
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink
Shibuya DJ BAR EdgeEnd
TEL:03-5458-6385


★来場者に爆裂ZINE『盤魔殿アマルガム』無料進呈

All Star Regular DJs:
DJ Paimon a.k.a. Moppy
DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫
DJ Athmodeus a.k.a. 持田保
DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武
DJ Bothis a.k.a. MSS

+
Guest DJ:DJ INARI
Special Live Act:透過性分子

【出演者自己紹介】
●DJ Paimon a.k.a. Moppy
日本の地下音楽をポストパンクを中心に。DJ白石隆之氏のBGM, MLD,Tristan Discoや現Disc Shop Mecanoの中野泰博氏がLLEレーベルに残したD.R.Y Project絡みの作品などをかける予定です。

D.R.Y. PROJECT - A Pompful Of Horses (1986)



●DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫
プログレDJします。2月27日に御逝去された新宿レコードのマダム藤原を追悼します


●DJ Athmodeus a.k.a. 持田保
「ラジオは安価で最強のシンセサイザー」とは"Devil’s Music”で知られる米実験音楽家ニコラス・コリンズの言葉だが、個人的に完全同意すぎるので次回盤魔殿DJは徹底してラジオにこだわったプレイを予定!ラジオDJの概念を根幹から覆したい!!!というコトで世界中のエアチェック小僧ども集まれー。



●DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武
FOLK & ORGAN〜季節感も流行も関係なくマイブームのフォーク(ネオフォークは除く)とオルガン(ハモンドオルガンは除く)オンリーの構成で自己満足に浸りたい。別枠で<DJ Necronomicon vs DJ Bothis アイドルDJバトル>を予定してます。

山崎ハコ 呪い



●DJ Bothis a.k.a. MSS
「今回は、昨年亡くなられた生悦住英夫さんの仕事を改めて振り返りたいと思い、PSF中心にまいります」

Li Jianhong - San Sheng Shi


●DJ INARI(Guest DJ)
(仮)



●透過性分子(Special Live Act)
透過性分子
プロフィール
1985年岩田裕成のソロユニット、透過性分子、灰人者として活動を開始する。MERZBOWやAGENCEMENT、P16D4、S.B.O.T.H.Iなどのアーティストとの交流を重ね、幾つもの作品をリリース。2009年、透過性分子としてPSF RECORDSから「Meta-inorganic matter meta-newlon」をリリース。海外を中心に高い評価を受ける。2014年、Art Into Lifeより「STRATOSPHERE SOUND」をリリース。成層圏音響と呼ばれるそのサウンドは、インプロヴィゼイションでもドローンでもノイズミュージックでもアンビエントでもない、ア ハーモニーオーヴァートーンと呼ばれる倍音音響の世界であり、音楽の新しい地平を切り開く。

Toukaseibunshi - water erotic machine


盤人の
憩いの時間
盤魔殿

▼シューゲイザーアイドルユニット『・・・・・・・・・』(ドッツ東京)の・ちゃんたちもおススメです。
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【JazzTokyo #239更新】トリオの探求:ピーター・キューン・トリオ/蓮見令麻トリオ

2018年03月04日 09時44分37秒 | 素晴らしき変態音楽


●ピーター・キューン・トリオ『インテンション(意図)』Disc Review

#1498 『Peter Kuhn Trio / Intention』

ウェストコーストに花開くクラリネッティストの無為自然のインテンション
地獄から復活したクラリネット奏者ピーター・キューンの活動の核を成すトリオの新作にあふれる無為自然の意図は、レント・ロムスと共振する西海岸即興シーンの奇跡的な超越的集合体を産み出した。

Peter Kuhn Trio w/ Nathan Hubbard & Kyle Motl - Centro Cultural 9.10.16


Peter Kuhn - tenor saxophone
Kyle Motl - bass
Nathan Hubbard - drums

Centro Cultural Tijuana, Mexico September 10, 2016
Produced and Filmed by Roberto Romero Molina


●蓮見令麻トリオ feat. 須川崇志, 田中徳崇 Live Report 

#1000 蓮見令麻トリオ

変容するジャズの今を見つめる瞳の中の穏やかなメロディー
ニューヨークの変容するジャズの世界を生き抜くピアニスト蓮見令麻の歌を中心にしたトリオ演奏は、高潔な美意識の内側に漲る母性と慈しみに触れる心温まる一夜だった。

Rema Hasumi Trio "Echo's Bones"


Rema Hasumi (piano+voice)
Masa Kamaguchi (bass)
Randy Peterson (drums)

Composition : "Echo's Bones" by Todd Neufeld
The trio recorded the album "Billows of Blue" in June 2016.

トリオとは
3×3
無限大

▼ピーター・キューンとレント・ロムスの初共演ライヴ
Dave Sewelson's Non-profit Prophets 3-10-13 Berkeley Arts 2-2


Dave Sewelson - baritone saxophone
Jim Ryan - tenor saxophone
Rent Romus - alto saxophone
Peter Kuhn - clarinet
Scott Walton - doublebass
Mark E. Miller - drums

March 10, 2013
Berkeley Arts, Berkeley CA
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【第1回 昭和フォークの嗜み】山崎ハコ/佐藤公彦/ガロ/五つの赤い風船

2018年03月02日 01時58分36秒 | こんな音楽も聴くんです


1977年中学3年生のときパンクロックに痺れて以来フォークやニューミュージックは天敵のように毛嫌いしてきた。地下音楽やノイズを掘り出してからは、フォークの中にアンダーグラウンドな香りを持つ浅川マキ、森田童子、三上寛、遠藤賢司、あがた森魚などを聴くことはあるが、依然として昭和の一時代を風靡したフォークやシンガーソングライターは聴かないまま平成も30年近くが過ぎた。

ところが平成30年2月半ばにSpotifyのオートプレイで流れてきた女性の歌声に仕事の手が止まった。歌はうまいが何処か生々しく感情のゆらぎが声に表れてしまっている。片腕がないとか片足がないとか今なら放送自粛の歌詞。フォークギターの伴奏が浮遊感を誘う。山崎ハコだった。どことなく浮かない表情で写るジャケット写真が気にはなっていたが、メジャーな存在なのでスルーしていた。Spotifyでいろいろなアルバムを聴くうちに他にもいい感じのフォークシンガーやグループを見つけた。全部が全部いいとは限らないが、今まで聴かず嫌いしていたお陰で”すべてが新曲”のような宝の山を掘る気分。この辺のレコードは中古レコード店の安売りコーナーでよく見かけるので入手も簡単。さっそく何枚か買い込んできてターンテーブルに乗せて聴いている。

●山崎ハコ


山崎 ハコ (やまさき はこ、1957年5月18日 - ) は、日本の歌手、シンガーソングライター、女優、文筆家。本名、安田 初子(やすだ はつこ、旧姓・山崎)。

2000年代初頭に話題になったギャグ漫画『魁!!クロマティ高校』で主人公が結成したバンドのメンバー全員がファンだったというネタで使われていた山崎ハコは、すなわち暗い歌の代表のように扱われる存在。10代〜20代で時代の影を歌い尽くした彼女の人生は波瀾万丈だったといわれる。そんなストーリーは知らなくても暗い表情のジャケ写を見れば幸せと言う字は辛いという字に似ていることを思い出すだろう。6thアルバム『歩いて』は同期の石黒ケイや中島みゆきも参加して、フォークとニューミュージックの中間のバランスがとれた作風の作品。

山崎ハコ ♪望郷



●佐藤公彦(ケメ)


佐藤 公彦(さとう きみひこ、1952年1月9日 - 2017年6月24日)は、1970年代初期から中期に活動した日本のシンガーソングライター。東京都大田区生まれ。中央大学中退。

キノコホテルのギタリスト、イザベル=ケメ鴨川の名前の元ネタの「KEME(ケメ)」という愛称で知られアイドル的人気を誇った。女の子っぽいルックスとキャンディのように甘いヴォーカルはジャニーズ所属だとしても不思議はない。アルバムによっては聴くだけで恥ずかしい台詞入だったりするが、アメリカ滞在から帰国してレコーディングされた5thアスバム『片便り−落葉に綴る』(74)はまるでサニーデイ・サービスなフォーキーロックをたっぷり収録した佳作。曽我部恵一はケメをパクっていたのは間違いない。

メリーゴーランド/佐藤公彦



●ガロ(GARO)


ガロ(GARO)は、1970年から1976年まで活動した日本のフォークロックグループ。メンバーは堀内護(MARK)、日高富明(TOMMY)、大野真澄(VOCAL)。

73年に大ヒットした「学生街の喫茶店」は小学4年生の筆者の通学時の愛唱歌だった。マイナーなメロディが心に滲みた。歌詞に出てくる”ボブ・ディラン”を”僕要らん”だと勘違いしていたことは以前書いた。そんなノスタルジアしかなかったが、後期のアルバムではビートルズや10CCの影響を受けたモダンポップを展開しており、浮遊感のあるコーラスワークはサイケ/アシッド文脈でも評価できるのではなかろうか。

ガロ - 学生街の喫茶店



●五つの赤い風船


五つの赤い風船(いつつのあかいふうせん)は、日本のフォーク黎明期に現れたフォークグループ。1967年結成、1972年解散。

かなり時代は遡るが、グループサウンズからカレッジフォークの移行期に登場した彼らのバンド名を英語表記『Five Red Baloons』にしたらドリーミーなサイケデリックバンドに思えないだろうか。そう思って聴くと、ただの学生フォークが葉っぱの臭い漂うアシッドフォークに聴こえてくるからあら不思議。紅一点藤原秀子の存在をヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコに譬えてたい。聴き手の妄想力次第で如何様にも楽しめる見本である。

「遠い世界に」五つの赤い風船


堕天使は
堕ちたフォークの
先の塵

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