A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

テニスコーツ+灰野敬二@吉祥寺キチム 2016.7.31 (sun)

2016年08月02日 00時01分29秒 | 灰野敬二さんのこと


テニスコーツ展

7月31日(日)
12:00-17:00 / 19:30- ライブ w/ 灰野敬二
予約2,500円(+1drink)/ 当日3,000円(+1drink)

去年は、植野隆司が生まれて初めて絵の展示というものをキチムでやらせてもらい、それをきっかけにその後も、大阪や札幌、京都で展示を行いました。
どの展示でも、期間中はその場所に滞在し、各地のミュージシャンと一緒に演奏をし、濃い交流もしました。そんなことをやってると非常に疲れるんだけど、やり甲斐はあるし、普段のライブともまた違う何かを自分にもたらしてくれる充実した内容でした。

で、今年ですが、ついにテニスコーツとしての展示です。前回の植野展示のときに始めた、さやの「しろいものや」は現在もキチムにて続行中。今回はどんな展開を見せるのでしょうか?

で、テニスコーツ展、とは?
と深く考える間もなく、演奏はやはりやりたいということで、ライヴもやります(て、そっちがメインじゃないのか?)。この1年で深い影響を受けた人達を中心に誘わせてもらいました。お誘いしておいて今からとても緊張しています。
(斜体はテニスコーツ展公式サイトより。以下同)
テニスコーツ展



キチムは数年前ダイエット中に何度か通ったヴィーガンレストランのあるビルの地下に位置するギャラリーカフェ。古い教室のような古道具や古着や似合う素朴な作りはテニスコーツの素朴な遊び心によく似合う。床や壁や天井に二人の手になるユニークな絵画やオブジェが飾ってあり、テニスコーツの世界に浸ることが出来る、心温まる展示会。8月7日まで開催中。



次なる冒険は、灰野敬二さんです。音楽性が全然違うじゃないか、一緒に演奏なんてできるのか?って思う方もいるかもしれませんが、おそらくできます。
灰野さんの音楽は、泣いていて怒っていて、優しい女神から、一転して、男性になる。喜怒哀楽、よりもっと細かい、繊細ということでしょうか、分かんない。
実は前に一度、一楽さんの企画でテニスコーツは一緒に演奏しています。その時は、灰野さんが色んな驚きの連続な合わせ方をしてくれて、楽しさと感動がありました。もちろん、今回同じようにくるわけはありませんが。



灰野敬二+テニスコーツ/Doraptron(ドラびでお+伊東篤宏)@青山 月観ル君想フ 2012.9.2 (sun)

4年前に青山月見ルで両者の響宴ライヴを観た。アコースティック楽器のみの演奏に合わせて、ヴォリューム1でエレキギターを鳴らした灰野の演奏は未だに心に焼き付いている。前回は1時間弱の1ステージだったが、今回は4〜50分のコラボが2セット。ロングセットでどのようなプレイが繰り広げられるのか。キチムは立見が出るほどの大盛況。つい先日公開された植野による灰野敬二ギター・インタビューが一部で大きな話題になったことも追い風に。ポリゴノーラとダラブッカ、タンバリンといったパーカッションとシュルティボックス以外はギター演奏。

植野もアコギ一本で、主にさやの歌の伴奏に徹する。第1セットは即興中心で、さやの歌と二つのギターが不思議なハーモニーを創り出した。第2セットは短めの曲を三人で解体・再構成・再生させる演奏で、テニスコーツの核にある優しさと自由と表現の三つ巴が、灰野という干渉者の存在により、鎖から解き放たれて四方に波動を送るエナジーとパワーに満ちたステージ。灰野の朗々とした詠唱や、植野のスポンテニアスなアコギ、篭から逃げた小鳥のように裸足で客席へ駆け出すさやの奔放さ、キチムが優しさと自由さの始発駅に思える特別の時間を過ごした。



お逃げなさい
小鳥の夢は
適うから

OFF STRINGS:5 ゲスト 灰野敬二

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