
日本に住む僕等は望めば毎日でも女性アイドルグループのライヴ現場に赴き推しメンに会うことができるが、海外のアイドルファンはごく稀に日本のアイドルが海外ツアーをするとき以外はTwitterやFacebookやYouTubeといったSNSでバーチャルな接触しか望めない。推しメンに会う為に日本を訪れる海外ファンも数多い。彼らと話すと一様に口にするのは「自分の国には日本のようなアイドルはいない」ということである。しかし何処の国にも歌って踊ることに憧れる女子はいるはず。彼女たちはどんな音楽活動をしているのだろう、とググったところ、米国を中心に新しい女子ロッカーが次々生まれていることを発見した。海外でもカラオケ文化が定着したと言われているが、人前で歌うとなればやはり生バンドじゃなけりゃダメという固定概念が根強いのだろうか、等といらぬお世話を焼くまでもなく、眩しい女子ロックの光に失いかけていた女子バン好きの血が騒ぎ出す。どうも昨今はオール女子バンドよりも男女混成バンドの方が主流のようだ。若い頃は男子メンバーに嫉妬したものだが、もはや父親目線の筆者にはジェラシーと言う感情はごく僅かしか残っていない。そんな素敵な青春を送る女子ロックバンドをご紹介。
●チャーリー・ブリス Charly Bliss

Member:
Eva Hendricks (vo,g)
Sam Hendricks (ds)
Spencer Fox (vo,g)
Dan Shure (vo,b)
2014年結成、ブルックリン発の4人組パワーポップ・バンド。ファーストEP『Soft Service』のリリース以降、グラス・アニマルズやスリーター・キニーのサポートを務めるなどし、米メディアで注目を集める。2017年にリリースされたデビュー・アルバム『グッピー』は紅一点のエヴァ・ヘンドリクスの甘いハスキー・ヴォイスと初期ウィーザーを彷彿とさせる瑞々しいロック・サウンドで、多くのパワーポップ・ファンを魅了。2019年、待望のセカンド・アルバム『ヤング・イナフ』をリリース。
Charly Bliss - Westermarck [Official Music Video]
●スタークローラー Starcrawler

Arrow de Wilde (vo)
Austin Smith (ds)
Henri Cash (g, syn,vo)
Tim Franco (b)
LAエコー・パークにある高校で2015年に結成され、観客の度胆を抜く奇抜でインパクトのあるライヴ・パフォーマンスが<RoughTrade>の創設者ジェフ・トラヴィスの目に止まり即契約を果たす。デビューシングル「Ants」は、海外のUNIQLOのCMタイアップ曲に選ばれ、British Arrows Gold Award 2017のBest Use of Recorded Music賞を獲得するなど注目を浴びる。6枚のシングルとアルバム『Starcrawler』 (2018)をリリース。2018年単独ツアーとフジロックで2度来日した。
Starcrawler - Hollywood Ending
●スケーティング・ポリー Skating Polly

Kelli Mayo (vo,b)
Peyton Bighorse (vo,g)
Kurtis Mayo (ds)
2009年オクラホマシティで義理の姉妹のケリー・マヨ(当時9歳)とペイトン・ビッグホース(当時14歳)により結成。ケリーの兄弟のカーティスが参加しスリーピースバンドになる。ラモーンズ、ニルヴァーナ、ジョニー・キャッシュ、ビキニ・キルなどに影響を受け、かわいらしいルックスとは裏腹に、成熟したパンキッシュなギターロックを聴かせる。これまで5枚のアルバムをリリース。最新作は『The Make It All Show』(2018)。
Skating Polly - Hollywood Factory (Official Video)
●グリム・ストリーカー Grim Streaker

Amelia Bushell (vo)
Daniel Peskin (g)
Micah Weisberg (g)
Bill Dvorak (b)
Piyal Basu (ds)
2016年末NYブルックリンにて結成。70年代NYパンクスタイルのサウンドとヴォーカルのアメリア・ブッシュルのワイルドなパフォーマンスで話題となり2018年SXSWに公認アーティストとして出演、Andrew W.K.、IDLESなどと共演。シングル『Guts』、EP『Girl Minority』を2017年にリリース。1stアルバム『No Vision』を2019年5月にリリースする。
Grim Streaker - Miami Girl (Official Video)
●デュード・ヨーク Dude York

Peter Richards (g, vo)
Claire England (b, vo)
Andrew Hall (ds, vo)
2012年ワシントン州シアトルにて結成。男女ヴォーカルをフィーチャーしたオルタナ/シューゲイザー/パワーポップ。『Dehumanize』 (2014)、『Sincerely』 (2017)、『Halftime for the Holidays』 (2017)の3枚のアルバムと2枚のEPをリリース。2019年1月25日にミニアルバム『Happy in the Meantime』をデジタルリリース。
Dude York - "Love Is" [OFFICIAL VIDEO]
●ヤッキー・ダスター Yucky Duster

Madeline Babuka Black (ds,vo)
Zack O'Brien (g,vo)
Maggie Gaster (b,vo)
Luca Balser (g,org,vo)
NYブルックリンにて結成。セルフ・プロデュースで4人それぞれ曲を書きスタイルを決めないで活動。アルバム『Yucky Duster』(2016)とEP『Duster's Lament』(2017)を限定カセットとデジタルでリリースするが2017年5月に解散を発表した。
Yucky Duster - "Elementary School Dropout"
アメリカじゃ
アイドルよりも
女子ロック
▼日本にもかっけえ女子ロックバンドが登場!
●ナックルチワワ Knuckle Chiwawa

Vo.零ちゃん(@BOSS_burstgirl )
Gt.サエキティ(@AKIRAdoro )
Ba.ベニ子(@MB_Benny_1995 )
Dr.ドンちゃん(@QN_VERENDY )
最強で最狂のアイドル【爆裂女子】の零がサイドプロジェクトを遂に始動。ファンシーアニマルパンクバンド『拳鍔犬(ナックルチワワ)』3/21中野ムーンステップにて始動。俺たち全員二十代の小型犬パンクスだけど油断してたら噛み付くぞ!!!!(@Knuckle_chiwa )フォローしろ!!
ナックルチワワのデビューライブまであと【40日】だワン🐶予約はこちら→chiwawa.yoyaku@gmail.com pic.twitter.com/DUlNZ0QNX1
— ナックルチワワ@3/21中野MOONSTEPで始動 (@Knuckle_chiwa) 2019年2月8日
・FEELS
https://www.youtube.com/watch?v=DFlf5dgN8O0
https://www.youtube.com/watch?v=RaSVM_bPQSQ
・Snail Mail
https://www.youtube.com/watch?v=21ix1OwPoY8
・Hater
https://www.youtube.com/watch?v=Q4vc_oLHplw
・Caroline Says
https://www.youtube.com/watch?v=ke3wdvip2NI
なぜ今頃レーナード・スキナードのカヴァー? しかも女性ヴォーカルで? 半信半疑で聴いたら、全然違うオリジナル曲でした(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=XbNOPgsGuPU
しかしこれが素晴らしい! センスの良い浮遊感というか・・。
よくこういうものをマメに見つけてきますね。勉強させてもらいました。
ところで辺さん、非常に私的な話で恐縮ですが、最近ちょっと驚いたことがあったので、この場を借りて記させていただきます。
実は私、現在小鳥を飼うべく奔走してて、鳥関係の情報をネットで検索してたところ、<はなぶさ堂>という埼玉のブリーダー兼自宅開放型小鳥カフェを運営してる人を見つけたので、早速話を聞きに行ったんですね。
http://hanabusado.sakura.ne.jp/
ここの主人がきく川さんという方なんですが、この方がcookin'というバンドでハーモニカを吹いてるということを知りまして、
https://twitter.com/hanabusa_do/
気になってこのcookin'を調べてみたところ、なんとこれ、吉田悠樹さんが参加してるバンドじゃないですか!
http://www016.upp.so-net.ne.jp/yamadapro/cookincd_demekin.html
しかも彼らの最初の音源は、offnoteとgrooveが共同制作したコンピレーションアルバムだというオマケ付き。
http://cookin.fc2web.com/disc.htm
さらにいうと、このきく川さんが運営してる<はなぶさ堂>は、われら灰野ファンの聖地、川越にあるんですよ!!
つまり、このエピソードの登場人物と場所を、わらしべ長者的に表すと、
はなぶさ堂さん→cookin'→吉田悠樹さん→offnote→groove(gachaさん)→辺さん→灰野さん→川越→はなぶさ堂さん・・
という無限ループが完成します(笑)。
いやあ、こんな偶然あるんですねえ・・。毎回言ってますが、なんか変な精霊に呼ばれてるとしか思えないです。
ちなみに私、この3か月で都内の全鳥専門ペットショップ、都内および近郊の主な鳥カフェ、千葉と埼玉の野鳥観察施設などを全て歴訪しましたが、運営者の接客態度、店舗デザインのセンスの良さ、動物たちの個性、HPの見易さ、全てにおいてはなぶさ堂さんが圧倒的に素晴らしいです。
Challenge To Fateを読んでる鳥好きの皆さん、川越のはなぶさ堂さんをよろしくお願いします!
すいません、何書いてんのかよくわかりませんが(笑)、それだけ衝撃が大きかったということで・・。
以上、近況報告でした。ではまた。
GAPは何度かBGMのプレイリストもらえないか打診したのですが断られましたね、、、、、
Hoops - Sun's Out (Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=WMe2yp3b2Ww
Xenoula - Caramello (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=DwrLLMjMfRU
cookin'、grooveで観た記憶が。
2008年にOur Aurasian Things! のレコ発的なライブがgrooveであって(一週間!)、そこで観た記憶があります。
Our Aurasian Things! の中にkgkというgrooveで月1でやっているギタートリオが収録されているんですが、
僕はそのバンドが大好きなんで一度聴いていただきたいです。
そういえば、私がよく雀に米をあげに行く近所の公園(こういうこと書くとすぐ、「野鳥に餌をやるのは違法ですよ!」とか言いたがる良識的市民気取りのウスラバカが現れるので、あえて場所は書きませんが)の近くにショッピングモールがあるんですが、そこでかかってるBGMがいつもイカしたギターポップなんですよね。
ああいうのって、専門の選曲師とかいるんでしょうか? 考えてみれば不思議ですね。
cookin'の件、やっぱりそうか! と慌ててgrooveの来沖アーティスト記録に目を通すと、たしかにcookin'と吉田悠樹さんの名前ありますね。
http://www.cosmos.ne.jp/~groove/
今月の21日に再度はなぶさ堂さんにお邪魔する予定なので、grooveでのライヴのことを訊いてみたうえで、もし『Our Aurasian Things!』の在庫があれば購入してみます。