A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【集まれDrop仲間!!】偶想Drop/Drop's/drop/Mighty Lemon Drops/Drop Nineteen/BACK DROP BOMB/Drop City etc.

2017年07月19日 02時12分59秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


「世界一激しいアイドル」偶想Drop略して偶ドロを見つけた(ハマった)のは今年の5月25日目黒鹿鳴館だからまだ2ヶ月も経っていない新奇も新規だが、推しの活躍を全力で後押しするのがヲタクの歓び。例え推しじゃなくても地下音楽愛好家の妄想力を刺激する「偶想の素」の魅惑には、珍奇なブログの1ページを捧げて然るべきだろう。「偶像」とは似て非なる「偶想」を分析するのも面白そうだが、新参者の筆者としては「雫/飴玉/落下」の意味がある「Drop」に注目してみた。Dropを名前に持つグループを妄想(偶想)分析することで、隠された(地下)音楽の秘密に近づくことが出来るに違いない。

●Drop's(ドロップス)


2009年に札幌の高校の軽音楽部で結成されたガールズバンド。10代の少女たちが結成したにもかかわらず、ブルース、ロックンロールのスピリットを持ち、そのソウルフルなサウンドが多くの注目を集める。2013年メジャーデビュー。

インディ時代のCDを聴いて、GLIM SPANKYの松尾レミと並ぶブルース女子・中野ミホのドスの利いた歌声とそれに似合わぬ可憐なルックスに惚れた。暫く追いかけていたが、2015年夏以降足が遠のいていた。2017年4月ドラマーがメンバーチェンジし新体制でスタート。Glim Spankyがカルトアイコン化する一方で、Drop'sは基本”楽器女子”らしさが潔い。

Drop's「ドーナツ」Music Video



●drop(ドロップ)


drop(ドロップ)は、日本ツインテール協会から誕生した日本の女性アイドルグループ。2014年デビューし、東京を中心に活発なライブ活動を展開している。

日本ツインテール協会という名前はdropを観た時の自己紹介で知った。そのくせにツインテじゃないメンバーもいるじゃん、と思った。TIFや@JAMをはじめとするアイドルフェスではお馴染みのアイドルだが、筆者の本現場のALT-IDOL(オルタナティヴアイドル)界とは世界が違う。8月20日 新宿BLAZEにて『3周年記念ライブ』が開催されるとのこと。

【MV】 drop 『星のない夜だから』



●The Lemon Drops(レモン・ドロップス)


1966年シカゴで結成されたガレージバンド。68年に解散するまでシングル盤を1枚リリースしただけだが、80年代サイケブームで再評価され、アルバム2枚分の未発表音源が発掘された。

パンクの元祖を探せ的なブームが起こった80年代、ご他聞に漏れず60年代サイケやガレージロックにハマった筆者のお気に入りの1枚がレモン・ドロップスの『Crystal Pure』。ドリーミーなヴォーカルハーモニーとシタール入のガレージロックが極上の味わいのB級サイケ。

The Lemon Drops - I Live In The Springtime - Garage Rock 60's



●The Teardrop Explodes(ティアドロップ・エクスプローズ)


1978年リヴァプールでジュリアン・コープが結成したニューウェイヴ・バンド。Echo & The Bunnymen(エコー&ザ・バニーメン)、Mighty Wah!(マイティ・ワー!)と並びリヴァプール三羽カラスと呼ばれた。

ネオサイケの元祖であるが、ソロ・デビューして成功を収めたジュリアン・コープのお陰で再評価された。元々ライターだったジュリアンは現在マニアックなロック論者として『JAPROCKSAMPLER』などのマニア本を出版。

The Teardrop Explodes - Treason (It's Just A Story) (1981)



●The Mighty Lemon Drops(マイティ・レモン・ドロップス)


1985年イギリス、ウルヴァーハンプトン出身のニューウェイヴ・バンド。5枚のアルバムを残して1992年解散。

80年代半ばのNW系音楽雑誌や輸入盤レコード店でかなり露出されていた。メジャーのSire/Chrysalis所属でアメリカ版も出たからだろう。その割に音を聴いた記憶が薄いのは、エコー&ザ・バニーメンのフォロワーのイメージが災いしたからだろう。今聴くと80年代ネオサイケのお手本みたいで悪くない。

The Mighty Lemon Drops - Out Of Hand (Video)



●Drop Nineteens(ドロップ・ナインティーンズ)


アメリカ、ボストン出身のシューゲイザー・バンド。1992〜94年に活動した。

My Bloody ValentineやRIDEが奏でた轟音ギターと甘いメロディの「シューゲイザー」は世界中に影響を与え、各地にローカル・シューゲが生まれた。ボストンのドロップ・ナインティーンズはアメリカらしい骨太のビートと、ロリ声女子ヴォーカルがキュートな好バンド。しかし特筆すべきはバンド名。偶ドロの杏奈(杏キョン)と都子(都キョン)が『ナインティーンキョンシーズ』というユニットをやっている事実を考えると、現在の偶ドロを奇跡的に予言した「Drop Nineteens」という名前に驚くばかり。

Drop Nineteens // My Aquarium (Official Music Video)



●Drop City(ドロップ・シティ)


1993年オーストラリア、シドニー結成された3人組サイケ・バンド。5枚のアルバムをリリースして2000年解散。

日本では、というか地元オーストラリア以外では殆ど知られていないバンド。筆者が好きだった80年代オーストラリアのネオサイケ・バンド、The Churchの関係でCDを入手したきり存在すら忘れかけていたが、今回の企画で思い出して久々に聴いたところ、予想以上にトリッピーでポップなサイケサウンドにすっかり嬉しくなってしまった。さっそくヤフオクで他のアルバムを2枚格安で落札。これもDropのご利益か。

Drop City - Apple Tree



●BACK DROP BOMB(バック・ドロップ・ボム)


BACK DROP BOMB(バック・ドロップ・ボム)は、1994年に結成された日本のミクスチャー・ロック・バンド。俗に言うAIRJAM世代であり、AIRJAM初登場はAIRJAM98からである。その後AIRJAM2000にも登場し、ザ・原宿の異名をとるほど、音楽、ファッションカルチャーにおいて1代ムーブメントを引き起こしたバンドの1つである。

これまで日本のメロコアやミクスチャーロックは真面目に聴いて来なかったが、現代アイドルソングに影響を与えた功績は評価したい。実際にMalcolm Mask McLarenがカヴァーしたり、メロコアのメンバーが曲を提供したりの交歓模様が素晴らしい音楽を生んでいる。バック・ドロップ・ボムはミクスチャーとしてはポップな部類に入る。HIPHOP臭のないラップが風通しよく聴いていて壮快な気分になる。

BACK DROP BOMB「graySONGzone」



●偶想Drop(ぐうそうドロップ)


2014年9月にデビューした「Soft Prick系Idol」。現在のメンバーは、杏奈(あんな)、結良(ゆら)、零(れい)、都子(みやこ)、若(わか)。凛(りん)の6人。キャッチフレーズは「音楽でブチ上がる世界一激しいアイドルユニット/Go Crazy with Music at the venue」。

中毒性のあるサウンドは単なるラウド系/パンク系ではなく、アシッドハウスやクラブサウンドが融合されている。ソロパートが少なく全員が一丸となったパフォーマンスがぶち上がるライヴ現場は、究極のトランス空間を化す。メンバーと観客が渾然一体となるカオスはサイケデリックな曼荼羅模様。興味を持ったら飛び込んでみればいい。カオスの極みのように見えて、無理をしなければとても居心地のいいコスモス(天国)なのだから。

偶想Drop『偶神』PV


偶想Drop『限りなく反射的に絶頂♀』
~偶想DropワンマンLIVE~

【会 場】Zepp Tokyo
【時 間】開場 17:00 / 開演 18:00
【チケット】1Fスタンディング¥3,000(ドリンク代別)
【お問い合わせ】ネクストロード 03-5114-7444 (平日14~18時)
■偶想Dropオフィシャルサイト http://gusodrop.info/index.html
■チケット発売中 
チケットぴあ 0570-02-9999 [P:327-219]
ローソンチケット 0570-084-003 [L:77609]
イープラス ※インターネット受付のみ※
ライブ物販でもチケット販売中



DROPは
サイケとシューゲと
ロッケンロール

●ナインティーンキョンシーズ


『ナインティーンキョンシーズ』主にマシュマロを投げます。極上の癒しの空間お届けします。ぴょんぴょん。【メンバー】杏キョン/都キョン

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