A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【ライヴレポート】DIVE DEEP vol.10~Garakutic Galaxy:MOGRE MOGRU/Aural Fit/ben isei/gloptin@NEPO 23.11.15 wed 

2023年11月18日 00時38分59秒 | ネコ動画


11月15日(水) 吉祥寺NEPO
MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.10~Garakutic Galaxy
open 18:30 start 19:00
adv/door 2500yen + 1 order
streaming 1000yen
配信アーカイヴ購入できます⇒https://nepo.co.jp/schedules/view/2098

出演:
Aural Fit
gloptin
isei ben
MOGRE MOGRU

2022年4月10日渋谷EdgeEndでVol.1を開催してから1年半、MOGRE MOGRU主催イベント『DIVE DEEP 』が記念すべき10回目を迎えた。毎回濃い出演者ばかりのユニークなイベントを続けて来れたのは、モグモグのメンバーだけでなく会場のスタッフや共演アーティストやお客さんのお陰である。心より感謝したい。今回は「ガラクティック・ギャラクシー」ななてちょっと失礼なタイトルをつけたが、我々にとって「ガラクタ」は最高の誉め言葉である。常識に収まらないエクストリームな表現を追求する真のアーティストは、規範社会における我楽多とならざるを得ない。非常識極まりない我楽多/ジャンク道を貫く表現者が集まり、主催者冥利に尽きる「神イベント」となった。

●MOGRE MOGRU


いつもステージの後ろにいるギターのTanaoを最前に配した新機軸のセッティングで臨む。剛田は空き缶と雑貨によるガラクタ楽器を使い心持ちノイズ味増量の演奏。瞳は複数の詩を語り分けて、音風景に起伏をつける。後半のノイズギター+ヴァイオリン+シンセ三つ巴のダイナミズムが、モグモグの新たな方向性を示唆したように思える。



●isei ben


高円寺の前衛喫茶マッチングモールのオーナーでもあるisei benのエレクトロニクス演奏を始めて体験。いわゆるノイズやモジュラーシンセとは一味も二味も違う、ストーリー性のある電子音楽は、クラウス・シュルツやヴァンゲリスと同じ香りがするエレクトロ・プログレ。モグモグの世界観との親和性を強く感じた。いつかコラボをしてみたい。



●Aural Fit


豪快なファズギターが炸裂する即興サイケデリックロックトリオAural FitをNEPOで観れる幸せ。天井が高いこともあり、いつもの地を這うようなダークネスが、天に舞い上がるような高揚感に転じて聴こえる。情け容赦のないベースの低音と暴れまくるパワードラムが相まったロックの原初的なエネルギーを全身に浴びて精神が吹き飛ぶ快感に震えた。



●gloptin


究極のガラクタ楽器演奏家gloptinと1週間に2度対バンするとは自分でも驚くが、耳馴染みのある曲が増えて初めて観たときよりも楽しめる気がする。平易な言葉を絶叫するメロディーのポップさはまるでひとりブルーハーツのようだ。最後にフライパンとドラムスティックをばら撒いて観客参加のお祭り大会。やはりgloptinはトリで観るに限る。一生一度の神イベントの締めに相応しいパフォーマンスだった。





鍋叩き
踊りまくろう
腰が抜けるまで

【MOGRE MOGRU 次回のライヴ】


11月22日(水) 三軒茶屋 Heaven's Door
nannou&三軒茶屋HEAVEN’S DOOR presents「japanese folklore 2」
open/start 18:30/19:00
前売/当日 ¥2,500/¥2,800

19:00~19:30 doors In doors
19:40~20:10 NA/DA 
20:20~20:50 ニューロマンティックス  
21:00~21:30 MOGRE MOGRU
21:40~22:10 nannou  
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