A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

高速テクノポップ~POLYSICS「KARATE HOUSE」

2008年04月22日 00時01分22秒 | 素晴らしき変態音楽
DEVOを想わせるオレンジ(DEVOは黄色だったけど)のつなぎにサングラス。1997年まだ高校生の時にDEVOに憧れて結成されたというPOLYSICSは最初からこの特異な衣装で異彩を放っていた。80年代テクノポップを特徴づけたアナログシンセのサウンドも鮮やかに再生され、90's的ハードコアを加味したスタイルで海外でも注目を浴びる。
私が彼らを聴くのは昨年リリースされた「KARATE HOUSE」というメジャ-6枚目のアルバムが初めてなのだが、三半規管に絡み付くリズムボックスとシンセの音に脳内を掻き回すロック・ビートと異様にハイテンションなヴォーカルに震えがきた。とにかく落ち着きの無い高速テクノロックサウンドである。こういう変態バンドが音楽誌で高く評価されるのは素晴らしいことだ。
往年のテクノポップバンド、P-モデルに非常に近いものを感じた。P-モデルはデビュー当時に法政大学の学館で観たことがある。ライヴではテクノな無機質さよりもパンクっぽい焦りや怒りの方が強く打ち出されていたのを思い出す。共演はグンジョーガクレヨン(!)だった気がする。
POLYSICSもライヴではかなりアグレッシヴなステージを展開する。この辺の音は現在私のど真ん中からは外れてしまっているが好きな方だ。フェスか対バンでなら観てみたい気がする。ゆら帝の対バンなんか良いと想うのだが。
明後日ニューアルバム「We ate the machine」が発売になる。
POLYSICS HP

ピコピコの
テクノビートに
怒り込め

来週ヒカシューを観に行くが、P-モデルの平沢進さんは最近どうしているのだろうか。



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