A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【このコンサート/このライヴ2013】~オレ的2013年「今年の漢字」は『沌』~ 

2013年12月30日 09時45分47秒 | 妄想狂の独り言

(不失者 撮影:船木和倖/以下同)

カオスフェス2013
2013年4月7日(日) 日比谷野外音楽堂

出演者:BiS/cinema staff/でんぱ組.inc/不失者/旺福(Wonfu) from 台湾
OPENING ACT : mckj
OPENING & ENDING DJ : D-YAMA(MOGRA)



音楽に限らず、素性のハッキリしたものより、何か得体のしれないものに興味がある。教科書通りの優等生よりも、掟破りの無法者の方が魅力的。コスモス(秩序)よりもカオス(混沌)のほうが創造の泉の番人に相応しい。混沌、無秩序を意味する「カオス」は、ネットやゲームや動画サイトなどで、「やばい」「なにがなんだか分からない」「理解不能」「シュール」という意味の現代語として使われている。先の見えない政治・経済、解決されない国際紛争、頻発する自然災害など、現代社会全般を象徴するキーワードこそ「カオス」だと感じるのは筆者だけではあるまい。



国境やジャンルの崩壊により、従来の方法論が通用しなくなった芸術・音楽に於いては、カオス的な異種混合の混沌状況こそ、時代の閉塞感を打破する力を秘めているように感じるし、ジャンルに関係なく一番面白い。未知のジャンルとの対決による既存のルールに縛られない破天荒な表現から、誰にも予期出来ない新しい世界が創出されるからである。



100本以上のライヴ現場に通った2013年、最も印象に残ったものとしてこのイベントを敢て選出したのは、現代社会の病巣のキーワード「カオス」を、恐れるのではなく、逆に楽しもう!と提唱する姿勢に賛同するからである。アイドルとヒップホップとアジア・ポップスとアンダーグラウンドの帝王の共演という、なにがなんだか分からない企画であるうえに、告知期間が一か月もなかったので、動員は散々だったが、閑散とした客席を駆け回って盛り上がるアイドルヲタの暴走ぶりに、カオスの本当の楽しみ方を学んだ。キラキラ派手な演出のアイドルグループのあとに、灰野敬二率いる不失者が冷徹なハードロックを爆音で演奏し、野音に暴風を呼び寄せた。大自然を味方に付けたカオスパワーの前では、秩序や常識など吹けば飛ぶような将棋の駒に過ぎない。



「レッツ・エンジョイ・カオス!」の合言葉がより広範囲に拡散されれば、2014年はこれまでにない面白い年になるだろう。




失われる
ことの無い
2013年の混沌









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【論考】野球とロック~誰でも大好き(DD)バットとボール(BB)でロケンロー(RR)!

2013年12月23日 05時15分37秒 | 妄想狂の独り言


スポーツには深い思い入れはないし、通知表で体育はいつも3で、内申書は体育以外オール10というガリ勉の典型だった。プロ野球は中日ドラゴンズ贔屓だが、積極的に観たり応援したりしする訳ではない。。そんな運動音痴・野球音痴の筆者ではあるが、モーサム・トーンベンダーのニュー・アルバムに刺激され、クリスマス商戦真っ盛りの日本で、野球とロックの関係がどんなもんだかリサーチを敢行した。足掛け60分に亘る血と汗と努力の成果をご覧いただきたい。

調査方法
名は体を表すという諺とおり、演奏家の主義主張はバンド名に表れる。一時の感情を吐露する曲名ではなく、自らの存在証明といえるバンド名に嫌いな言葉を採用する者はおるまい。野球に関連する言葉を含有するバンドを調査すれば、何らかの秘密が明らかになるに違いない。ただし「ロック 野球」で検索しても辿りつかないので、いつものように思いついた野球用語でようつべをググっる「行き当たりばったり」作戦を採用することとする。

Base Ball Bear


2001年結成千葉出身の4人組、ベース・ボール・ベアー=野球熊、略称「ベボベ」「BBB」。プロ野球チームのゆるキャラっぽい名前は、メジャー・デビューに当たって、渋谷系シンガーChocolatの「ベースボールとエルビスプレスリー」という曲から取った。その他の候補は「お兄やんのオニンニン」「THE堀之内(THE☆堀之内)」等があったという。女子ベースは映画「リンダリンダリンダ」に出演した。SUPERCARやナンバーガールの影響を受けたニューウェイヴ風ギターロックは悪くない。




ダンボール・バット


1987年結成の永遠のムードロックバンド。紆余曲折を経て現在は6人組。ムーンライダース、突然段ボール、ヒカシュー、パール兄弟、ゆらゆら帝国、クレイジーケンバンドといった「いかにも」な名前が散乱する活動歴はサウンド同様ごった煮のオールヴァラエティ。バンド名の由来は分からないが、高円寺円盤周辺と言えば、分かる人には分かるプチ変態人脈。




Bat And Ball


シンクレア兄妹率いるロンドン出身の5人組オルタナバンド。ジャンルは「ポルカ・ドット・ポップ」を自称している。今年10月デビューEPをリリースしたばかりのピカピカのニューカマーである。イギリスでは野球はマイナーなので、彼らのバットとボールはクリケットのことかもしれない。パティ・スミス、PJハーヴェイ、フリートウッド・マック、レッド・ホット・チリ・ペッパーズを好む。




Fastball


その名も速球、テキサス州オースティン出身の3人組パワーポップバンド。1996年デビュー、98年シングル「The Way」がスマッシュヒットしグラミーにノミネート。一発屋で終わったかと思ったら現在でもコンスタントに活動中。ラテン風味のメロディアスなギターロックはアメリカーナのルーツとも言える。こんな地味渋なバンドが存続しているのが米国音楽の懐の深さ。




●SOFTBALL


やっぱり女子は野球より柔球。1998年結成、船橋出身3人組ガールズパンクバンド。現役女子高生バンドとして話題になり、1999年全米デビュー、2001年エイベックスからメジャー・デビューと折からのメロコアブームを追い風に順調なスタートを切るが2003年解散。メンバーはそれぞれ別のバンドに参加するがいずれも現在活動休止。ポップなスピードパンクがおいしい。女子メロコアは今狙い時かも。




●The Glove


バットとボールだけでは野球は出来ない。しっかりと受け止めるグローブがないとね。ザ・キュアーのロバート・スミスとスージー&ザ・バンシーズのスティーヴン・セヴリンが1982年に結成したプロジェクト。バンド名はビートルズのアニメ映画『イエロー・サブマリン』の手袋が飛ぶシーンにインスパイアされた。翌年唯一のアルバム『ブルー・サンシャイン』をリリース。ホラー映画のタイトルから来ているが、LSDの種類の名前でもあった。80'sらしいゴシックネオサイケは今聴くと新鮮。



ロックとは
キャッチボールの
呼吸です

おまけ:野球PV
●Radwimps「会心の一撃」




●tricot「おやすみ」



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デヴィッド・アレンに捧ぐ~We Are "You Me & Us"「君と僕と私たち」が大集合。

2013年11月13日 00時50分25秒 | 妄想狂の独り言


●you me & us
10月31日にスタートしたデヴィッド・アレン+クリス・カトラー+ユミ・ハラのyou me & us Japan Tourは本日渋谷Li-poに於ける30人限定ライヴで幕を閉じた。筆者は初日しか行けなかったが、SNSに寄せられた数多くの投稿を見れば、全国各地で如何に素晴らしい演奏を繰り広げたかがわかる。個人的には75歳のデヴィッド・アレンの元気な姿にインスパイアされ、物事を様々な角度で分析しふたつの有益な論証を行うことが出来た。誠に有意義な13日間であった。



デヴィッド・アレン妄想その1「老人力」→コチラ
デヴィッド・アレン妄想その2「陰謀説」→コチラ

妄想納めとして『君と僕と私たち(You Me & Us)』仲間を調べてみた。

●You Me & Us


Carlee Hendrix、Ignacio Caniza、Alyssa Midcalfからなるカリフォルニア州パーム・スプリングス出身のノイズ・ポップ・トリオ。カーリーは12歳の時ミッシェル・ブランチの影響でギターを始めた。アンダーグラウンド・パンクのファンだったイグナチオと高校時代に出会い、公園デートを重ねるうちに恋仲になる。2010年にYou Me & Usを結成。ローカル活動を続け、2011年1st EP『Paperweights』をリリース。インディー・シーンで話題になり、テキサスで開催の国際音楽見本市SXSWに出演。アリッサをベースに誘い正式にトリオとなる。今年6月2nd EP『Stay Inside』をリリースし、SXSW2013及び地元パーム・スプリングスで開催されたコーチェラ・ミュージック・フェスティヴァルなどに出演。透き通ったノスタルジックなノイズサウンドと甘い歌詞が魅力。カーリーは「明るいポップミュージック、シンプルなコード進行、簡単なメロディが基本だけど、叙情的で、奇妙な感じが好きなの。それがモダンなノイズポップよ」と語る。30年前ゴングやヘンリー・カウが追求した非主流派ロックが、カーリーたちの不思議さと甘さが融合したちょっとセンチなサウンドに継承されている。





★インタビューはコチラ


●Martine McCutcheon "You Me & Us"


イギリスの歌手兼女優のマーティン・マッカーチェン(37)の1999年のデビュー・アルバム。1stシングル「完璧な瞬間(とき)(Perfect Moment)」はイギリス、アイルランド、スイス、イタリアでNo.1ヒットし、アルバムも全英2位ダブル・プラチナムの大ヒット。ブロンディのデボラ・ハリーに憧れて歌手を目指したマーティンの王道のガーリーポップス路線は英国版セリーヌ・ディオンという感じ。♪あなたと一緒の時がわたしの完璧な瞬間(とき)なの♪と唄われるこの曲はイギリスでは結婚式の定番。日本では殆ど知られていないが、イギリスのテレビや映画ではお馴染みの顔である。






●Richard Thompson "You? Me? Us?"


英国のシンガーソングライター、リチャード・トンプソン(64)の1996年の8thアルバム。プロデュースはロス・ロボス、スザンヌ・ヴェガ、エルヴィス・コステロなどを手掛けた売れっ子ミッチェル・フルーム。エレクトリック盤とアコースティック盤の2枚組で、フェアポート・コンヴェンション時代から定評のあるギター・テクニックと陰影のあるサウンドが堪能できる。当時2歳の息子テディがヴォーカルで参加しているのも話題。






●2gether "U + Me = Us"


アメリカMTVで1999-2001年に放映されたテレビドラマ『2gether』の主人公の架空のボーイズ・バンド、2getherのデビュー曲。90年代のニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック、 'N Sync、バックストリート・ボーイズなどボーイズ・バンド・ブームのパロディで、5人のメンバーは全員俳優。ひとりアイドルらしからぬおっさんがいるのがイカす。2000年には番組を飛び出してブリトニー・スピアーズのツアーのサポートも務めた。2年前に再結成がアナウンスされたが未だ実現に至っていない。1Dに対抗するためにぜひとも復活して欲しいものだ。






君のため
僕のため
我々のため

You are Me is Us were.
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【噂の真相】アレン一族の陰謀~世界の音楽界を影で牛耳る謎のファミリーの秘密を暴く!

2013年11月11日 00時33分58秒 | 妄想狂の独り言


マーシャル・アレン Marshall Belford Allen 89歳(1924年5月25日 - アメリカ ケンタッキー)長男
デヴィッド・アレン Christopher David Allen 75歳(1938年1月13日- オーストラリア メルボルン)三男
 

来日中のデヴィッド・アレン(75)、ご長寿ランキング第2位のマーシャル・アレン(89)のダブル・アレンに共演歴があるという衝撃の事実が判明した。映像作家ジェームス・ハラーによる映像&即興ユニットCINEMA SOLORIENSにマーシャル&デヴィッド・アレンが参加し、今年春にヨーロッパ・ツアーを行った。マーシャルは以前からCINEMA SOLORIENSに参加しており、2006年に来日も果たした。「太陽が招く宇宙のドラマ」というタイトルで、映像と即興演奏が自在に絡み合い果てしない宇宙の旅を生み出すというコンセプトは、まさにゴング以来デヴィッド・アレンが追求する世界観と同一である。今回の共演は星間旅行楽団アーケストラとコバイア星のトリップ集団ゴングのシンクロニシティを明らかにした。ジャズとロックの宇宙教祖の邂逅は21世紀カオスのコスモス化の為には必然であろう。



聡明なる読者諸兄に改めて説明する必要はあるまいが、ご長寿&宇宙のときめきのダブル・ヘッドライナーを勤める両者のもうひとつの共通点は「アレン」姓である。謎に満ちたアレン一族の系譜を紐解くと、人類の歴史を震撼させる衝撃の事実が明らかになる。

ウディ・アレン Woody Allen 77歳(1935年12月1日 - アメリカ ニューヨーク州ブロンクス)次男


アレン一族の出世頭にして最大のセレブは映画監督のウディ・アレン、本名はアレン・スチュアート・コニグズバーグ(Allen Stewart Konigsberg)。女性に囲まれ精神的かつ言語的に混沌とした幼少時代を経てマジシャン、ギャグライター、コメディアン、映画監督、俳優、小説家、クラリネット奏者という様々な顔をもつ。私生活はダイアン・キートン、ミア・ファロー、ミアの養子のスン・イーと恵まれた女性遍歴に彩られる。ジャズをサントラに多用する映画作品は、ニューヨークを舞台に差別やコンプレックスや自意識に苛まれて生きる少数派を描いた人間ドラマ。黒ぶち眼鏡の冴えない風貌にはセレブっぽさは皆無の社交界の異端児。




ピーター・アレン Peter Allen 48歳没(1944年2月10日 - 1992年6月18日 オーストラリア・ニューサウスウェールズ)四男


アレン家ポップス系代表はオーストラリアのシンガーソングライター、ピーター・アレン、出生名はPeter Richard Woolnough。映画『ミスター・アーサー』(80)主題歌「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」でアカデミー賞受賞したAORの王道。キャッチコピーは「ニューヨークのゲイ・シンガー」。70年代にカミングアウトした数少ない有名人のひとりである。広いおでこでニカっと笑い、胸毛を晒してクネクネ踊る姿はゲイ人たちの憧れの的だった。1992年48歳でエイズの為死去。2004年に生涯を描いたミュージカルがブロードウェイで上演され、ピーター役のヒュー・ジャックマンはトニー賞を受賞した。生きていれば69歳のアレン一族の4男坊。




●バイロン・アレン Byron Allen 年齢不詳(生年場所詳細不明)除籍


1963年に弁護士のバーナード・ストールマンが設立したESPディスクは翌年のジャズの十月革命と呼応してフリージャズ作品を多数リリースする。オーネット・コールマン、アルバート・アイラー、サン・ラー、ファラオ・サンダース、ポール・ブレイなどシーンを代表するアーティストに加え、若手ジャズマンの作品も数多い。そのひとりがアルトサックス奏者バイロン・アレン。オーネット・コールマンの紹介でESPと契約したバイロンは当時のオーネット・トリオと同じsax/b/ds編成で1965年に『Byron Allen Trio』をリリース。チャーリー・パーカーの影響の濃いアグレッシヴな演奏を聴かせる好盤だが、この一作で姿を消した。長い不在の後、1979年に突如2ndアルバム『INTERFACE』をリリース。メンバーは違うが同じトリオ編成で、1stの攻撃性は影を潜め、スティーヴ・レイシーを思わせる静謐かつ知的な世界を展開した。しかし再び消息不明になり、現在生死も明らかではない謎のジャズマン。残された2作は孤独な才能のメモリアルとして貴重。アレン一族の門外不出口の秘密である。




ジェリ・アレン Geri Allen 56歳 (1957年6月12日- アメリカ ミシガン)長女


デトロイト出身の女流ジャズ・ピアニスト。初期のフリー全開の演奏は聴いていると胃痛になるとまで言われた。スティーヴ・コールマンが提唱したM-BASE派に属したが徐々に活動の幅を広め、オーネット・コールマンやチャールズ・ロイドなどの大物やデイヴ・ホランド&ジャック・デジョネット、ロン・カーター&トニー・ウィリアムスといったベテラン・リズム隊と共演、現代ジャズ界を代表する人気女性アーティストである。若い頃はスリムでシャープな姉御肌だったが、今は貫禄でっぷり、もとい、たっぷり。




リック・アレン Richard John Cyril "Rick" Allen 50歳(1962年11月1日 イギリス ダービーシャー)五男


英国のハードロック・バンド、デフ・レパードのドラマー。3rdアルバムが全米チャートでマイケル・ジャクソンの『スリラー』に次ぐ最高2位を獲得する大成功を収め順風満帆に思えたリックの人生を、1984年に交通事故で左腕切断という悲劇が襲った。しかしめげることなく楽器メーカーの協力を得て両足と片腕だけで演奏可能なドラムセットを開発しバンドに復帰。以来一貫して世界的ロック・スターの屋台骨を支える。さすがアレン一族の末っ子である。




アレン・ギンズバーグ Irwin Allen Ginsberg 70歳没(1926年6月3日 - 1997年4月5日 アメリカ ニュージャージー)隣人以上親戚未満


アメリカの詩人。アレン姓ではないが、ウディ・アレンの本名も違うことを考慮すれば、アレン一族とは単なる隣人以上の因縁があることは確か。代表作「吠える」はジャック・ケルアック「路上」と並ぶビート文学の古典。ビートの親玉、不良の大物、ゲイ詩人、ドラッグ常習者、など不名誉という名誉を背負った、60年代ヒッピーのカウンターカルチャーのアンチヒーローであり、音楽界にも多大な影響を与えた。ソロ・レコードも数作リリース。同じビート詩人サークルから生まれたロック・バンド、ファッグスのレコード解説を執筆し、ESPディスクの編集アルバム『EAST VILLAGE OTHER』にも参加。ボブ・ディランやポール・マッカートニーとの共演もある。生きていれば87歳。




GGアリン Kevin Michael "GG" Allin 36歳没(出生名Jesus Christ Allin 1956年8月29日 – 1993年6月28日 アメリカ ニューハンプシャー)勘当


「ロック史上最悪の変質者」と呼ばれるパンク歌手。将来救世主になるという天使のお告げでジーザス・クライストと名付けられたが、兄が発音出来ず「じぇじぇ」と呼んだためGGというニックネームになったという逸話はあまちゃんに影響を与えたのかも。ステージ上での排泄、ガラスやビール瓶で自分を切り刻む自傷行為、観客に向かって罵りと糞便と暴力を撒き散らすという、初期じゃがたらやスターリンも真っ青な過激なパフォーマンスが有名で、現在でもお下劣ミュージシャンの代表格として語られる。20年前にドラッグ死しなければ57歳だが、さすがのアレン一族も生まれた時に勘当せざるを得なかった人格破綻者。




以上の考察より、アレン一族の特性は下記5点に集約されることが証明された。

1)人知を超えた強い生命力
2)へこたれない不滅の意思
3)道を究める求道者
4)謎に満ちた変わり者
5)アングラ文化との連動

結論)「アレン」は世界文化を裏で牛耳る地下組織のキーワードである。

▼陰謀キャンペーン実施中



荒れんなら
アレンとあかん
アレアラレ

リリー・アレン Lily Rose Beatrice Allen 28歳(1985年5月2日 - イギリス ロンドン)孫娘


イングランドのシンガーソングライター。MySpaceで曲が700万回視聴され、インターネットで火がついた。毒舌家で知られ、元ザ・リバティーンズのカール・バラーやザ・クークス、ケイティ・ペリーなど多くのアーティストに毒を吐いている。カワイイ顔してこんな歌を唄うとは、やはりアレン家の血は争えない。



★アレン一族のさらなる情報求む!!!



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進化する新時代の子供たち(Nouveaux enfants évolution):イーグルス/リザード/ナゴム/W&JAS

2013年10月22日 00時15分15秒 | 妄想狂の独り言


子どもの能力は時代と共に進化する。時代の流れに戸惑いを隠せない、夢見るママス&パパスの元にもコウノトリは新しい子供(nouveaux enfants ヌーヴォー・ザンファン)を配達する。本稿が新たなる親子関係を築く手引きになれば幸いである。

●イーグルス「ニュー・キッド・イン・タウン」


1976年の大ヒット・アルバム『ホテル・カリフォルニア』からの1stシングルが「街の新入り」。スピリット(魂・酒)の置いていないホテルを舞台に、ウェストコースト・ロック界の凋落、ひいては商業主義化したロック界への皮肉、あるいは現代社会・都市社会の歪みへのアンチテーゼなど、からっぽの時代への挽歌。「君が歩けばみんな君のことを話す でもそれは新しい奴が来るまで その後は君はみんなに忘れ去られる」と入れ替わりの激しい時代の潮流を歌ったの曲は、情報が絶えずタイムラインを流れ去る現代社会を先取りしていた。




●リザード「ニュー・キッズ・イン・ザ・シティ」


東京ロッカーズの雄リザードの1979年のデビュー・アルバム『リザード』のオープニングを飾るのが「都市の新しい子供たち」。イーグルスが嘆いた旧態然としたロック界にNO!を突き付け、新時代の到来を宣言した。三島由紀夫に心酔する極真空手の闘士、絞殺し(Strangler)のジャンことJ.J.バーネルのプロデュースは、クールで近未来的なエレクトロ・ロックに結実。「新しい子供達が生まれ 新しいヴィジョンが生まれる 新しいモラルがつくられ 新しい世界が生まれる」。僅か3年で情感ある夕刻のホテルが無表情な月夜の石油コンビナートに変貌した。




●V.A.「子どもたちのCity」


80'sインディーズの代表レーベル、ナゴム・レコードはバカバカしさに溢れた何でもアリの子ども天国だった。ナゴムには「あつまり」とタイトルされたオムニバスが3作あるが、1987年メジャーのディスコメイト(!)レコードからリリースされたのが本作。筋肉少女帯、人生、ばちかぶりなどナゴム系とパパイア・パラノイア、ゴーバンズ、メトロファルス等キャプテン・レコードのバンドを収録。ケラリーノ・サンドロビッチによるイラストが楽しい。タイトル通りのKids Cityだった80年代サブカルチャーを象徴する。







●W&JAS「New Kid In Town」


結成13年目の韓国の実力派エレクトロ・ポップ・バンド「W(ダブリュー)」がヴォーカルに魔性の声を持つ女性シンガーJASを迎えてW&JASとして始動、初のミニ・アルバムが「街の新顔」。宇宙的な深みのあるエレクトロ・ポップの真髄を追求する彼らが、前衛都市同様、新顔の参入により新たなレベルに挑戦する。。



★W&JASインタビューはコチラ

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CD不況を一喝!「あまコンピ」企画書 (ハッキリ言って便乗企画)

2013年06月20日 00時24分55秒 | 妄想狂の独り言


90年代~00年代前半にかけてコンピレーション・アルバムのブームがあった。「NOW」「HITS」「MAX」といったヒット曲系、「That's Eurobeat」「SUPER EUROBEAT」「JULIANA'S TOKYO」といったダンス系、「feel」「image」といった癒し系、他にもCMソング、バラード、カフェミュージック、パンク、トリビュート等様々なテーマで編成したコンピがリリースされ、中には100万枚近い大ヒットを記録するものもあった。着うたや配信やYou Tubeのない時代、好きな曲はあるけどアルバムを買うほど好きではない、という多くのリスナーにとってコンピレーションは最適だった。レーベルを超えた選曲を売りにしたCDも多かった。



しかしCDが売れないと言われる現在、コンピ市場はほぼ消滅したといっていい。YouTubeにはヒット曲や特定のテーマで選曲した再生リストが無数にあるし、好きな曲をお気に入り登録すれば自分だけのコンピが簡単に作れる。10年前もてはやされたコンピ盤は、CD墓場ブッコフ¥250コーナーでも売れず、産廃処理される運命を辿る。

そんなコンピ氷河期に敢てコンピ企画を提案したい。まさに今やるしかない旬の企画である。恐らく実現へ向けて動き出したレコード会社もあるだろうから、いち早くリリースした方がいい。

<コンピレーション企画>
「あまコンピ」シリーズ

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」が視聴率20%超えの驚異的人気。特に40~50代男性に人気が高い。この年代はCD全盛期に育ちコンピ・ブームに踊った世代で、CD離れが進む若年者層に比べ、所有欲が高く、CDやアナログ盤の中心的な購買層である。さらに劇中で使用される80年代歌謡曲やポップスは勿論、スカビートのテーマ曲などオリジナルサントラ音楽の人気も高く、音楽ファンの掘り起こし効果も見られる。今年の流行語大賞候補No.1「じぇじぇじぇ」をはじめ、社会現象的な話題になっている。

音楽業界もこのブームに便乗しない手はない。ただし相手は公共放送のNHK。表立ってタイアップは不可能。また音楽担当の大友良英はあまちゃんの楽曲が政治や営利目的に使われるのをとても嫌っている。

そこで考えたのが、海女ちゃんではなく「尼さん」のあまコンピ。シリーズ監修は瀬戸内寂聴に依頼する。何故寂聴か、と問われれば、今年のFREEDOMMUNE 0<ZERO>ONE THOUSAND 2013に出演し、Penny Rimbaud(co-founder of CRASS)や大友良英やボアダムズや灰野敬二と対バンするから。萩原健一や辻仁成といったミュージシャン出身者とも付き合いがあるから、音楽に造形が深いに違いない。

ただしジャケットに寂聴の写真を使うと余りに説法臭くなるので、若くかわいい尼さんを起用し、海でフォトセッションをおこなう。法衣で海に入り頭に手ぬぐいを巻けば、天野アキ(能年玲奈)と区別がつくまい。騙しっぽいが、間違いなく本物の尼さんなので問題ない。





シリーズ中、最も力を入れるのは「あまノイズ」である。実はこのシリーズの肝がこの商品なのである。というのは「あまノイズ」に大友良英を参加させて仲間に取り込むことで、便乗商法だと文句を言えないようにするため。さらに「あま階段」を結成すれば、例のイントロの触りだけでも使わせてくれるかもしれない。ちなみにあま階段は潮騒のメモリーズ+非常階段ではなく、瀬戸内寂聴+マル非なのでお間違いなきよう。

このご時世に宣伝制作費はほとんどゼロに近いと思われるので、あまノイズさえちゃんと出来れば、残りの「あまアイドル」「あま歌謡」「あまフォーク」「あまクラシック」「あまジャズ」の選曲に神経を使う必要はない。聴きやすく当たり障りがない、できれば著作権切れの楽曲を適当に繋げばOK。要はあまコンピという体裁さえ整えれば内容はどうでも...というと語弊があるが、まあ気軽に聴ければいいのである。「あまノイズ」以外の購買ターゲットは音楽マニアではなくあまちゃんファンのおっさんとその家族なのであるから。

ここまで考えて、「尼」じゃなくて「甘」でいいじゃないか、ということに気がついた。あま=甘なら瀬戸内寂聴を担ぎ出して高い監修料を払う必要はない。「甘ソウル(Sweet Soul Music)」という商品も増える。さらに甘味業界とタイアップすれば、そこそこの協賛金と販促用試供品が手に入るかもしれない。大きな売り上げは望めないだろうが、損をすることはあるまい。この不況の折にナイス企画だと思うが如何だろうか。唯一のリスクはあまちゃんファンの文化人(とても多い)から総スカンを喰うだろう、ということだけ。

▼次回はお座敷ノイズ電車をやってケロ。




同じ便乗するなら、後追いよりも先駆けでありたい。

便乗は
業界の常
気にしない

なお「あまロック」がないのは、このアルバムに敬意を表するからである。



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アンチのアンチは肯定?~殺傷系音楽、賛成派ロック、不自由ジャズ、脱○○反対

2013年06月14日 00時20分44秒 | 妄想狂の独り言
  

10数年前にヒーリング・ミュージック=癒し系音楽というものが流行った。「心理的な安心感を与えたり、気持ちをリラックスさせたりするために作られた音楽」と定義され、ニューエイジ・ミュージックとも呼ばれる。自然音を真似たシンセのまったり茫洋とした垂れ流しの何処がニューエイジ=「新世代」なのか分からないし、「1/fゆらぎ」「α波」「音楽セラピー」など一見科学風の解説も意味不明。東洋医学やインド哲学や自然主義を説き、白いガウンに身を包んだ姿は某グルの新興宗教を思わせる胡散臭さが漂っていた。癒しを与えてやるという上から目線に大人しく従う大衆が何ともトホホだった。





癒しの音楽があるなら、アンチ癒しの音楽があってもいい筈。聴く人に「心理的な不安を与えたり、気持ちにストレスをもたらす音楽」。HEAL(癒す)の反対語はWOUND(傷つける)。「殺傷系音楽」とでも訳せばいいだろうか。音楽で人を殺せる、と言ったのは阿部薫だが、そのサックスには耳障りなフリークトーンもあるが、根本に日本的な叙情がある。むしろ笑顔で人を殺す冷淡さが必要だろう。そういう意味ではRAGE ROOMという血みどろ破壊パフォーマンスのジョン・ダンカンや巨大小陰唇=マクロニンファが近いか。どんな非音楽的なノイズも、いやマル非であればあるほど、逆に大きな喜びを見出す人々が存在し、そんなマゾンナ(&マゾ雄)にとっては雑音・騒音こそ格好の癒しになるのだから難しい。こればかりは多数決で決めるわけにもいかない。昨日のブログ記事の遅延した飛行機にクラシック楽団ではなく、メールス・ジャズ祭に出演するフリージャズ演奏家や、ノー・ファン・フェスティバルに出演するノイジシャンが乗り合わせていたらどうだろう。屹立する灰野敬二×ヘッドが光る坂田明&JOJO広重×痙攣T.美川×変態拍子吉田達也という夢の共演が実現したとして、乗客がスマホを向けて大喝采したかどうか?ラストにコサカイフミオのダイヴで墜落、というオチも用意してある。





ロック・イン・オポジション=反対派ロックにアンチを突きつける賛成派ロックの象徴は全肯定バンドのイエスだろうか?キャンペーン・モデルはローラ





フリージャズのアンチ、不自由ジャズは五体不満足ミシェル・ペトルチアーニ、もしくは盲目(mecra)ローランド・カークにお願いしたい。ただし両者とも演奏は凄まじく自由奔放である。肉体的ハンディキャップが自由な表現を促すのである。





NO NUKESに対抗するイエス核兵器。反維新の会に対する賛成共産党って同じ意味か?反対の反対は賛成なのか?アンチアンチばかり言う人々はシバカレ隊と思うことはあるのか?意味と意味の隙間に陥る堂々巡りは傷を負った看護婦(ナース・ウィス・ウーンド)に癒してもらうしか無かろう。






反対を
唱えるだけじゃ
変わらない

I LOVE NUKES!と書いたら如何だろう。ご意見求む。
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これってファッショモンスター?~率直な意見を語るスレ

2013年06月06日 00時20分54秒 | 妄想狂の独り言


改正公職選挙法が成立しフェイスブックやツイッターを使用したネット選挙が解禁になる。慰安婦発言問題に関する繰り言をツイッターで呟くのを許すとか、震災復興予算が関係ない事業に使われていたとか、お上のやることは理解を超えているのでどうなることやらわからない。注意すべきはフェイスブックやツイッターは基本的に友達やフォロワーじゃなければ読めないということ。友達申請やフォローするのは共感者である場合が圧倒的に多い。政治家・政党ならば支持者が大多数だろう。支持者に対して発言を繰り返しても不支持者や無関心な有権者には届かない。要は内輪受けに過ぎないということだ。勿論慰安婦問題のように社会現象的な関心事になればマスコミにより拡散され大きな影響力を持つ。それがなければ大阪市長のツイッターのフォロワーが100万人を超えることはなかっただろう。因みに総理大臣のフォロワーは約1/10の12万人である。結果的に市長はネットとマスコミをうまく使ってフォロワーを増やしたといえる。ネット選挙を上手に使って再選される可能性も有り得る。

ブログも同様に愛読者・支持者以外には届かない。ブラ外し方やラリーズ記事のようにキーワード検索に引っかかって見にくる読者もいるが、その数は総閲覧数の10%にも満たない。大多数がブックマークしている愛読者、もしくはフェイスブックやツイッターからの訪問者=友達とフォロワーだと思われる。いくら騒いでも興味のある人にしかリーチしないわけである。

ネット上で話題が盛り上がって満足している人たちもいるが、ネットに頼るだけでは勝てない、という事実を肝に銘じるべきだと思う。総務省のインターネット利用動向調査によると平成23年末のインターネット普及率は80%近いが、世代別にみると60歳未満が多数を占め、地域別では大都市部中心。ネットでいくら話題になっても、世論形成に大きな影響力を持ち国政選挙を左右する地方の高齢者には届かないのである。そんな人たちにどのように主義主張を伝えるかがキモだと思う。

テレビ・新聞はもちろんフェイスブックやツイッターもW杯予選の話題でもちきりである。読者にサッカーファンがどのくらいいるかは知る由もないが、はっきり言って個人的には全く興味がない。全力で一生懸命試合に挑む選手たちをマスコミが大袈裟に煽るのは商売だから当たり前だが、気になるのは世間に流布する全体主義的なムードである。自国を応援しなければ国民に非ずという雰囲気、警官隊が出動するほどの大騒ぎ、スター選手への過度な期待、勝てば官軍・負けたら戦犯扱い。「みなさんがプレッシャーをかけてくれるんでね」というジョークめかした発言の裏に本心を感じたのは私だけだろうか。ゴールを決めた途端無数の巨大な日章旗がスタジアムに翻るのを観て、し●き隊はどこかと探してしまった。競技に熱狂するのに敵味方は関係ないし、交差点の真ん中で両者入り交じってハイタッチで感動を共有したかもしれない。彼らは週末には新××保に出向き、この夜渋谷にいた警官隊をその地に迎え、ヘイトスピーチと罵倒の応酬で一般市民を脅かすのだろう。メンバーが脱○○やアンチ△△とダブっているのもなぜなんだこれくしょんである。







▼参考:冒頭(特に0:45"から)のMCを聴いてケロ



仮想世界で
大威張りする
ファッショ君

これで炎上しなかったらブログの無力さの証明になるだろう。
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胸キュンフルーツ戦 第1回~バナナvsイチゴ

2013年03月27日 01時07分05秒 | 妄想狂の独り言


早朝布団の中で童謡「さっちゃん」の歌詞(4番存在説あり)のバナナから「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ」のジャケットを連想しいろいろな果物に思いを馳せるうちにフルーツと音楽の関係を調べたら面白いのではと思いついた。そこでバナナとイチゴという二大フルーツのライバル対決に挑んでみた。なお調査にあたってはツイッターでフォロワーの方にご協力を仰いだのでこの場を借りてお礼を申し上げたい。

●ジャケット
バナナ:高田渡「ごあいさつ」


現代詩をフォークにのせるスタイルを確立させた高田渡1973年のメジャー・デビュー作。演奏ははっぴいえんど。ニューミュージックの誕生に立ち会ったベルウッドレコードを代表する金字塔。テリー・ジョンソンを名乗りヘタウマアートの騎手となる湯村輝彦が手がけたとボケたバナナと柳の下でそれを見上げる浴衣の男のイラストが牧歌的でもありシュールでもあり高田の人なつっこさと前衛性を際立たせている。昭和ポップスには印象的なジャケットが多いがキャッチーなバナナが一際存在感を主張する。

イチゴ:ザ・ダムド「ストロベリーズ」

ウォーホールに対抗出来るいちごジャケを募集したところチャック・ベリー(Berry=Strawberry)やアニマル・コレクティヴ等を推薦いただいたが残念ながらヴェルヴェッツに匹敵する象徴性には乏しい。その中では「豚に真珠」ならぬ「豚にいちご」のダムドの5thアルバムが暗示的でいい。前作「ブラック・アルバム」でパンクからの脱却を計った彼らがポップ路線を極めた1982年のアルバム。喜びvs痛み(「Pleasure And The Pain」)、生vs死、前衛性vs大衆性...。裏ジャケではいちごを踏みつぶした豚が佇み睨みつける。本作を最後にオリジナル・メンバーのキャプテン・センシブルが脱退しバンドは心機一転メジャーデビューに至る黙示録ともいえる。

●バンド名
洋楽(サイケ)
バナナ:エレクトリック・バナナ



エレクトリック・バナナはブリティッシュ・ビート・バンド、プリティ・シングスがサイケデリックに転身した1960年代末に副業としてテレビや映画に出演/楽曲提供するときに名乗った変名。「エモーションズ」(1967)「S.F.ソロウ」(1968)というサイケポップの名作を生みつつ商業的に恵まれなかったプリティーズが才能を注ぎ込んだ作風は副業といえど手抜きなし。ダムドの覆面ユニットのナズ・ノマッド&ザ・ナイトメアーズやXTCの変名ユニット、デュークス・オブ・ストラトスフィアーのヒントになったと思われる。1970年代にも同名でハードロック作品を残しておりエレクトリック・バナナはプリティーズのオルターエゴともいえる。

イチゴ:ストロベリー・アラーム・クロック


1967年にデビューし全米No.1ヒット「インセンス&ペパーミンツ」を放った「いちご時計」ことストロベリー・アラーム・クロック。ドアーズ風のオルガン・サイケをポップな意匠で展開した彼らは他の便乗バンドの多くが一発屋で終わる中アルバムを4枚リリースした実力派。当時サイケ映画「嵐の青春(Pasych-Out)」にも出演した。「インセンス&ペパーミンツ」は「オースティン・パワーズ」など60年代を描いた映画には欠かせない時代を象徴する名曲。

洋楽(ニューウェイヴ)
バナナ:バナナラマ



1981年デビューのロンドン出身のガールズトリオ。デビューのきっかけはセックス・ピストルズのメンバーのスタジオの上階に彼女たちが住んでいたこと。80年代半ば全米No.1ヒット「ヴィーナス」をはじめとするディスコ調ニューウェイヴで大ヒット。バブル時代の日本でも大流行した。

イチゴ:ストロベリー・スウィッチブレイド


グラスゴーで1981年に結成されたガールズ・デュオ。サイケな水玉模様の衣装はゴスロリの元祖としてファッション界も含め大きな影響を与えた。女性デュオとしてシャンプーやパフィの手本にもなったと思われる。

邦楽(若手)
バナナ:BANANAFISH



2007年東京青山で結成された4人組。UKロックを核に様々な音楽性を取り入れた柔軟なギターロックを展開し人気を集め昨年限定発売したデビュー・アルバム「SCROLL」が好評につき今年1月全国リリースされたばかりのちゃきちゃきのブライテストホープである。

イチゴ:STRWBERRY RECORD


1998年埼玉で結成された4人組通称ストレコ。憂鬱をコンセプトの軸に置きながらも陰湿にはならずポップかつ前衛的なポストロックを聴かせインディーで7作、メジャーで4作のアルバムをリリース。個性的なバンドだったが2009年無期限活動停止を発表した。

●曲名
スタンダード
バナナ:ゴールデンハーフ「バナナ・ボート・ソング」



別名「デイ・オー」元々はジャマイカ民謡メントの労働歌。1957年アメリカの黒人歌手ハリー・ベラフォンテが歌いヒットさせた。日本では同年浜村美智子が唄い大ヒット。多くの歌唱・替え歌がある。1970年代前半「8時だヨ!全員集合」等に出演しお茶の間の人気者だった全員ハーフのアイドル、ゴールデンハーフのヴァージョン。

イチゴ:メロン記念日withばんばひろふみ「『いちご白書』をもう一度」


1975年フォークデュオ、バンバンが唄いオリコンNo.1ヒットさせたユーミンこと荒井由実(現・松任谷由実)作詞作曲ナンバー。「いちご白書」とは実際に起った学園紛争を描いた1970年公開のアメリカン・ニューシネマの代表作。ハロー!プロジェクトのフォークカバー集「FOLK SONGS」に収録のメロン記念日と元バンバンのばんばひろふみによる(セルフ)カバー。フルーツがフルーツを唄う。

アイドル
バナナ:AKB48「となりのバナナ」



AKB48ひまわり組劇場公演の2nd Stage「夢を死なせるわけにいかない」の中の一曲。秋元康作詞・ヒャダインこと前山田健一作曲。DVD「AKB48 紅白対抗歌合戦」に収録。CDではリリースされていない。♪となりのバナナは青すぎる/アレしてコレして熟れていく/おいしいバナナになれますように♪という少女の成長をバナナになぞらえた歌。

イチゴ:palet「イチゴ気分」


正統派アイドルPASSPO☆の妹分、7色カラーでファンを染め上げる究極系ピュアアイドルpaletの昨年10月のデビューCDラストナンバー。PASSPO☆を受け継ぐビートロックで♪これって恋かな?これって恋かも?甘くて酸っぱい…夢はイチゴ気分!♪とイチゴ味を恋に例える歌詞も王道。

ロケンロー
バナナ:
少年ナイフ「バナナチップス」




少年ナイフ「バナナフィッシュ」


日本のガールズバンドの代表格少年ナイフにはバナナソングが2曲もある。どちらもナイフらしいシンプルなポップチューンで黄色いバナナの明るいイメージにぴったり。よほどのバナナ好きである。し・か・し!デビューEP「BURNING FARM」(1983)のジャケットにはイチゴが!オルタナ界で評価されるだけあり微妙に屈折している。

イチゴ:
ブランキー・ジェット・シティ「いちご水」




ブランキー・ジェット・シティ「腐った野苺」



ミッシェルガン・エレファント「Strawberry Garden」


ロケンロー界の仲良しコンビ浅井健一とチバユウスケが二人とも大のタンバリン好きなことは以前検証したが何とイチゴ好きでもあることを発見!しかもベンジーは2曲も!!甘くて可愛らしいイチゴはバナナより男性受けがいいと思われるがふたりもタダのオトコに過ぎない。イチゴへの憧憬を敢えて曖昧に描いた歌詞に硬派で売る男の「照れ」が見え隠れする。

●PV
バナナ:クイーン「狂気への序曲」



実質的なラストアルバム「イニュエンドウ」(1991)収録曲。病魔に侵されたフレディー・マーキュリーの病状を隠すような厚いメーキャップとモノクロ画像処理したPVが今観ると痛々しい。後の考察通りバナナが狂気の象徴として登場する。

イチゴ:アーバンギャルド「スカート革命」
→PVはコチラ
トラウマテクノポップ前衛都市のメジャーデビュー曲。スカートの中を隠すイチゴが少女(処女)性を際立たせ何もないより挑発的な効果を発揮するのはモザイクと同じ。松永天馬のプロパガンダ戦略はメジャーでも変わりはない。

●イディオム
バナナ:

「Go Bananas」は気が狂う、激怒するという意味。トリップ時に見える色は黄色だと言うしモップスのお披露目パーティーではバナナの皮を乾かして吸ったという。バナナは人の正気を惑わすヤヴァいフルーツのようだ。ゴングのリーダーであり最高のトリップ野郎デヴィッド・アレンの1stソロ・アルバムのタイトルは「バナナ・ムーン」だし孤高のクラウトロックバンド、ファウストの2ndアルバム「ソー・ファー」のタイトル曲では♪父ちゃんはバナナを食べる、明日は日曜日♪という歌詞が唄われる。Lunatic=精神異常者の月と形が似ていることも一因か。



いちご:
「Like Giving A Donkey Strawberries=ロバにイチゴ」は「豚に真珠(Pearls Before Swine)」の意味。ダムドのジャケットは二つのことわざの融合である。また女峰をはじめとちおとめ、越後姫、あかねっ娘などイチゴの名称には女性的なものが多い。小さくて丸くて赤いことが「カワイイ」というイチゴのイメージの元になっていると思われる。サンリオの月刊紙は「いちご新聞(いち新)」だし人気キャラクターいちごの王さまは男というより女の子っぽい。



【対決結果】
以上の勝負からわかるのはバナナ=異常でエキセントリック、イチゴ=可愛くてスウィートであり当ブログ的にはバナナに軍配が上がると結論しようと思ったら、昨日の100% KPP WORLD TOUR 2013@ZEPP TOKYOできゃりーぱみゅぱみゅ「私はいちごが大好きです!」と言っていたので無条件でイチゴの勝ち!!!




フルーツは
イメージだけじゃ
わからない

フルーツ対決第二弾のリクエストお待ちしています。




コメント (5)
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大ヒット間違いなし!「インディーズの逆襲トリビュート」CD企画書

2013年03月17日 00時21分44秒 | 妄想狂の独り言


【CD企画書】
●タイトル:好き好き大好き80's!~インディーズの逆襲トリビュート

●企画意図:若手バンドが80年代ニューウェイヴのベテラン・アーティストと共演したり彼らの楽曲をカバーしたり、当時の伝説のバンドの再結成やベスト盤・未発表音源・BOXセット等がリリースされたり、若い音楽ファンから日本のパンク/ニューウェイヴのオリジネーターへの注目が高まっている。これまでバンド単位のトリビュートや洋楽ニューウェイヴのカバー集はあったが、80年代日本のインディーズシーン全体を俯瞰する作品はなかった。1980年代と2010年代の30年間のミッシングリンクを埋めるべく21世紀(2000年以降)にデビューしたアーティストに限定し当時の代表曲を厳選したこのトリビュート・アルバムは80年代に青春を過ごした世代(40-50代)と現在のJ-Rockファン(10-20代)の両方に大きくアピールできる作品である。また80年代インディーズ・ブームの火付け役の伝説的レーベル、キャプテンレコードの復活第1弾ということも大きな話題になるに違いない。

●商品仕様:CDディスク枚数: 1/定価2500円(税込)/レーベル:キャプテンレコード
●発売日:2013年7月4日
●総合プロデュース:佐藤薫(EP-4)/マスタリング:中村宗一郎(Peace Music)
●歌詞付き/楽曲解説:サエキけんぞう×大槻ケンヂ
●アートワーク:イラスト:荒木飛呂彦(「ジョジョの奇妙な冒険」作者)/デザイン:信藤三雄(Contemporary Production

●収録予定アーティスト/楽曲
1.きゃりーぱみゅぱみゅ/戸川純「好き好き大好き」


リード・トラックは原宿から世界へ飛び出した最注目のポップアイコンきゃりーぱみゅぱみゅ。80年代サブカルアイドル戸川純の代表曲を中田ヤスタカがどのように料理するかが楽しみ。PVの振り付けと衣装にも注目したい。



2.キノコホテル/アーントサリー「すべて売り物」


この企画のヒントになったカバー。戸川純と並ぶ80年代ニューウェイヴの歌姫PHEW率いる伝説のパンクバンド、アーントサリーを21世紀のカリスマ支配人マリアンヌ東雲率いる謎めいた女性集団キノコホテルがカバー。パンキッシュなビートと全員で叫ぶコーラスが聴きもの。キノコホテル5/1リリースのミニアルバム「マリアンヌの逆襲」に収録。



3.アーバンギャルド/プラスチックス「コピー」


トラウマ テクノポップバンド、アーバンギャルドはP-MODELがお似合いだが敢えてライバルのプラスチックスにトライ。ピコピココール&レスポンスを天馬がどのように病気に変身させるか興味深い。



4.神聖かまってちゃん/P-MODEL「ヘルスエンジェル」


の子よぉおめえがピンクのジャズマスで目ぇひん剥いて歌うのは平沢進の影響バレバレだってぇのマジで。ホントは認めたくねぇんだろー判ってんだよ。仕方ねぇから演らせてやるよ。思いっきりなりきってくれよってざけんな。アザーーーっす!



5.PLASTICZOOMS/オートモッド「デストピア」


以前ヴィジュアル系と書いたがゴス系と呼ぶべきだったPLASTICZOOMSには元祖ゴス=ジュネ率いるオートモッドをカバって欲しい。結成30周年で注目を浴びるBOOWYの布袋寅泰が参加したこの曲は今が旬。



6.でんぱ組.inc/ザ・スターリン「ロマンチスト」


アキバ系代表"ももクロの次はでんぱ組"の呼び声も高い6人組はアイドル界のスラッシュメタルと称される(私だけだが)ので過激なステージが伝説の遠藤ミチロウ率いるザ・スターリンのハードコアナンバーをカバー。切れ味抜群のダンスビートと萌え系アニメヴォイスで踊らせてくれ!



7.八十八ヶ所巡礼/筋肉少女帯「元祖高木ブー伝説」


こちらも謎の多いバンド八十八ヶ所巡礼によるニューウェイヴプログレメタル・カバー。変態性が共通する筋少と八八の相性はピッタリ。超絶ギターの見せどころもタップリ。



8.te'/グンジョーガクレヨン「Break」


残響レコード主宰kono(河野章宏)率いる人気インストロックバンドte’にはアヴァンロックの雄グンジョーガクレヨンをお願いしたい。ストイックなサウンドがポストロックに通じる。80年代の混沌を残響で再解体してほしい。



9.'N夙川BOYS/りえ&THE BLUE HEARTS「ボーイフレンド」


レコードならB面1曲目は最高に弾けたロケンローバンドによるロケンローカバー。90年代の楽曲だしインディーズでもないが、マーヤには王道ナンバーを思いっきりバタ臭いはっちゃけロックにして「まだまだ行けるかーーーっ!」と叫んでほしい。



10.嘘つきバービー/INU「メシ喰うな」


佐世保の変態3ピースバンド嘘つきバービーにはパンク詩人町田町蔵(康)の恫喝ロックナンバーを。メンバーの病気で休んでいたが半年ぶりに復活、精力的なライヴ活動を行う彼らの妖怪っぽさで飽食の時代への警鐘を打ち鳴らす。



11.下山(Gezan)/ボアダムズ「ANAL EAT」


関西アンダーグラウンド出身の下山(Gezan)の衝撃のステージを初めて観た時ボアダムズを思い出した。サウンドの隙間を埋める意味不明な電子音やサウンドコラージュに影響が濃い。ボアが最高にハングリーだった頃のジャンクナンバー。



12.トクマルシューゴ/EP-4「Coconut」


このアルバムの総合プロデューサー佐藤薫の曲をカバーするなら誰が適任かと考えたところ浮かんだのが彼の名前。アコギで歌うフォーク系シンガーだが宅録による打ち込みサウンドでEP-4のクールファンクをカバーすると面白い。



13.サイレントサイレン/アナーキー「ノット・サティスファイド」


きゃりーに続く青文字系読モバンド、サイサイには日本パンクの象徴、亜無亜危異のデビュー曲を思い切り弾けた女子力全開で歌ってほしい。腕を真上に上げて「ノット・サティスファイド!」とジャンプすればハピルン間違いなし。3番の歌詞はアナーキーが自粛した♪たった一本の~♪でお願いします(動画参照)。



14.コロボックルズ/フリクション「Crazy Dream」


まだライヴは観たことはないが「Girls Sazanami Beat Vol.5」のオープニングの怒濤のスピードナンバーに驚愕した大阪出身のトリオ、コロボックルズ。2作のミニアルバムで聴ける狂騒ビートと"小人"こと寺田恵子(vo.g)の突き抜けるヴォーカルが爽快極まりない。リズムのシャープな切れ味は初期フリクションのカミソリビートに通じる。今までになく狂おしい夢を見せてくれるだろう。



15.BO NINGEN/不失者「マリアンヌ」


不失者をカバーするという無茶な試練に耐えられるのはロンドン仕込みのこの4人組だけだろう。しかも同じく長髪繋がりのジャックスのカバーのカバーという二重螺旋構造の不条理極まりない挑戦である。まさに苦行だが異国の波にもまれて育ったロック魂で運命を切り拓いて欲しい。早川義夫とも灰野敬二とも違う"壁を越える(Line The Wall)"新たなサイケデリックの指標を築き上げるだろう。


(不失者「マリアンヌ」は58:40〜)

16.前野健太/ヒカシュー「20世紀の終わりに」


テクノ御三家と呼ばれるがヒカシューの曲には日本伝統のウェットな歌心が根付いている。それは巻上公一のカバー集ソロ「民族の祭典」「殺しのブルース」での朗々たる超歌唱で明らか。リリース当時には近未来だったが今や過去の郷愁を感じさせるデビュー曲は"ファックミー"マエケンにより骨格だけ剥き出しの歌謡フォークとして生まれ変わるに違いない。



●初回限定ボーナスCD(プロモーションにも活用)
-「好き好き大好き」リミックスヴァージョンCD:Remix by 小西康陽/Hair Stylistics(中原昌也)/ヒャダイン(前山田健一)

宣伝案
80年代サブカルアイコン戸川純と21世紀のファッション・モンスターきゃりーぱみゅぱみゅの組み合わせを最大限にアピール
J-POP系音楽専門誌を中心にしたパブリ展開/アーティスト稼働による一般誌展開/地上波TV出演/衛星放送・CATV・FMでの特集/連動イベントでの話題作り→TVワイドショー露出

<関連情報>
-発売日はアメリカ独立記念日=Independence Dayの7月4日に設定。インディーズ=Independent Labelとの駄洒落で話題作り。また「チャート対策のため新譜発売日は水曜日」という業界の常識を敢て無視したパンクな発売日設定こそインディーズ精神に基づいた姿勢であるとの主張(開き直り・自己満足)も可能。
-ニューウェイヴほぼ30周年祭(サエキけんぞう提唱)との連動。
-秋元康が満を持して送り出すHKT48のデビューシングルは「スキ!スキ!スキップ!」。この曲のヒットで「好き好き」が流行語になることは必至。

<紙媒体>
[音専誌・カルチャー誌]

-オリコンStyle:きゃりーぱみゅぱみゅ、アーバンギャルド、キノコホテル、でんぱ組.inc等サブカルアイドル特集
-Rockin' On Japan:マリアンヌ東雲(キノコホテル)+松永天馬(アーバンギャルド)対談・表紙
-音楽と人:の子(神聖かまってちゃん)+平沢進(P-MODEL)対談・表紙
-Rolling Stone Japan:前野健太+巻上公一(ヒカシュー)対談
-Marquee:トクマルシューゴが聴く80年代ニューウェイヴカタログ
-Music Magazine:インディーズ精神を現代に継承する新世代バンド特集
-レコードコレクターズ:80'sインディーズ特集
-Top Yell:タワーレコード嶺脇社長+でんぱ組.incの激突インディーズ対談(嶺脇社長は学生時代新宿ロフト通いをしていたと語っておりインディー系ロックにも造詣が深いと思われる)
-ギター・マガジン:Katzuya Shimizu(八十八ヶ所巡礼)+橘高文彦(筋肉少女帯)対談
-ベース・マガジン:マーガレット廣井(八十八ヶ所巡礼)+内田雄一郎(筋肉少女帯)対談
-ドラム・マガジン:賢三(八十八ヶ所巡礼)+美濃介(元筋肉少女帯)対談
-キーボード・マガジン:mono(神聖かまってちゃん)+井上誠(元ヒカシュー)対談
-サウンド&レコーディング・マガジン:中村宗一郎が分析する80年代サウンド特集
-プレイヤー:瀬々信(アーバンギャルド)+立花ハジメ(プラスチックス)対談
-Rooftop:浜崎容子(アーバンギャルド)+佐藤チカ(プラスチックス)巻頭対談
-チェリータイムズ:マヒト(下山)+EYE(ボアダムズ)対談

[一般誌・ファッション誌]
-少年ジャンプ、週刊文春、月刊テレビジョン:きゃりーぱみゅぱみゅ+戸川純 対談・巻頭グラビア&表紙狙い
-AERA:遠藤ミチロウ表紙狙い
-ZIPPER:きゃりーぱみゅぱみゅ+サイレントサイレン 80年代ファッショングラビア
-KERA:きゃりーぱみゅぱみゅ+戸川純 ロリータファッショングラビア
-ゴシック&ロリータバイブル:PLASTICZOOMS+ジュネ(オートモッド)対談&グラビア

<電波媒体>
[TV]

-テレビ朝日系「ミュージック・ステーション」:きゃりーぱみゅぱみゅ&戸川純デュエット出演
-NHK TV「インディーズの逆襲」再放送
-WOWOW、スペースシャワー、スカパーでのPVオンエア、ニューウェイヴ特集番組
-話題性(レコ発イベント、好き好きネタ、独立記念日ネタ)でワイドショー露出

[ラジオ]
-リードトラック「好き好き大好き」全国FMパワープレイ確保
-JFN系・JFL系両ネットワークでの強力オンエア施策「好き好きキャンペーン」

[インターネット]
-LINE,Twitter,Facebookでの口コミ話題作り
-独立記念日ネタで2チャンネル話題作り
-ネットラジオでのSNS連動キャンペーン展開
-DOMMUNEでトークイベントシリーズ配信

<イベント・タイアップ他>
[レコ発イベント]

-東京3DAYSイベント:参加アーティスト+オリジナル・アーティスト総出演=:ZEPP TOKYO Divercityまたは新木場STUDIO COAST(→TV収録・放送→DVD発売)
-大阪・名古屋:クアトロ2DAYS
-ロフトプラスワン:80年代カルチャートークショー
-ヴィレッジヴァンガード、まんだらけ:荒木飛呂彦サイン会

[クラブ・プロモーション]
-「好き好き大好き」リミックス12"アナログ盤を配布、クラブヒットを狙う。
-LONDON NITE(大貫憲章)、club snoozer(田中宗一郎)との連動イベント

[タイアップ]
きゃりーぱみゅぱみゅ「好き好き大好き」CM(携帯・自動車・化粧品etc.)タイアップ狙い/アニメ主題歌狙い

[海外メディア]
不失者×BO NINGENの2マン海外ツアーにより欧米メディアへの露出:WIRE(表紙)/NME/Q Magazine/UNCUT/Metal Hammer(以上UK)/Rolling Stone/SPIN/Billboard/Pitchfork(以上US)/インターネット音楽サイト

●販促案
<店頭展開>

チェーン店施策
-タワーレコード「インディーズの逆襲」キャンペーン:参加アーティストおよびオリジナル・アーティスト作品含め展開
-ディスクユニオン、ローカルインディー系チェーン:オリジナル特典施策
-HMV:ニューウェイヴほぼ30周年祭連動キャンペーン
-TSUTAYA、ローカルチェーン:共通特典施策
-アキバ系コミックショップ:でんぱ組.inc握手・チェキ会
-応募特典:レコ発イベントチケット/サイン入りグッズ

<連動企画・他社商品との共同キャンペーン>
-同じ曲順でオリジナル楽曲コンピレーションCD発売
-「好きよキャプテン21世紀」キャンペーン:キャプテンレコードカタログ紙ジャケ再発シリーズ
-オリジナル・アーティストのカタログ(紙ジャケ)アンコールプレス

企画案
妄想するのは
勝手です

業界関係者各位:実現可能性・採算度外視のトンでも妄想企画なのでご興味があれば自由に活用していただいて結構です。企画料など要求しません。万が一実現の暁にはレビュー用に白盤で結構ですので音資料とジャケット写真のjpgデータをお送りいただければ幸いです。よろしくお願いしますm(_ _)m



昨年10月SOLID RECORDSからリリースされた初音ミクのキャプテンレコードカバー集。
ミクのパンクカバー集、キャプテンレコードコンピも発売中。
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