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クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-08 No.7-2

2010年08月05日 15時49分24秒 | Weblog
<AZZURA>
DBP 2004 2枚組 \1050
ヴェルディ:「アイーダ」
アマリッリ・ニッツァ(S アイーダ) ワルター・フラッカーロ(T ラダメス) 
マリアンネ・コルネッティ(Ms アムネリス) 
アンブロージョ・マエストリ(Br アモナズロ) 
マルコ・スポッティ(Bs ランフィス) オルリン・アナスタソフ(Bs 国王) 
エンツォ・ペローニ(T 伝令) アントネッラ・トレヴィサン(S 巫女)
ダニエル・オーレン(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団,合唱団
録音:2009年8月16日,ヴェローナ
アレーナ・ディ・ヴェローナの定番「アイーダ」。既にいくつもの録音があり
ますが、これは2009年の最新収録です。なんといってもヴェルディ・ソプラノ
として大人気のアマリッリ・ニッツァのアイーダが聞きもの。ラダメスは、
スカラ座でもラダメスを歌ったワルター・フラッカーロ。アムネリスは米国
の名メッゾ、マリアンネ・コルネッティ。アモナズロは、ムーティに重用さ
れたバリトン、アンブロージョ・マエストリ、そして指揮はアレーナ・ディ
・ヴェローナの「アイーダ」と行ったらこの人、ダニエル・オーレン。いか
にもアレーナ・ディ・ヴェローナらしい演奏です。

DBP 2006 2枚組 \1050
ヴェルディ:「ナブッコ」
ピエロ・カップッチッリ(Br ナブッコ) 
リンダ・ローク・ストランマー(S アビガイッレ) 
ロベルト・スカンディウツィ(Bs ザッカリア) 
ヌンツィオ・トディスコ(T イズマエーレ) マルタ・セン(S フェネーナ) 
アルド・ボッティオン(T アブダッロ) コゼッタ・トセッティ(S アンナ) 
カルロ・デル・ボスコ(Bs ベルの大司教)
アントン・グアダーニョ(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団,合唱団
録音:1992年
これは特別なカップッチッリの「ナブッコ」です。というのも、この年のヴェ
ローナでの「ナブッコ」から帰宅する途上でカップッチッリは酷い自動車事故
で重傷を負い、後に復帰はするものの歌手としては第一線は退かざるを得なか
ったからです。この録音では65歳にしてまだまだ立派なナブッコを歌い、大歓
声を浴びています。リンダ・ローク・ストランマーは米国オクラホマ州タルサ
生まれのソプラノ。「アッティラ」のオダベッラやマクベス夫人など、ヴェル
ディ初期のオペラのヒロインで人気を博しました。ザッカリアがロベルト・ス
カンディウツィというのも驚きです。一昔前アレーナの主だったアントン・
グアダーニョが引き締まった音楽を聞かせてくれます。

DBP 2002 2枚組 \1050
プッチーニ:「トゥーランドット」
グレース・バンブリー(S トゥーランドット) 
クリスティアン・ヨハンソン(T カラフ) ミエッタ・シーゲレ(S リュー) 
カルロ・ストリューリ(Bs ティムール) 
マリオ・グッジャ(T 皇帝アルトゥム) 
アルフォンソ・アントニオッツィ(Br ピン) セルジョ・ベルトッキ(T パン)
ヨリオ・ゼンナーロ(T ポン) ジュゼッペ・リーヴァ(Br 役人) 
ブルーノ・バルボ(T ペルシャの王子)
ダニエル・ナザレート(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団,合唱団
録音:1991年7月14日,ヴェローナ
アレーナ・ディ・ヴェローナの定番の一つ、プッチーニの「トゥーランドッ
ト」の録音。トゥーランドットは世界的なメッゾソプラノとして高名なグレ
ース・バンブリー。彼女はいくつかドラマティックなソプラノ役も手がけて
いますが、トゥーランドットの録音は他に見当たりません。豊かな声による
堂々としたトゥーランドットは、歴代の名トゥーランドット歌手に引けを取
らないもの。カラフには、アイスランド出身で日本でもオテッロなどを歌っ
たクリスティアン・ヨハンソン。注目はリューを歌うミエッタ・シーゲレ。
北イタリアロヴェレート出身のシーゲルは、ソプラノ・リリコとして40年近
くに渡って第一線で活躍、また1967年の第5回イタリア歌劇団公演のプッチー
ニ《ラ・ボエーム》でミミを歌っています。しかし録音が極めて少なく、こ
のリューはたいへん貴重。インド出身の作曲家、指揮者のダニエル・ナザレー
トのキリリとした音楽も素晴らしく、アレーナが大いに盛り上がっています。

DBP 2005 2枚組 \1050
プッチーニ:「トスカ」
ダニエラ・デッシ(S トスカ) カルロ・ヴェントレ(T カヴァラドッシ) 
アルベルト・マストロマリーノ(Br スカルピア) 
エリア・トディスコ(Br アンジェロッティ) 
ファビオ・プレヴィアーティ(Bs 堂守) 
アントーニオ・フェルトラッコ(T スポレッタ) 
ニコロ・チェリアーニ(Bs-Br シャルローネ) 
ダリオ・ジョルジェレ(Bs 看守) 
オッターヴィア・ドルッチ(Tr 牧童)
ジュリアーノ・カレッラ(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団,合唱団
録音:2008年7月4日,ヴェローナ
2008年のアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭の中でも特に評判が高かったのが
この「トスカ」。なんと言ってもダニエラ・デッシのタイトルロールというの
が大きな魅力です。カヴァラドッシは、この翌年には新国立劇場でもカヴァラ
ドッシを歌ったカルロ・ヴェントレ。一本気で情熱的な歌はカヴァラドッシ
にピタリ。そして悪役バリトンとしてたいへんに人気の高いアルベルト・マ
ストロマリーノのスカルピアと、主役三人がとても高水準。ジュリアーノ・
カレッラの正統イタリアオペラの指揮も大満足です。

DBP 2003 2枚組 \1050
ビゼー:「カルメン」
ルチアーナ・ディンティーノ(Ms カルメン) 
マルコ・ベルティ(T ドン・ジョゼ) 
ジョルジョ・スリアン(Bs エスカーミリョ) 
マリア・ルイージャ・ボルシ(S ミカエラ) 
クリスティーナ・パストレッロ(S フラスキータ) 
ミレーナ・ヨシポヴィッチ(Ms メルセデス) 
ファビオ・プレヴィアーティ(Bs ダンカイロ) 
ルカ・カザリン(T レメンダード) 
ヴィクトル・ガルシア・シエラ(Bs スニガ) 
マルコ・カマストラ(Br モラレス) 
リュー・ジャ(指)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団,合唱団
録音:2006年6月30日,ヴェローナ
「カルメン」もアレーナ・ディ・ヴェローナでは人気演目の一つ。2006年の
上演では、ヴェルディ・メッゾとしてスカラ座でも活躍したルチアーナ・ディ
ンティーノのカルメンに、これまたヴェルディ・テノールとして昨今極めて
人気の高いマルコ・ベルティのジョゼという魅力的な組み合わせ。普通バリ
トンが歌うエスかミーリョを珍しくバスのスリアンが受け持ち、重厚な歌を
聞かせてくれます。

DBP 2008 2枚組 \1050
プッチーニ:「トゥーランドット」
マリア・ドラゴーニ(S トゥーランドット)
フランコ・ファリーナ(T カラフ) マリア・ルイージャ・ボルシ(S リュー)
リッカルド・フェラーリ(Bs ティムール) 
マッシモ・ラ・グァルディア(T アルトゥム) 
マルコ・カマストラ(Br ピン) オルフェオ・ザネッティ(T パン) 
ニコラ・パミオ(T ポン) アレッサンドロ・ルオンゴ(Br 役人)ほか
ケリー=リン・ウィルソン(指)
チッタ・リリカ管弦楽団,合唱団
録音:2004年7月,トッレ・デル・ラーゴ
湖畔の野外劇場でのプッチーニとして知られるトッレ・デル・ラーゴ・プッ
チーニ音楽祭でのライヴ。この2004年は第50回とあって上演にも力が入りま
した。「トゥーランドット」のタイトルロールは、ヴェルディやプッチーニ
を中心に活躍するイタリア人ソプラノ、マリア・ドラゴーニ。カラフは、こ
の役のスペシャリストと言ってもよさそうなほど何度も歌っている米国のテ
ノール、フランコ・ファリーナ。またマリア・ルイージャ・ボルシもリュー
が当たり役で、スカラ座では浅利慶太演出の「トゥーランドット」でリュー
を歌っています。ケリー=リン・ウィルソンはカナダの指揮者。近年ではイ
タリア出の活躍が目立ちます。ちなみにメトロポリタン歌劇場の総裁ピータ
ー・ゲルプの奥さんです。

DBP 2009 2枚組 \1050
プッチーニ:「エドガール」
マルコ・ベルティ(T エドガール) 
ロッサーナ・リナルディ(Ms ティグラーナ) 
クリスティーナ・ガイヤルド=ドマス(S フィデーリア) 
ルカ・サルシ(Br フランク) 
フィリッポ・ポオリネッリ(Bs グァルティエーロ)
ピエール・ジョルジョ・モランディ(指)
プッチーニ音楽祭管弦楽団,合唱団
録音:2008年8月,トッレ・デル・ラーゴ
プッチーニ音楽祭というくらいですから、トッレ・デル・ラーゴではプッチー
ニの珍しいオペラも舞台にかけられます。2008年には「エドガール」が上演
されました。「エドガール」はプッチーニの二作目のオペラで、1889年にス
カラ座で初演されたものの、散々な不評に終わりました。その後プッチーニ
は十数年に渡ってあちこち手直しをしたものの、ついに人気を得ることがで
きませんでした。しかし近年、若き日のプッチーニの意欲作として上演も増
えています。録音が僅かしかないのでこの新録音はプッチーニアンから歓迎
されることでしょう。しかもマルコ・ベルティのエドガール、クリスティー
ナ・ガイヤルド=ドマスのフィデーリア、ロッサーナ・リナルディのティグ
ラーナと、ちょっとビックリするほど充実したキャストです。



<MIRARE>
MIR 119 2枚組 \4180
シューベルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第18(20)番ト長調Op.78 D.894「幻想ソナタ」
ピアノ・ソナタ第20(21)番イ長調D.959
ジャン=クロード・ペヌティエ(P)
録音:2009年11月リモージュ、フランス
フランスの名手ジャン=クロード・ペヌティエ。彼はこれまでシューベルトの
ピアノ・ソナタの録音を断り続けていたそうです。このアルバムはまさに「機
は熟した」と言うべき高い説得力を持つ、聴き手に訴えかける演奏です。
「幻想ソナタ」は全体的に少し遅めのテンポを取り、沈黙から音楽を引き出
しているような、悟りの境地の静けさを感じさせる名演です。またピアノ・
ソナタD.959 は一転、ときおり見せる激しさと朗々とした歌を美しく聴かせ、
ペヌティエの懐の深さを感じます。ペヌティエは9月に東京、名古屋、大阪で
行われる「ル・ジュルナル・ド・パリ /パリの印象主義時代の音楽日記」で
来日予定。

MIR 116 \2500
シャブリエ:10の絵画風小品、即興曲ハ長調、5つの遺作、幻想的なブレー
ラヴェル:シャブリエ風に
エマニュエル・シュトロッセ(P)
録音:2009年11月リモージュ、フランス
シャブリエはフランス近代音楽に欠かすことのできない作曲家の一人。エスプ
リ溢れるシャブリエのピアノ作品をエマニュエル・シュトロッセの豊かな音色
で鮮やかに聴かせてくれます。シャブリエの代表作「10の絵画風小品」は10曲
からなる作品。洒脱な色彩感覚のもと一つ一つが異なった魅力に彩られていま
す。シュトロッセはシャブリエの音のパレットに戯れるような軽やかな演奏が
印象的。最後に収録されたラヴェルの「シャブリエ風に」は、ラヴェルのシャ
ブリエへの愛着が表れた作品です。

MIR 120 \2500
メンデルスゾーン:
弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op. 13、
弦楽四重奏曲第6番へ短調Op.80、
カプリッチョ ホ短調
モディリアーニ弦楽四重奏団
【フィリップ・ベルナール(Vn)、ロイック・リョー(Vn)、
ローラン・マルフェング(Va)、フランソワ・キエフェル(Vc)】
パリ国立音楽院在学中に結成したモディリアーニ弦楽四重奏団。才気溢れる彼
らが今回挑むのはメンデルスゾーン。甘く切ない旋律を4人の叙情に富んだ音
色が胸をかきたてる弦楽四重奏第2番。そしてメンデルスゾーン最愛の人、姉
のファニーを亡くした悲しみの中で作曲した弦楽四重奏第6番は、メンデルス
ゾーンの嘆き悲しむ心がストレートに表現された傑作。俊英4人の鬼気迫る演
奏は圧巻です。
モディリアーニ弦楽四重奏団は9月に東京、名古屋、大阪で行われる「ル・
ジュルナル・ド・パリ /パリの印象主義時代の音楽日記」で来日予定。




<ALQHAI & ALQHAI>
ALQHAI 002 \2080
天国と地獄のヴィオル
マラン・マレ(1665-1728):
ヴィオル曲集第4巻「異国趣味の組曲」(1717)から
タタール人の行進/アルマンド「尊大」/アラベスク/夢想/旋風
ヴィオル曲集第3巻(1711)から 荘重なサラバンド
ヴィオル曲集第5巻(1725)から ペルシア人の行進「サヴィニー」
アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):
ヴィオル曲集(1747) 組曲第5番 から
ラモー/ギニョン/レオン、サラバンド/モンティニ/ジュピター
マラン・マレ:ヴィオール曲集第1巻(1686)から シャコンヌ
アッカデーミア・デル・ピアチェーレ
ファーミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ディレクター)
ラミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミゲル・リンコン(テオルボ、バロックギター)
録音:2009年1月、セビリャ(スペイン)、スタジオ・スプートニク
セビリャ生まれのヴィオル奏者、ファーミとラミのアルクアイ兄弟が自ら創設
したレーベル「ALQHAI & ALQHAI」からリリースする第2弾は、「天使のマレ、
悪魔のフォルクレ」と称されたフランス・バロックの二大ヴィオル(ヴィオラ
・ダ・ガンバ)奏者の作品集。演奏はまさにアルクアイ兄弟の超絶技巧が炸裂、
まるでマレとフォルクレの音楽が薄暗いフランスの宮廷からアンダルシアの灼
熱の太陽の下に引きずり出すかのよう。スマートさを志向せずザックザックと
切り刻むように弾き進むその気迫に唖然とさせられます。「凄いガンバを聴い
てしまった」・・・そんな感想間違いなしの驚くべきアルバムです。
外装・本体の規格番号表記「Alqhai&Alqhai002」が長すぎるため、
「ALQHAI 002」として管理いたします。


ALQHAI 001 \2080
【旧譜再案内】
エロスの涙 イタリア初期バロック音楽
ベネデット・フェラーリ(1597-1681):Amanti io vi so dire
サロモーネ・ロッシ(1570頃-1630):トルディリョーネのアリアによるソナタ
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
喜べ、おお、森よ、おお、風よ[Gioite o selve, o venti]
ステファノ・ランディ(1590-1639):Damigella tutta bella
ルカ・マレンツィオ(1553?-1599?):
アモールは真珠の涙をこぼし[Liquide perle Amor]
ビセンテ・パリリャ:
アモールは真珠の涙をこぼし(ルカ・マンレンツィオのマドリガーレによる)
フランチェスコ・マリア・バッサーニ:Tocata per B quadro
リッカルド・ロニョーノ(1555頃-1620):
Ancor che c'ol partire(チプリアーノ・デ・ローレのマドリガーレによる)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(1594年頃活躍):
Io son ferito ahi lasso
サロモーネ・ロッシ:シンフォニア・グラーヴェ
ジローラモ・フレスコバルディ:
大いなる十字架の下に[A pie della gran Croce]
サロモーネ・ロッシ:ソナタ第5番
ビアージョ・マリーニ(1597頃-1665):Novello Cupido
チャッコーナ(シャコンヌ)による即興
アッカデーミア・デル・ピアチェーレ
マリビ・ブラスコ(ソプラノ) フアン・サンチョ(テノール)
ビセンテ・パリリャ(リコーダー)
ラミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス、ヴィオリーノ・ダ・ガンバ)
イレネ・ゴメス(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス) 
フアン・ラモン・ララ(ヴィオローネ)
ラムセス・プエンテ(ヴァイオリン) バルバラ・セラ(ファゴット)
ミゲル・リンコン(テオルボ、バロックギター)
エンリケ・ソリニス(アーチリュート、バロックギター)
アルベルト・マルティネス・モリナ(チェンバロ) アルバロ・ガリド(打楽器)
ファーミ・アルクアイ
(ヴィオラ・ダ・ガンバ・バス、ヴィオリーノ・ダ・ガンバ、ディレクター)
録音:2006年9月1-5日、セビリャ(スペイン)、平和の聖母マリア教会





<SEDEM>
CD 23(DCD 267) \2250
スペイン・ロマン派ピアノ音楽の巨匠たち
ペドロ・ペレス・アルベニス(1795-1855):
Il Edu Garaitú(古いバスクの主題によるピアノのための華麗な幻想曲)
ペドロ・ティントレル(1814-1891):劇的幻想曲 Op.6
フアン・マリア・ゲルベンス(1819-1886):マミタ(ハバネラ)
マルティン・サンチェス・アリュ(1823-1858):モーロ人のため息/巡礼者
マルシアル・デル・アダリド(1826-1881):ワルツ即興曲
アドルフォ・デ・ケサダ(1830-1880):葬送行進曲
ダマソ・サバルサ(1835-1894):田園風景 から
スペインの祭,籠の中に,薄暗い木立ち,田園の朝,慎み深い農民
ビセンテ・スロン(1871-1915):演奏会用アレグロ
ミゲル・アンヘル・カストロ(ピアノ)
録音:2009年7月25-26日、サンタ・クルス・デ・テネリフェ、
カナリア諸島高等音楽院ホール
サルスエラばかりに注目が集まるスペイン・ロマン派音楽ですが、ピアノ音楽
もショパンやリストらの影響を受けながら発展を遂げていました。これは聴く
機会の少ない19世紀スペインのコンポーザー=ピアニストたちの作品を概観か
つ堪能できるアルバムです。ミゲル・アンヘル・カストロはサンタ・クルス・
デ・テネリフェに生まれ、ホアキン・ソリアノ(マドリード高等音楽院)、セル
ゲイ・ドレンスキー(モスクワ・チャイコフスキー音楽院)等に師事したスペイ
ンのピアニスト。

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★お薦め演奏会のご案内とご招待のお知らせ★
ベルリン・フィルの首席ヴィオリスト清水直子の帰国演奏会が行なわれます。
CDではなかなか味わう事の出来ない旬の実力派のリサイタルはお薦めです。
今回フィリアホールのご好意で、当店のメルマガとブログの読者を対象に、
一組二名様のご招待をさせていただく事になりました。
ご招待ご希望の方は、購読のメルマガ名かご覧になったブログ名、お申し込み
者のお名前をご記入の上、当店にメールでお申し込み下さい。
goodies2@pc.highway.ne.jpまで
締め切り:8月8日
当選された方には8月9日に当店よりメールにてご連絡させていただきます。
※チケットは当日会場受付にてお渡しとなりますが、お申し込みご本人様
のみのお受け取りとなりますのでご了承下さい。(Goodies)

★土曜ソワレシリーズ《女神との出逢い》第204回★
清水直子 ヴィオラ・リサイタル
8月14日(土)18:00開演 フィリアホール(東急田園都市線青葉台駅徒歩3分)

ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタOp.25-4
J.S.バッハ:
カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992(ピアノ・ソロ)
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2
ホリガー:無伴奏ヴィオラのためのトレマ
クラーク:ヴィオラとピアノのためのソナタ

ピアノ:オズガー・アイディン

パートナーのオズガー・アイディンとの心の通ったアンサンブルは、前回2007
年のシューマンやフランクでも、我々聴き手の心を強く揺さぶりました。今回
は王道ブラームスに加えて、ヒンデミット、オーボエの神様&作曲家H.ホリガ
ー、イギリスの女性作曲家R.クラークなど、興味深いプログラムです。

S:\5000 A:\4000 学生券 \1000(当日残席がある場合のみ)
会場:フィリアホール(東急田園都市線青葉台駅徒歩3分)
お問合せ:フィリアホールチケットセンター045-982-9999
http://www.philiahall.com(24時間オンライン予約)